全ての記事の表示

POSTE aux MEMORANDUM(8月)月次掲示板
2020/08/31
てのひらに蝉のぬけがら ぬけがらを残して人はただ一度死ぬ・・・永田和宏
2020/08/10
むずかしいことに/飽いて/どうしてもカンタンにしたい/では/イチニのサン・・・三井葉子
2020/08/09
藤原光顕の歌「また春がきて25首」・・・木村草弥
2020/08/08
長嶋南子詩集『海馬に乗って』・・・木村草弥
2020/08/08
陽が射せばトップレスもゐる素裸がティアガルテンの草生を埋む・・・木村草弥
2020/08/08
詩と連句「おたくさ」Ⅲ─5・・・鈴木漠
2020/08/07
暦には立秋とある今日の午後黍の葉鳴らす風吹きいでぬ・・・筏井嘉一
2020/08/07
蓮の葉は静かになりぬ戦いにさやぎて死にし兵のごとくに・・・香川進
2020/08/06
うらごゑのどこからかして夾竹桃・・・高島茂
2020/08/05
朝顔を培ふは多けれど夕顔は珍しと言ひて人は褒めをり・・・木村草弥
2020/08/04
「未来山脈」掲載作品2020/08「隣の芝生」・・・木村草弥    
2020/08/03
桃の実のほのぼのと子を生まざりし・・・きくちつねこ
2020/08/03
軽く飲む筈の深酔さるすべり・・・大牧広
2020/08/02
晴朗の乳と蜜の夢セーヌ川の汀をあゆむをとめに逢ひぬ・・・川口美根子
2020/08/01
POSTE aux MEMORANDUM(7月)月次掲示板
2020/07/31
「人間の労苦は風のやうなもの」ギルガメッシュ叙事詩はわが胸を打つ・・・川口美根子
2020/07/30
食べるたび生はあかるみ食べるたび死は近づきぬかなた万緑・・・小谷陽子
2020/07/29
桔梗やきりりと辛き飛騨の酒・・・草間時彦
2020/07/28
黄檗の寺の駄犬や花ざくろ・・・阿片瓢郎
2020/07/27
上目つかひ下目つかふも面倒なり遠近両用眼鏡ままならず・・・木村草弥
2020/07/26
身籠りて子の手花火をまぶしがる・・・遠藤とみじ
2020/07/25
海へ出る砂ふかき道浜木綿に屈めばただに逢ひたかりけり・・・木村草弥
2020/07/24
季節くれば花を求めて飛んでゆく美しき翅よ うす青き蝶・・・木村草弥
2020/07/23
入浴剤こよひは「有馬」あすは「別府」せめては家居の夜々を楽しむ・・・木村草弥
2020/07/22
守宮かなし灯をいだくときももいろに・・・服部京女
2020/07/21
宮沢肇詩論集『一本の葦』・・・木村草弥
2020/07/20
青虫がひたすら茎をのぼりゆく新芽の色の何とおしいさう・・・木村草弥
2020/07/20
銀漢やどこか濡れたる合歓の闇・・・加藤楸邨
2020/07/19
仏桑華あかあかと咲く城跡の日だまり小さきイグアナが陽を浴ぶ・・・木村草弥
2020/07/18
蛸壺やはかなき夢を夏の月・・・松尾芭蕉
2020/07/17
順礼は心がすべて 歩きつつ自が何者か見出さむため・・・木村草弥
2020/07/16
閑林に独り座す草堂の暁/三宝の声一鳥に聞こゆ/一鳥声有り 人心有り /声心雲水倶に了了・・・空海
2020/07/15
仏桑花真紅の声を挙げて基地・・・山田みづえ
2020/07/14
照屋眞理子句集『猫も天使も』・・・木村草弥
2020/07/13
ものなべて光らぬもののなかりけり<のれそれ>は海を光らせて 夏・・・木村草弥
2020/07/13
土鈴ふる響きおもはせ驟雨きて梅雨あけ近しと知らすこのごろ・・・木村草弥
2020/07/12
藤原光顕の歌「捨てた本20首」・・・木村草弥
2020/07/11
おのづから陥穽ふかく来しならむ蟻地獄なる翳ふかき砂・・・木村草弥
2020/07/11
砂浜にひと叢さかる豌豆は縋るものなし 虚空に蔓を・・・木村草弥
2020/07/10
詩作品 「酒食日記」・・・冨上芳秀
2020/07/09
書評─木村草弥歌集『信天翁』・・・・・・・・・・・・・冨上芳秀
2020/07/09
父の眸や熟れ麦に陽が赫つとさす・・・飯田龍太
2020/07/09
ガラスを透く守宮の腹を見てをれば言ひたきことも言へず 雷鳴・・・木村草弥
2020/07/08
蝙蝠や西焼け東月明の・・・平畑静塔
2020/07/07
深爪を剪りし疼きや花石榴・・・鈴木真砂女
2020/07/06
向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ・・・前田夕暮
2020/07/05
とうすみはとぶよりとまること多き・・・富安風生
2020/07/04
全長のさだまりて蛇すすむなり・・・山口誓子
2020/07/03
「未来山脈」掲載作品2020/07「最後の審判」・・・木村草弥    
2020/07/02
三井修エッセイ集『雪降る国から砂降る国へ』・・・木村草弥
2020/07/02
戦争に遠くブーゲンビリア咲く・・・玉山翆子
2020/07/02
高尾恭子歌集『裸足のステップ』・・・木村草弥
2020/07/01
山椒の脇すぎたれば葉ずれして匂ひたつなりすずやかなる香・・・木村草弥
2020/07/01
POSTE aux MEMORANDUM(6月)月次掲示板
2020/06/30
踏まれながら花咲かせたり大葉子もやることはやつてゐるではないか・・・安立スハル
2020/06/29
イタセンパラは絶滅危惧種の魚なり木津川の<わんど>に潜みゐるといふ・・・木村草弥
2020/06/28
生きるとは/朽ちはてることだが/草の茎を噛んで立っていること/きついにがみをのみつくすこと・・・丹野文夫
2020/06/27
六月の氷菓一盞の別れかな・・・中村草田男
2020/06/26
草笛で呼べり草笛にて応ふ・・・辻田克巳
2020/06/25
まどろみて覚むればつよき梔子の香りまとひて黒猫が過ぐ・・・木村草弥
2020/06/24
蟇歩く到り着く辺のある如く・・・中村汀女
2020/06/23
蟇誰かものいへ声かぎり・・・加藤楸邨
2020/06/22
高旨清美歌集『雀のミサ曲』・・・木村草弥
2020/06/21
虹消えて了へば還る人妻に・・・三橋鷹女
2020/06/21
茹であげしアスパラガスが蒼々と皿に盛られて朝餉は愉し・・・木村草弥
2020/06/20
村島典子の歌「うしろの正面だあれ」30首・・・木村草弥
2020/06/19
青蛙おのれもペンキぬりたてか・・・芥川龍之介
2020/06/19
わが味蕾すこやかなるか茱萸ひとつ舌に載すれば身に夏の満つ・・・木村草弥
2020/06/18
クレソンに高嶺の水がかよひ初め山荘区切るせせらぎがあつた・・・木村草弥
2020/06/17
葉桜となりし座敷の利茶かな・・・木村亞土/太宰治『パンドラの匣』の底本「木村庄助日誌」
2020/06/16
千種創一歌集『千夜曳獏』・・・木村草弥
2020/06/15
椎落花煩悩匂ふ無尽かな・・・川端茅舎
2020/06/15
忍冬に茶事の客あり朝日窯・・・田下宮子
2020/06/14
君が育て君が摘み来し食卓のスイカズラ甘く匂いていたり・・・鳥海昭子
2020/06/13
鶴首の瓶のやうなる女うたふ<インパラディスム>清しき声音・・・木村草弥
2020/06/12
イシュタルの門の獅子たち何おもふ異国の地にぞその藍の濃き・・・木村草弥
2020/06/11
三代に憂き事もあれ古時計いま時の日に平成刻む・・・木村草弥
2020/06/10
六月の花嫁見ゆるチャペルかな・・・秋山玲子
2020/06/09
豌豆の多きところを仏飯に母に供へん七七忌けふ・・・木村草弥
2020/06/08
ひっそりと卯の花匂う露地を来て今は秘密とするものもなく・・・鳥海昭子
2020/06/07
サムサノナツハオロオロアルキ/ホメラレモセズ/クニモサレズ/サウイフモノニ/ワタシハナリタイ・・・宮澤賢治
2020/06/06
現代短歌新聞2020年六月号掲載『信天翁』書評・・・梓志乃
2020/06/05
葭切のさからひ鳴ける驟雨かな・・・渡辺水巴
2020/06/05
重たげなピアスの光る老いの耳<人を食った話>を聴きゐる・・・木村草弥
2020/06/04
フェロモンを振りまきながら華やぎて粧ひし君が我が前をゆく・・・木村草弥
2020/06/03
古谷鏡子詩集『浜木綿』・・・木村草弥
2020/06/02
白菖蒲過去なくて人生きられず・・・稲垣きくの
2020/06/02
「未来山脈」掲載作品2020/06「ロマネスク」・・・木村草弥    
2020/06/01
栗咲くと森のいきものなまめける・・・能村登四郎
2020/06/01
POSTE aux MEMORANDUM(5月)月次掲示板
2020/05/31
宗鑑の雨の軸かけ五月尽・・・後藤比奈夫
2020/05/30
生き堪へて身に沁むばかり藍浴衣・・・橋本多佳子
2020/05/29
山口謡司 『〈ひらがな〉の誕生』 『文豪の凄い語彙力』・・・木村草弥
2020/05/28
葉桜の翳る座敷に滴りの思ひをこらし利茶をふふむ・・・木村草弥
2020/05/28
山口謡司 『てんてん』 『日本語を作った男 上田万年とその時代』・・・木村草弥
2020/05/27
揉みあがる新茶の温み掌にとれば溢るる想ひ思慕のごとしも・・・木村草弥
2020/05/27
やまぐちヨウジ『妻はパリジェンヌ』・・・木村草弥
2020/05/26
しぼり出すみどりつめたき新茶かな・・・鈴鹿野風呂
2020/05/26
みづからを思ひいださむ朝涼しかたつむり暗き緑に泳ぐ・・・山中智恵子
2020/05/25
洗礼名マリアなる墓多ければ燭ともす聖母の花アマリリス・・・木村草弥
2020/05/24
万緑の中や吾子の歯生えそむる・・・中村草田男
2020/05/23
鼻の穴涼しく睡る女かな・・・日野草城
2020/05/22
石楠花に渓流音をなせりけり・・・清崎敏郎
2020/05/21
古田鏡三歌集『せせらぎ』・・・木村草弥
2020/05/20
ががんぼの五体揃ひてゐし朝・・・平山邦子
2020/05/20
山口謡司 『 ん 日本語最後の謎に挑む』・・・木村草弥
2020/05/19
すぎし時もきたる日も/わすれたる昼の夢なれや/ただ今宵/君とともにあるこそ 真実なれ・・・竹久夢二
2020/05/19
山口謡司『日本語の奇跡』<アイウエオ>と<いろは>の発明・・・木村草弥
2020/05/18
「ら」抜き言葉のこと・・・木村草弥
2020/05/18
石畳 こぼれてうつる実桜を/ 拾ふがごとし!/思ひ出づるは・・・土岐善麿
2020/05/17
はつなつ の かぜ と なりぬ と みほとけ は をゆび の うれ に ほの しらす らし・・・会津八一
2020/05/16
つちふるや日輪たしかに黄に変じ・・・山口素逝
2020/05/15
松延羽津美歌集『水の神さま』・・・木村草弥
2020/05/14
舞へ舞へかたつぶり、/舞はぬものならば、/踏みわらせてん、/まことに美しく舞うたらば、/花の園まで遊ばせん・・・『梁塵秘抄』
2020/05/14
柿若葉愛静かなる日を照るも・・・岩崎富美子
2020/05/13
詩と連句「おたくさ」Ⅲ─4・・・鈴木漠
2020/05/12
藤目俊郎氏撮影「芥川クサフジ」・・・木村草弥
2020/05/12
享けつぎて濃く蘇るモンゴル系ゐさらひの辺に青くとどめて・・・木村草弥
2020/05/12
からころも/着つつなれにし/妻しあれば/はるばる来ぬる/旅をしぞおもふ・・・在原業平
2020/05/11
老いびとにも狂気のやうな恋あれと黒薔薇みつつ思ふさびしさ・・・木村草弥
2020/05/10
手にすくふ水に空あり菖蒲田の柵に病後の妻と凭りゐつ・・・木村草弥
2020/05/09
『山法師』松林尚志句集・評〈しなやかな野生美 山中葛子〉・・・木村草弥
2020/05/08
大いなる月の暈ある夕べにて梨の蕾は紅を刷きをり・・・木村草弥
2020/05/08
杭いつぽん打ちこみをれば野の蕗が杭の根もとに淡き香はなつ・・・木村草弥
2020/05/07
豊作を願う石楠花採りて来し学徒の戦死語りつぐべし・・・鳥海昭子
2020/05/06
食卓に置きたる壺の山吹は散るにまかせつ黄の濃き花びら・・・木村草弥
2020/05/05
地球儀を廻せば果てなし世界地図母国がいつも中心にあり・・・愛知県 浅井のりこ
2020/05/04
草餅を焼く天平の色に焼く・・・有馬朗人
2020/05/03
「未来山脈」掲載作品2020/05「閉所恐怖症」・・・木村草弥    
2020/05/02
水にじむごとく夜が来て燃ゆるてふスノーフレーク白き花なり・・・木村草弥
2020/05/02
暗闇を泳ぐ生きものだったからまなこをなくしたのねペニスは・・・佐藤弓生
2020/05/01
POSTE aux MEMORANDUM(4月)月次掲示板
2020/04/30
おまえの髪はおまえの街の傾いた海/光の輪が 無数のめまいと揺れている海・・・大岡信
2020/04/29
うらうらに照れる春日にひばりあがり心かなしもひとりし思へば・・・大伴家持
2020/04/28
「信天翁」私信と抽出歌・・・須賀まさ子
2020/04/27
すみれ花むらさきの香に咲き出でて吾に親しき春を挿したり・・・木村草弥
2020/04/27
残生はいかに過ぐらむ老いの目に苺は朱し一つ一つが・・・木村草弥
2020/04/26
連翹のまぶしき春のうれひかな・・・久保田万太郎
2020/04/25
若き尼御厨子に春の灯をささぐ・・・水原秋桜子
2020/04/24
蒲公英のほとりから沙無限かな・・・加藤楸邨
2020/04/23
春から初夏の蝶たち・・・木村草弥
2020/04/22
池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入れな・・・大伴家持
2020/04/22
春がすみいよよ濃くなる春昼間のなにも見えねば大和と思へ・・・前川佐美雄
2020/04/21
京都新聞「京都文芸」欄「詩歌の本棚・新刊歌集」真中朋久執筆『信天翁』評
2020/04/20
ほろほろと桜ちれども玉葱はむつつりとしてもの言はずけり・・・岡本かの子
2020/04/20
第二詩集『愛の寓意』所載・詩「アダージェット」・・・木村草弥
2020/04/19
げんげ田にまろべば空にしぶき降る架かれる虹を渡るは馬齢・・・木村草弥
2020/04/19
老いらくの肩にぞ触るる枝先のしだれてこの世の花と咲くなり・・・木村草弥
2020/04/18
ながらみ書房「短歌往来」2020/五月号掲載『信天翁』書評
2020/04/17
夜ざくらは己が白さに耐へかねてほろほろ散りぬ 死を覚えゐよ・・・木村草弥
2020/04/17
浴槽に花の筏がただよふよ春のゆふべの花いちもんめ・・・木村草弥
2020/04/16
福岡伸一『動的平衡』・・・木村草弥
2020/04/15
沈丁の香にひたりゐて過去は過去・・・上村占魚
2020/04/15
はねず色のうつろひやすき花にして点鬼簿に降る真昼なりけり・・・木村草弥
2020/04/14
老桜は残さず花を散らしけりかにかくに見るはるかなる宙・・・木村草弥
2020/04/13
自が生地選べぬままに老い古りぬ桜の一樹わが生もまた・・・木村草弥
2020/04/12
紫大根の花が咲いていた /待たれることなく /咲き出すのだ・・・高田敏子
2020/04/11
ある日/ポロリと歯が抜けて /御飯の中におちた。 /てのひらに転がしながら・・・天野忠
2020/04/10
雪柳ふぶくごとくに今や咲く・・・石田波郷
2020/04/09
百枚の浴衣を干すも花の中・・・高野素十
2020/04/08
木村安夜子歌集『言がたり』・・・木村草弥
2020/04/07
藤目俊郎氏撮影「小塩山カタクリ」・・・木村草弥
2020/04/07
花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ・・・杉田久女
2020/04/07
藤原光顕の歌「雑詠20首」・・・木村草弥
2020/04/06
外にも出よ触るるばかりに春の月・・・中村汀女
2020/04/06
うすべにのゆく手に咲ける夕ざくら父なる我の淡きものがたり・・・木村草弥
2020/04/05
石川美南歌集『体内飛行』・・・木村草弥
2020/04/04
生欠伸とめどなく湧く昼さがり老いは近寄るつとさりげなく・・・木村草弥
2020/04/04
加太の海の底ひの鹿尾菜花咲くと・・・阿波野青畝
2020/04/03
「未来山脈」掲載作品2020/04「或る夕餉」・・・木村草弥    
2020/04/02
灰若布湯掻くたちまち海のいろ・・・渡辺輝子
2020/04/02
三鬼忌や今日を盛りの山桜・・・和田富子
2020/04/01
POSTE aux MEMORANDUM(3月)月次掲示板
2020/03/31
桜草買ひ来このごろ気弱にて・・・安住敦
2020/03/30
ムスカリの傍に置ける愛の詩集湖より吹ける風はむらさき・・・木村草弥
2020/03/29
京都新聞社南部支社長・大橋晶子さんが定年退職される。・・・木村草弥
2020/03/28
馬部隆弘『椿井文書』──日本最大級の偽文書・・・木村草弥
2020/03/28
きさらぎの空ゆく雲を指さして春ならずやと君にささやく・・・太田水穂
2020/03/28
かもめ来よ天金の書をひらくたび・・・三橋敏雄
2020/03/27
春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出でたつ少女・・・大伴家持
2020/03/26
東野翠れん『イスラエルに揺れる』・・・木村草弥
2020/03/25
次に落つる椿がわかる一童女・・・和田耕三郎
2020/03/24
木村草弥歌集「信天翁」を読む・・・光本恵子
2020/03/23
村島典子の歌「花を売る老婆」33首・・・木村草弥
2020/03/23
赤い椿白い椿と落ちにけり・・・河東碧梧桐
2020/03/23
「信天翁」私信と抽出歌・・・佐田公子。山下雅子。
2020/03/22
「信天翁」私信と抽出歌・・・小谷陽子
2020/03/22
生きる途中土筆を摘んでゐる途中・・・鳥居真理子
2020/03/22
日高敏隆『春の数えかた』・・・木村草弥
2020/03/21
連翹の花にとどろくむなぞこに浄く不断のわが泉あり・・・山田あき
2020/03/20
春潮のあらぶるきけば丘こゆる蝶のつばさもまだつよからず ・・・坪野哲久
2020/03/19
春さればしだり柳のとををにも妹は心に乗りにけるかも・・・柿本人麻呂
2020/03/18
鮭ぶち切って菫ただようわが夕餉・・・赤尾兜子
2020/03/17
「信天翁」私信と抽出歌・・・萩岡良博
2020/03/16
「信天翁」私信と抽出歌・・・北神照美
2020/03/16
「信天翁」私信と抽出歌・・・山本孟
2020/03/16
花の芯すでに苺のかたちなす・・・飴山実
2020/03/16
「信天翁」私信と抽出歌・・・神田鈴子
2020/03/15
内田正美詩集『野の棺』・・・木村草弥
2020/03/15
深海魚光に遠く住むものはつひにまなこも失ふとあり・・・堀口大学
2020/03/15
「信天翁」私信ほか・・・花岡カヲル
2020/03/14
花冷や箪笥の底の男帯・・・鈴木真砂女
2020/03/14
木村草弥歌集『信天翁』書評・・・谷内修三
2020/03/13
なで肩のたをやかならむ真をとめがパットの肩をそびやかし過ぐ・・・木村草弥
2020/03/13
稲田病院が倒産した・・・木村草弥
2020/03/12
「信天翁」私信と抽出歌・・・貝沼正子
2020/03/12
水取りや氷の僧の沓の音・・・松尾芭蕉
2020/03/12
「信天翁」十首抄・・・三井修
2020/03/11
三月十一日の悲劇を忘れないために・・・木村草弥
2020/03/11
武藤ゆかり歌集『異界伝説』・・・木村草弥
2020/03/10
指先をいつもより濃きくれなゐに染めてひとりの午後を楽しむ・・・鈴木むつみ
2020/03/10
賞味期限切れた顔ねと言ひながら鏡の中の妻は紅ひく・・・木村草弥
2020/03/09
「信天翁」私信と抽出歌・・・阪森郁代。小野雅子。佐々木則子。松林尚志。伝田幸子。今井千鶴。
2020/03/08
「信天翁」私信と抽出歌・・・島本融
2020/03/08
「信天翁」私信と抽出歌・・・藤原光顕
2020/03/08
春愁やくらりと海月くつがへる・・・加藤楸邨
2020/03/08
太宰治研究者の浅田高明氏が亡くなった・・・木村草弥
2020/03/07
木村草弥歌集『信天翁』に寄せて・・・武藤ゆかり
2020/03/07
丸まりて死をよそほへるだんご虫をいつ動くかと子らじつと待つ・・・辰濃恵美子
2020/03/07
わが一生にいくたりの族葬りしや春の疾風はすさまじく吹く・・・木村草弥
2020/03/06
北神照美歌集『ひかる水』・・・木村草弥
2020/03/05
「信天翁」私信と抽出歌・・・高旨清美。市川光男。
2020/03/05
「信天翁」私信と書評・・・笠原真由美
2020/03/05
水あふれゐて啓蟄の最上川・・・森澄雄
2020/03/05
「潮」誌最近号から・・・木村草弥
2020/03/04
「信天翁」私信と抽出歌・・・三好俊明。木下忠彦。天野和子。小畑庸子。小西久二郎。山下正子。永井章子。涸沢純平。
2020/03/04
「信天翁」私信と抽出歌・・・宮章子
2020/03/04
木村草弥第七歌集『信天翁』鑑賞・・・三浦 好博
2020/03/04
加山又造・前本ゆふ 画文集『ゆふ』・・・木村草弥
2020/03/04
「信天翁」私信と書評・・・小西亘
2020/03/03
「信天翁」私信ほか・・・田中成彦。松本昭子。那須信孝。山崎輝男。松宮行子。辻俱歓。
2020/03/03
雛の唇紅ぬるるまま幾世経し・・・山口青邨
2020/03/03
「信天翁」私信と抽出歌・・・藤原龍一郎。村島典子
2020/03/02
「未来山脈」掲載作品2020/03「その壁」・・・木村草弥    
2020/03/02
水滴のひとつひとつが笑っている顔だ・・・住宅顕信
2020/03/02
「アルバトロス」─木村草弥『信天翁』書評・・・沢良木和生
2020/03/01
『信天翁』私信と抽出歌・・・大西正春
2020/03/01
たつぷりと/春は/小さな川々まで/ あふれてゐる/ あふれてゐる・・・山村暮鳥
2020/03/01
POSTE aux MEMORANDUM(2月)月次掲示板
2020/02/29
いのち噴く季の木ぐさのささやきをききてねむり合ふ野の仏たち・・・生方たつゑ
2020/02/28
菜の花や月は東に日は西に・・・与謝蕪村
2020/02/27
木曽福島銘酒「七笑」大吟醸を頂く・・・木村草弥
2020/02/26
木村草弥・第七歌集『信天翁』 (全)
2020/02/26
白い手紙がとどいて明日は春となる うすいがらすも磨いて待たう・・・斎藤史
2020/02/26
第21回NHK全国短歌大会・近藤芳美賞入選「さるすべり」15首・・・西村美智子
2020/02/25
東風ふかばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ・・・菅原道真
2020/02/25
心臓が「ぽっぺん」と鳴ればそれは恋・・・坂崎重盛
2020/02/24
格子戸を開けると外は雪/桜色がよく映えた・・・中原道夫
2020/02/23
釜の湯のちんちんと鳴る頃あひの湯を注ぐとき茶の香り立つ・・・木村草弥
2020/02/22
詩に痩せて二月渚をゆくはわたし・・・三橋鷹女
2020/02/21
湾曲し火傷し爆心地のマラソン・・・金子兜太
2020/02/20
一二輪まことに紅濃き梅の花かなしきかなや若き死者のこゑ・・・木村草弥
2020/02/19
枯蓮となりてののちの日数かな・・・安住敦
2020/02/18
石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも・・・志貴皇子
2020/02/17
如月の水にひとひら金閣寺・・・川崎展宏
2020/02/16
山羊の匂いの白い毛布のような性・・・ 金原まさ子
2020/02/15
<明星の出でぬる方の東寺>などて迷ひを抱きませうぞ・・・木村草弥
2020/02/14
人生はすなわち遍路 しみじみと杖を握りて山を越えゆく・・・玉井清弘
2020/02/13
芝点の茶事の華やぎ思ひをり梅さき初むる如月の丘・・・木村草弥
2020/02/12
終りに近きショパンや大根さくさく切る・・・加藤楸邨
2020/02/11
吐く息もたちまち凍る午前四時バックホーとわれは一体となる・・・時田則雄
2020/02/10
ルノアルの女に毛糸編ませたし・・・阿波野青畝
2020/02/09
少年は星座の本に夢みてゐるオリオンの名をひとつ覚えて・・・木村草弥
2020/02/08
過呼吸の不安きはまるわが胸郭にアマデウスの鳴りやまざり、未明・・・吉田隼人
2020/02/07
哀しみとポテトチップスと比べつつしあはせ計れば鳴る赤ケトル・・・木村草弥
2020/02/06
つらら落つる朝の光のかがやきが横ざまに薙ぐ神経叢を・・・木村草弥
2020/02/05
立春大吉絵馬堂に墨匂ふ・・・岡本菊絵
2020/02/04
小澤京子歌集『地球岬』・・・木村草弥
2020/02/03
「未来山脈」掲載作品2020/02「都市の壁」・・・木村草弥    
2020/02/03
(転載)節分に懸想文はいかが?・・・京都・須賀神社
2020/02/03
はつとしてわれに返れば満目の冬草山をわが歩み居り・・・・若山牧水
2020/02/02
コーラスのおさらひをする妻の声メゾ・ソプラノに冬の陽やさし・・・・木村草弥
2020/02/01
増山実『甘夏とオリオン』・・・木村草弥
2020/01/31
POSTE aux MEMORANDUM(1月)月次掲示板
2020/01/31
茶圃の施肥はじめむとする頃ほひは三寒四温北風さむし・・・木村草弥
2020/01/30
京言葉もて寄鍋の世話をする・・・奥田可児
2020/01/29
冨上芳秀の詩「骨拾い」ほか・・・木村草弥
2020/01/28
急流のごとき世なれどおでん酒・・・百合山羽公
2020/01/28
本白根と地の人呼びぬしんかんとエメラルド湛ふ白根の火口湖・・・木村草弥
2020/01/27
冬日よりあをしイエスを描きたる・・・野見山朱鳥
2020/01/26
誰彼の生死気になる冬ごもり・・・古賀まり子
2020/01/25
みぞるるとたちまち暗し恐山・・・五所平之助
2020/01/24
温石の抱き古びてぞ光りける・・・飯田蛇笏
2020/01/23
瀬田川の霧も立木の観世音峰吹く風に晴るる身の憂さ・・・新西国三十三ケ所霊場第20番ご詠歌
2020/01/22
霜柱踏めばくづるる犯したり・・・油布五線
2020/01/21
大寒の茜消ゆるに間ありけり・・・河合未光
2020/01/20
みちのくの町はいぶせき氷柱かな・・・山口青邨
2020/01/19
火事を噴きあげては町の密集す・・・百合山羽公
2020/01/18
鰤網に縋る蟹あり夜明けつつ・・・吉沢卯一
2020/01/17
古暦雑用帖にまぎれけり・・・正岡子規
2020/01/16
オモシロク狂ツテ舞ヘバ/身ハ幽谷ニ浮ク鶴ノ/声ハ大気ヲツン裂イテ/スガタハ空ノ青ニ染ム・・・大岡信
2020/01/15
干鮭も空也の痩せも寒の中・・・松尾芭蕉
2020/01/14
一人退き二人よりくる焚火かな・・・久保田万太郎
2020/01/13
凍仏小にしてなお地にうもれ・・・鈴木六林男
2020/01/12
冬つばき世をしのぶとにあらねども・・・久保田万太郎
2020/01/11
 初戎ねがひのうなじうつくしく・・・牧野多太士
2020/01/10
冨上芳秀詩集『芭蕉の猿の面』・・・木村草弥
2020/01/09
蝋梅が咲くとろとろととろとろと・・・青柳志解樹
2020/01/09
喪中欠礼の葉書数葉脇に置き生ける人らに賀状書き継ぐ・・・米満英男
2020/01/08
人日の日もて終りし昭和かな・・・稲畑汀子
2020/01/07
祓はれて馬の嘶く六日かな・・・原茂美
2020/01/06
江ノ島や五日の磯に人のせて・・・星野恒彦
2020/01/05
一人居の四日の風呂を溢れさす・・・佐怒賀直美
2020/01/04
老いの愛水のごとくに年新た・・・飯田蛇笏
2020/01/03
白富士は雲間にふるひたち上る二十一世紀の風の鳴る朝・・・藤岡武雄
2020/01/02
老いざまはとまれ生きざま年初め・・・安住敦
2020/01/01
「未来山脈」掲載作品・2020/01「二足歩行」・・・木村草弥    
2020/01/01
藤原光顕の歌「不定愁訴19首」・・・木村草弥
2020/01/01
POSTE aux MEMORANDUM(12月)月次掲示板
2019/12/31
枯野起伏明日と云ふ語のかなしさよ・・・加藤楸邨
2019/12/30
しんしんと雪ふりし夜にその指のあな冷たよと言ひて寄りしか・・・斎藤茂吉
2019/12/29
降る雪や明治は遠くなりにけり・・・中村草田男
2019/12/28
雪の日の浴身一指一趾愛し・・・橋本多佳子
2019/12/27
夜の書庫にユトリロ返す雪明り・・・安住敦
2019/12/26
黄落を振り返り見る野のたひら野はゆく年の影曳くばかり・・・木村草弥
2019/12/25
ひともとの八つ手の花の咲きいでて霊媒の家に灯りつき初む・・・木村草弥
2019/12/24
村島典子の歌「スズムシ」30首・・・木村草弥
2019/12/23
中野先生憶いて歩む加茂街道もみじ散りきてコートに止まる・・・内田晶子
2019/12/23
冬薔薇を剪るためらひは何事ぞ貴きものを奪ふここちす・・・木村草弥
2019/12/23
ひととせを描ける艶の花画集ポインセチアで終りとなりぬ・・・木村草弥
2019/12/22
安部壽子詩集『むかしはなび』・・・木村草弥
2019/12/21
平凡も非凡もあらず青木の実・・・青柳志解樹
2019/12/21
老いざまのかなしき日なり実千両・・・草間時彦
2019/12/20
啼くこゑの力あるこゑさざんくわのあたりより来るよき朝なり・・・福沢敦子
2019/12/19
詩「りっしんべん」・・・山下佳恵
2019/12/18
「恭仁京と大伴家持」・・・木村草弥
2019/12/17
冬海へ落ちもせざりし千枚田・・・津久井進子
2019/12/16
ほのぼのとくれなゐ淡き冬薔薇にそそのかさるる恋よあれかし・・・木村草弥
2019/12/15
初炬燵開く亡き妻在るごとく・・・沢木欣一
2019/12/14
垢じみたこころ洗ひたし 冴えわたる極月の夜に月の利鎌だ・・・木村草弥
2019/12/13
冬山の青岸渡寺の庭にいでて風にかたむく那智の滝みゆ・・・佐藤佐太郎
2019/12/12
大西昭彦詩集『狂った庭』・・・木村草弥
2019/12/11
山茶花のくれなゐひとに訪はれずに・・・橋本多佳子
2019/12/11
寒い夜にちっぽけな寓話を書いて/重い砲声がまた駱駝の喉を揺らす・・・柴田三吉
2019/12/10
ひひらぎの秘かにこぼす白花は鋭き鋸歯の蔭なるゆふべ・・・木村草弥
2019/12/09
詩「邂逅」<通し給え蚊蝿の如き僧一人>1792年一茶三十歳・・・宮沢肇
2019/12/08
第三語根弱動詞なるアラビア語文法用語も遥けくなりぬ・・・三井修
2019/12/07
がんがんと鉄筋のびる師走かな・・・高柳重信
2019/12/06
水昏れて石蕗の黄も昏れゆけり誰よりもこの女のかたはら・・・・木村草弥
2019/12/05
小川軽舟第五句集『朝晩』エッセイ集『自句自解ベスト100』『俳句と暮らす』・・・木村草弥
2019/12/04
伊勢からの恋文めいて枇杷の花・・・坪内稔典
2019/12/04
ビジネスクラス隣席のサマール・ケリー女史ダン・ブラウン新作『インフェルノ』読む・・・木村草弥
2019/12/03
明るい日暗い日嬉しい日悲しい日先ずは朝を祝福して・・・木村草弥
2019/12/02
2019年版「未来山脈選集」・・・木村草弥
2019/12/01
「未来山脈」掲載作品・2019/12 「さざれ石」・・・木村草弥
2019/12/01
アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ・・・鳥海昭子
2019/12/01
POSTE aux MEMORANDUM (11月)月次掲示板
2019/11/30
恋ともちがふ紅葉の岸をともにして・・・飯島晴子
2019/11/29
妥協とは黙すことなり冬ざれのピラカンサなる朱痛々し・・・木村草弥
2019/11/28
干柿の緞帳山に対しけり・・・百合山羽公
2019/11/27
団栗の己が落葉に埋れけり・・・渡辺水巴
2019/11/26
草紅葉ひとのまなざし水に落つ・・・桂信子
2019/11/25
日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴス「木村重信インタヴュー1」・・・木村草弥
2019/11/24
京訛やさしき村の媼らは「おしまひやす」とゆふべの礼す・・・木村草弥
2019/11/23
あけびの実親指人差指で喰ふ・・・橋本美代子
2019/11/22
ペン胼胝の指を擦ればそのさきに言葉乞食が坐つてゐるよ・・・木村草弥
2019/11/21
特別展「光秀と幽斎」─山城郷土資料館・展示・・・木村草弥
2019/11/20
ひととせの寒暖雨晴の巡り経て茶の実熟す白露の季に・・・木村草弥
2019/11/20
食むといふ営為はかなし今たべし蜜柑の香りををとめはまとふ・・・木村草弥
2019/11/19
倖あれと友が掌に置く実むらさき・・・石田あき子
2019/11/18
尾池和夫句集『瓢鮎図』・・・木村草弥
2019/11/17
消えかかりし石のプレート石垣に嵌め込みたりな「ロマネ・コンティ」・・・木村草弥
2019/11/16
山茶花は咲く花よりも散つてゐる・・・細見綾子
2019/11/15
へそまがり曲りくねつてどこへゆく抜き差しならぬ杭の位置はも・・・木村草弥
2019/11/14
死後は火をくぐるべき我が躯にあれば副葬の鏡に映れ冥府の秋・・・木村草弥
2019/11/13
帚木蓬生『受命』・・・木村草弥
2019/11/12
帚木蓬生『臓器農場』 ・・・木村草弥
2019/11/11
藤原光顕の歌「ここまで来れば二〇首」・・・木村草弥
2019/11/10
菊の香のうごくと見えて白猫の音なくよぎる夕月夜なる・・・木村草弥
2019/11/10
アールヌーヴォーの美術館のようなナンシー・・・木村草弥
2019/11/09
「未来山脈」70周年記念号「視点」特集・・・木村草弥
2019/11/08
甘谷の水は菊水『菊慈童』の七百歳のいのちこそ憶へ・・・木村草弥
2019/11/08
返り咲く暴を老木も敢てせり・・・相生垣瓜人
2019/11/07
秋暮れて歯冠の中に疼くもの我がなせざりし宿題ひとつ・・・木村草弥
2019/11/06
三角形のキッシュ出でたり素朴なるアルザス・ロレーヌの郷土料理ぞ・・・木村草弥
2019/11/05
「未来山脈」掲載作品・2019/11 「石の物語」・・・木村草弥
2019/11/04
アルフォンス・ドーデ『最後の授業』独仏支配交替のアルザスの悲哀・・・木村草弥
2019/11/04
AIBOに尾を振らせゐし少年が新世紀に挑むロボットサッカー・・・木村草弥
2019/11/03
かなしめば鵙金色の日を負ひ来・・・加藤楸邨
2019/11/02
真実とはいかなる象なすものか檀のまろき実くれなゐ深く・・・木村草弥
2019/11/01
POSTE aux MEMORANDUM(10月)月次掲示板
2019/10/31
「詩遊」No.64/2019/Autumn・・・木村草弥
2019/10/30
大いなるドームのごとく横たはるストラスブール駅朝もやの中・・・木村草弥
2019/10/30
小さき泉遺して神託絶えにつつデルポイの地は世界の臍ぞ・・・木村草弥
2019/10/29
わが泊る窓の向うにメテオラの奇岩の群のそそりたつ朝・・・木村草弥
2019/10/28
たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき・・・近藤芳美
2019/10/27
彼一語我一語秋深みかも・・・高浜虚子
2019/10/26
帚木蓬生『白い夏の墓標』・・・木村草弥
2019/10/25
驢馬の背に横座りしてゆく老婦大き乳房の山羊を牽きつつ・・・木村草弥
2019/10/24
クレタ人ゑがける海豚つぶらなる目をしてゐたり四千年経て・・・木村草弥
2019/10/23
『橋本多佳子全句集』・・・木村草弥
2019/10/22
帚木蓬生『聖灰の暗号』上・下・・・木村草弥
2019/10/22
詩と連句「おたくさ」Ⅲ─3・・・鈴木漠
2019/10/21
和 訶 羅 河・・・木村草弥
2019/10/21
芋の葉にこぼるる玉のこぼれこぼれ子芋は白く凝りつつあらむ・・・長塚節
2019/10/20
病める児はハモニカを吹き夜に入りぬもろこし畑の黄なる月の出・・・北原白秋
2019/10/19
ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』上・中・下三巻・・・木村草弥
2019/10/18
娼婦たりしマグダラのマリア金色の教会に名とどむオリーヴ山麓・・・木村草弥
2019/10/17
終末に向き合ふものの愛しさかハル・メギドの野は花に満ちたり・・・木村草弥
2019/10/16
君とゆく曽爾高原の萱原の銀のたてがみ風吹きすぎぬ・・・木村草弥
2019/10/15
夏の月裸婦像は唇閉ぢきらず・・・横井来季
2019/10/14
北天の雄「アテルイ、モレ」伝説・・・木村草弥
2019/10/14
秋の始まりは動物病院の看護婦とグレートデンのくちづけ・・・穂村弘
2019/10/13
「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」声高くイエス叫びて遂に息絶えぬ・・・木村草弥
2019/10/12
木犀の香や年々のきのふけふ・・・西島麦南
2019/10/11
<国家の無化>言はれしも昔せめぎあひ殺しあふなり 地球はアポリア・・・木村草弥
2019/10/10
─書評─木村草弥歌集『嬬恋』──感応・・・米満英男(黒曜座)
2019/10/09
鳥の卵ひとつのみほすあけぼのへ冷え冷えと立つをとこののみど・・・小池光
2019/10/08
─書評─地球はアポリア・・・秋山律子
2019/10/07
白丁が「三の間」に身を乗りいだし秋の水汲むけふは茶祭・・・木村草弥
2019/10/06
磬三たび打てど不在か師の寺を訪ふ門に紫式部のつぶら実が輝る・・・木村草弥
2019/10/05
藤原光顕の歌「順序もつながりもない二〇首」・・・木村草弥
2019/10/04
冨上芳秀の詩「女の栽培」ほか・・・木村草弥
2019/10/04
「京を詠った私の一首」─宇治・・・木村草弥
2019/10/04
筒井早苗歌集『椿は咲きて』・・・木村草弥
2019/10/03
書評─木村草弥詩集『修学院幻視』・・・冨上芳秀
2019/10/03
玉の緒の花の珠ぼうと浮きいづるいで湯の朝をたれにみせばや・・・木村草弥
2019/10/03
宮柊二『砲火と山鳩』─宮柊二・愛の手紙・・・木村草弥
2019/10/02
「はじめに言葉ありき」てふ以後われら混迷ふかく地に統べられつ・・・木村草弥
2019/10/01
「未来山脈」掲載作品・2019/10 「誕生と死」・・・木村草弥
2019/10/01
POSTE aux MEMORANDUM(9月)月次掲示板
2019/09/30
「短歌以前─木村草弥の歌集のトポス(共通場)」・・・南日耿平
2019/09/29
「私の座右の歌 -小野茂樹-」・・・木村草弥
2019/09/28
忽然とシーギリヤ・ロック巨いなる岩現れぬ密林の上に・・・木村草弥
2019/09/27
ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂・・・木村草弥
2019/09/26
「写俳」の提唱・創始者─伊丹三樹彦が死んだ・・・木村草弥
2019/09/25
松林尚志句集『山法師』・・・木村草弥
2019/09/25
後閑達雄句集『母の手』・・・木村草弥
2019/09/25
シャンパーニュ・ランス「サン・レミ聖堂」・・・木村草弥
2019/09/25
こめかみのわびしき日なり毀誉褒貶かしましき日の暮れなむとする・・・木村草弥
2019/09/24
秋の句──角川『新歳時記』第五版から・・・木村草弥
2019/09/23
薮枯らしきれいな花を咲かせけり・・・後閑達雄
2019/09/23
縷紅草みれば過ぎ来し半生にからむ情の傷つきやすき・・・木村草弥
2019/09/23
稲刈つて飛鳥の道のさびしさよ・・・日野草城
2019/09/22
律儀にも今年も咲ける曼珠沙華一途なることふとうとましき・・・木村草弥
2019/09/21
妹に雨の匂いや衣被・・・折勝家鴨
2019/09/20
ヴェズレー「サント・マドレーヌ聖堂」・・・木村草弥
2019/09/20
野兎の耳がひらひらしてゐるね<草原の風に吹かれてるんだ>・・・木村草弥
2019/09/19
ほつこりとはぜてめでたしふかし藷・・・富安風生
2019/09/18
村島典子の歌「裏庭」30首・・・木村草弥
2019/09/17
几帳面な玉蜀黍だと思はないか・・・櫂未知子
2019/09/17
「インド文学散歩」・・・木村草弥
2019/09/16
新涼のいのちしづかに蝶交む・・・松村蒼石
2019/09/15
丈高く咲いて風よぶ紫苑には身をよぢるごとき追憶がある・・・木村草弥
2019/09/14
オータン「サン・ラザール大聖堂」・・・木村草弥
2019/09/13
桔梗の紫さける夕べにておもかげさだかに母の顕ちくる・・・木村草弥
2019/09/12
病を癒す奇跡の泉「聖地ルルド」への旅・・・木村草弥
2019/09/11
赤まんま幼のあそぶままごとの赤飯なれどだあれも来ない・・・木村草弥
2019/09/10
妻を恃むこころ深まる齢にて白萩紅萩みだれ散るなり・・・木村草弥
2019/09/09
はたはたのつるみてぬぎしもののなし・・・秋元不死男
2019/09/08
こほろぎや眼を見はれども闇は闇・・・鈴木真砂女
2019/09/07
入りつ陽のひととき赫と照るときし猛々しく樹にのぼる白猫・・・木村草弥
2019/09/06
うすい/ブルーの衣装をさらさらと着て/秋はこっそりやって来た/素足のまま・・・根来眞知子
2019/09/05
諍ひて朝から妻にもの言はぬ暑い日なりき、月が赤いな・・・木村草弥
2019/09/04
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。・・・清少納言
2019/09/03
「未来山脈」掲載作品・2019/09 「その岩」・・・木村草弥
2019/09/02
藍布一反かなかな山からとりに来る・・・飯島晴子
2019/09/02
鰯雲人に告ぐべきことならず・・・加藤楸邨
2019/09/01
POSTE aux MEMORANDUM(8月)月次掲示板
2019/08/31
馬追がふかき闇より来て青き・・・上林白草居
2019/08/30
きりぎりす生き身に欲しきこと填まる・・・野沢節子
2019/08/29
サルビアを咲かせ老後の無計画・・・菖蒲あや
2019/08/28
告ぐることあるごとく肩に蜻蛉きて山城古地図の甦る秋・・・木村草弥
2019/08/27
うらごゑのどこからかして夾竹桃・・・高島茂
2019/08/26
浅間曇れば小諸は雨よ蕎麦の花・・・杉田久女
2019/08/25
武藤ゆかり写真集『そぞろ川』・・・木村草弥
2019/08/24
這ひながら根の消えてをり浜昼顔・・・高橋沐石
2019/08/24
地蔵会や高くひびくは母の鉦・・・中村若沙
2019/08/23
六斎や久世も桂も盆休み・・・中嶋黒洲
2019/08/22
つくつくし尽きざる不思議ある山に・・・中川宋淵
2019/08/21
「人魂で行く気散じや夏の原」わしも老いこんで妻も弟子も去りよった、わしゃ人魂で飛ぶぞ・・・木村草弥
2019/08/20
天の川怒涛のごとし人の死へ・・・加藤楸邨
2019/08/19
月見草ぽあんと開き何か失す・・・文挟夫佐恵
2019/08/18
大文字送り火(補遺)・・昔は十山で焚いた・・・木村草弥
2019/08/17
燃えさかり筆太となる大文字・・・山口誓子
2019/08/16
浴して我が身となりぬ盆の月・・・小林一茶
2019/08/16
無音の谷ひとすじ 川遊びから戻ると戦争に負けていた・・・藤原光顕
2019/08/15
雑念満ちゐたりいちじくを開き食ふ・・・桂信子
2019/08/14
鈴木牛後句集『にれかめる』・・・木村草弥
2019/08/13
木村ゆり『写真集・Saudade nostalgic journey around the world』・・・木村草弥
2019/08/13
挑みゐし青蟷螂の眼なりけり・・・石塚友二
2019/08/13
松本修『全国アホバカ分布考  はるかなる言葉の旅路』・・・木村草弥
2019/08/12
フォントネーのシトー会修道院・・・木村草弥
2019/08/12
陽が射せばトップレスもゐる素裸がティアガルテンの草生を埋む・・・木村草弥
2019/08/11
サン=マルタン・デュ・カニグー修道院・・・木村草弥
2019/08/10
樹々の記憶を求めて ここは何処?自由というのは怖い・・・木村草弥
2019/08/09
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる・・・藤原敏行
2019/08/08
私は化粧する女が好きだ  虚構によって切り抜けるエネルギー・・・木村草弥
2019/08/07
ちちをかえせ ははをかえせ/にんげんをかえせ/くずれぬへいわを・・・峠三吉
2019/08/06
渋野日向子「AIG全英女子オープン」ゴルフ優勝・・・木村草弥
2019/08/05
石川達三『生きてゐる兵隊』衝撃だつた 書棚の本の赤茶けたページ・・・木村草弥
2019/08/05
言葉には重さはないけれど愛には「肉体」という重さが必要です・・・木村草弥
2019/08/04
印刷活字には鉛の重さがあった 今では目に見えぬハードディスクの中に言葉は囲われる・・・木村草弥
2019/08/03
紅蜀葵わが血の色と見て愛す・・・岡本差知子
2019/08/02
「未来山脈」掲載作品・2019/08 「岩の造形」・・・木村草弥
2019/08/01
山裾に蕎麦の畑の棄てられて開墾前の荒れ地に復る・・・愛知県・勝又祐三
2019/08/01
POSTE aux MEMORANDUM(7月)月次掲示板
2019/07/31
根来眞知子詩集『雨を見ている』・・・木村草弥
2019/07/31
「詩遊」No.63/2019/Summer・・・木村草弥
2019/07/30
童話読むことも看とりや遠花火・・・及川貞
2019/07/30
少年は樹液饐えたる甘き香をにほはせ過ぎぬ露けき朝を・・・木村草弥
2019/07/29
空蝉は靡ける萱にがつしりとすがりて残る 青蝉よ翔べ・・・木村草弥
2019/07/28
「詩と詩人集2019版」所載作品「後水尾院と一絲文守。立花と庭園。」・・・木村草弥
2019/07/27
睡蓮の咲くも閉づるも夢寐のうち和上の言ひし朱き蓮よ・・・木村草弥
2019/07/27
百日を咲きつぐ草に想ふなり離れゆきたる友ありしこと・・・木村草弥
2019/07/26
藤原光顕の歌「晩春の庭」15首・・・木村草弥
2019/07/25
昼顔のあれは途方に暮るる色・・・飯島晴子
2019/07/25
「水洟や鼻の先だけ暮れ残る」デビュー作が『鼻』であったことを思い出してくれたまえ・・・木村草弥
2019/07/24
聖女ベルナデッタゆかりのサン・ジルダール修道院教会・・・木村草弥
2019/07/23
散文詩 「イスラームの楽園 Paradis d'isram」・・・木村草弥
2019/07/22
烈日に緑蔭つくる高槻の垂るる細枝のこともなげなる・・・窪田章一郎
2019/07/22
三井修第十歌集『海泡石』・・・木村草弥
2019/07/21
一文字に引き結びたる唇の地蔵よ雷雨の野づらをゆくか・・・木村草弥
2019/07/21
かがなべて生あるものに死は一度白桃の彫りふかきゆふぐれ・・・木村草弥
2019/07/20
ランス「フジタ礼拝堂」Chapelle Foujita à Reims・・・木村草弥
2019/07/19
山椒の葉かげに卵を生みゐたる黒揚羽蝶わらわらと去る・・・木村草弥
2019/07/18
白炎天鉾の切尖深く許し・・・橋本多佳子
2019/07/17
木の椀に白粥さくと掬ひをり朝粥会の法話終りて・・・木村草弥
2019/07/16
むらさきにけぶる園生の遥けくてアガパンサスに恋の訪れ・・・木村草弥
2019/07/15
昏梅雨をつきて盛れる火の祭たいまつの男は汗みどろなる・・・木村草弥
2019/07/14
桔梗や男も汚れてはならず・・・石田波郷
2019/07/13
七月や雨脚を見て門司にあり・・・藤田湘子
2019/07/12
己が花粉浴びまみれてや立葵・・・三橋敏雄
2019/07/11
中沢新一『鳥の仏教』・・・木村草弥
2019/07/10
女子ゴルフ・渋野日向子とN響・山田和樹・河村尚子を視聴する・・・木村草弥
2019/07/09
アルル「サン・トロフィーム教会」・・・木村草弥
2019/07/09
梅雨空へ天道虫が七ほしの背中を割りて翔びたつ朝・・・木村草弥
2019/07/08
荒梅雨のその荒星が祭らるる・・・相生垣瓜人
2019/07/07
藤原光顕の歌「ばらばら」17首・・・木村草弥
2019/07/06
蛸飯とコロッケで済ます昼ごはん乾電池が梅雨の湿気を帯びる・・・木村草弥
2019/07/06
現代短歌文庫・144「恒成美代子歌集」・・・木村草弥
2019/07/05
シトー会修道院教会堂「プロヴァンスの三姉妹」・・・木村草弥
2019/07/05
冨上芳秀詩集『真言の座』 『かなしみのかごめかごめ』 『蕪村との対話』 『恥ずかしい建築』 『詩遊60』 『詩遊61』 『詩遊62』・・・木村草弥
2019/07/04
怒涛もて満ち来る潮や夾竹桃・・・岡田貞峰
2019/07/04
俳句誌「鷹」2019/7号を読む・・・木村草弥
2019/07/03
絹糸腺からだのうちに満ちみちて夏蚕は己をくるむ糸はく・・・木村草弥
2019/07/03
「未来山脈」掲載作品・2019/07 「森の記憶②」・・・・木村草弥
2019/07/02
卓上日記いま真二つ半夏生・・・鈴木栄子
2019/07/02
かたつむりの竹の一節越ゆるを見て人に会ふべき顔とりもどす・・・木村草弥
2019/07/01
POSTE aux MEMORANDUM(6月)月次掲示板
2019/06/30
白南風や裏木戸を開けて日輪・・・野崎憲子
2019/06/29
「詩と思想」七月号掲載作品「安立スハル様」・・・木村草弥
2019/06/28
青蛙喉の白さを鳴きにけり・・・松根東洋城
2019/06/28
をさなごのひとさしゆびにかかる虹・・・日野草城
2019/06/27
ナオミ・シェメルの歌『黄金のエルサレム』・・・木村草弥
2019/06/26
枇杷の木の少年枇杷を一つ呉れる・・・秋篠光広
2019/06/25
完全にわれを無視蛇の直線行・・・菅八万雄
2019/06/24
ポン=タヴァン「トレマロ礼拝堂」・・・木村草弥
2019/06/23
紫陽花に置いたる五指の沈みけり・・・川崎展宏
2019/06/22
どの谷も合歓のあかりや雨の中・・・角川源義
2019/06/21
小野雅子歌集『青陽』鑑賞・悲傷──メビウスの環・・・木村草弥
2019/06/20
黒南風の岬に立ちて呼ぶ名なし・・・西東三鬼
2019/06/20
コンク「サント・フォア教会」・・・木村草弥
2019/06/19
ねそびれてよき月夜なり青葉木莵森かへてまた声をほそめぬ・・・穂積忠
2019/06/18
村島典子の歌「糸桜」30首・・・木村草弥
2019/06/17
白雨の隈しる蟻のいそぎかな・・・三井秋風
2019/06/17
沙羅の花捨身の落花惜しみなし・・・石田波郷
2019/06/16
蜥蜴照り肺ひこひことひかり吸ふ・・・山口誓子
2019/06/15
草づたふ朝のほたるよみじかかるわれのいのちを死なしむなゆめ・・・斎藤茂吉
2019/06/14
池水は濁り太宰の忌の来れば私淑したりし兄を想ふも・・・木村草弥
2019/06/13
冨上芳秀詩集『白豚の尻』 『詩遊No.59』・・・木村草弥
2019/06/12
あめんぼと同じ身軽さ職退けり・・・岡崎伸
2019/06/12
飲みはじめてから/酔いが一応のレベルに達することを/熊本で/「おさが湿る」というそうな・・・川崎洋
2019/06/11
ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜・・・桂信子
2019/06/10
はつなつのゆふべひたひを光らせて保険屋が遠き死を売りにくる・・・塚本邦雄
2019/06/09
あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ・・・小野茂樹
2019/06/08
散るあとのさみしさあれば誇らかに咲き盛んなるアマリリスかな・・・鳥海昭子
2019/06/07
竹散つて風通ふ道いくすぢも・・・石田あき子
2019/06/06
詩と連句「おたくさ」Ⅲ─2・・・鈴木漠
2019/06/05
おはなしはあしたのばんげのこととして二人静の今夜を閉じる・・・鳥海昭子
2019/06/05
花菖蒲ゆれかはし風去りにけり・・・高野素十
2019/06/04
強引と思うばかりに蜂もぐる筒花ゆらぐタニウツギかな・・・鳥海昭子
2019/06/03
佐伯泰英『日の昇る国へ』新・古着屋総兵衛十八・・・木村草弥
2019/06/02
虚国の尻無川や夏霞・・・芝不器男
2019/06/02
「未来山脈」掲載作品・2019/06 「樹 林」・・・木村草弥
2019/06/01
谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな・・・金子兜太
2019/06/01
POSTE aux MEMORANDUM(5月)月次掲示板
2019/05/31
国家より犬猫供出命令来北海道割当十万七千匹・・・長谷川知哲
2019/05/30
堀井令以知『言語文化の深層をたずねて』・・・木村草弥
2019/05/30
那須信孝『心の窓』~街角の掲示板~ ・・・木村草弥
2019/05/29
三村あきら詩集『楽土へ』・・・木村草弥
2019/05/29
山田兼士詩集『孫の手詩集』・・・木村草弥
2019/05/29
万緑やおどろきやすき仔鹿ゐて・・・橋本多佳子
2019/05/29
楢の木の樹液もとめて這ふ百足 足一本も遊ばさず来る・・・木村草弥
2019/05/28
閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・松尾芭蕉
2019/05/27
みづからを思ひいださむ朝涼しかたつむり暗き緑に泳ぐ・・・山中智恵子
2019/05/26
井上荒野『あちらにいる鬼』・・・木村草弥
2019/05/25
角川書店「短歌」六月号掲載作品「cogito, ergo sum」12首・・・木村草弥
2019/05/24
みほとけの千手犇く五月闇・・・能村登四郎
2019/05/24
かたつむりつるめば肉の食い入るや・・・永田耕衣
2019/05/23
ネウマ譜の起伏のごとき午睡かな・・・島本融
2019/05/22
泰山木の巨き白花さく下にマタイ受難曲ひびく夕ぐれ・・・木村草弥
2019/05/21
さゐさゐと鳥遊ばせて一山は楢の若葉に夏きざし初む・・・木村草弥
2019/05/20
今度こそ筒鳥を聞きとめし貌・・・飯島晴子
2019/05/19
目には青葉/山時鳥/初鰹・・・山口素堂
2019/05/18
まざまざと夢の逃げゆく若葉かな・・・寺田寅彦
2019/05/17
今年の南山城の「晩霜」被害について。・・・木村草弥
2019/05/16
金雀枝や基督に抱かると思へ・・・石田波郷
2019/05/16
櫟原聰歌集『火謡』 『碧玉記』 『華厳集』 評論集『一語一会』・・・木村草弥
2019/05/15
茶師なれば見る機もなき鴨祭むらさき匂ふ牛車ゆくさま・・・木村草弥
2019/05/15
高旨清美『昼顔讃歌』・・・木村草弥
2019/05/14
昨夜の雨二上山を洗ひ練供養・・・石垣青葙子
2019/05/14
夏草や兵共がゆめの跡・・・松尾芭蕉
2019/05/13
高島屋史料館『与謝野晶子と百選会─作品と資料』・・・木村草弥
2019/05/12
母ありといふなしといふ母の日に・・・小坂順子
2019/05/12
詩「丘に立ち風を見る」・・・折口立仁
2019/05/11
真向ひて恵那山は観るべしつつじ原・・・松本たかし
2019/05/10
田一枚植ゑて立ち去る柳かな・・・松尾芭蕉
2019/05/09
ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟 われも雛罌粟 ・・・与謝野晶子
2019/05/08
牛放てば木の芽の風のやはらかに袂(たもと)に青き大那須が原・・・与謝野寛
2019/05/08
卯の花の/にほふ垣根に/時鳥/早も来鳴きて/忍音もらす/夏は来ぬ・・・佐佐木信綱
2019/05/07
パンにバタたつぷりつけて春惜む・・・久保田万太郎
2019/05/06
「萬葉集」解読は難しい。・・・木村草弥
2019/05/05
幸さながら青年の尻菖蒲湯に・・・秋元不死男
2019/05/05
消しゴムの孤島に犀を飼わんとす言語漂流記をなつかしめ・・・寺山修司
2019/05/04
「フランス装」ということ。・・・木村草弥
2019/05/03
和合亮一詩集『詩の礫 起承転転』 『廃炉詩篇』・・・木村草弥
2019/05/03
折勝家鴨句集『ログインパスワード』・・・木村草弥
2019/05/02
淡く濃く漂ひきたる風入れてめざめかぐはし藤の咲くころ・・・木村草弥
2019/05/02
賜ばりたる活け鮎の背の一抹の朱のごときもの竹篭に光る・・・木村草弥
2019/05/01
「未来山脈」掲載作品・2019/05 「聖樹セイバ」・・・木村草弥
2019/05/01
POSTE aux MEMORANDUM(4月)月次掲示板
2019/04/30
沈丁の香の強ければ雨やらん・・・松本たかし
2019/04/29
私の生前戒名を授与された・・・草弥
2019/04/28
いかるがの暮色連翹のみ昏れず・・・和田悟朗
2019/04/28
冬日そそぎ擂り餌のやうな離乳食・・・高島茂
2019/04/27
平和とはそら怖しく無花果啖ふ・・・高島茂
2019/04/26
宗形光歌集『スマトラトラ』・・・木村草弥
2019/04/25
こぶしの花は天上に・・・三好達治
2019/04/25
ひと粒の種に還るべしたんぽぽの白き絮とぶ空はろばろと・・・木村草弥
2019/04/24
急傾斜地崩壊危険蒲公英黄・・・高島茂
2019/04/23
芹をつみ来し妻の手が夜はにほふ・・・安住敦
2019/04/22
 かつては/陸にいた頃の/ことを知ってる/月ゆえに/鯨も/ほろりと涙する・・・坂村真民
2019/04/21
日向輝子歌集『朱花片』・・・木村草弥
2019/04/20
わたしが一番好きなのは/朴とタンポポだ/一つは天上高く/枝を伸ばしてゆく/一つは地中深く/根をおろしてゆく・・・坂村真民
2019/04/20
摩天楼より新緑がパセリほど・・・鷹羽狩行
2019/04/19
夕光にあからさまなる木蓮の花びら厚し風たえしかば・・・佐藤佐太郎
2019/04/18
藤原光顕の歌「なにやってんの」15首・・・木村草弥
2019/04/17
「花吹雪空に鯨を泳がせん」剛毅まぶしもよ遠き談林・・・岡部桂一郎
2019/04/17
高階杞一+松下育男『共詩・空から帽子が降ってくる』・・・木村草弥
2019/04/16
ちる花はかずかぎりなしことごとく 光をひきて谷にゆくかも・・・上田三四二
2019/04/16
春の蛇口は「下向きばかりにあきました」・・・坪内稔典
2019/04/15
花の下黙し仰げばこの世とはこの束の間のかがよひに足る・・・米満英男
2019/04/14
藤原光顕の歌「ごちゃまぜ」20首・・・木村草弥
2019/04/13
長年のうちに短くなりし分われらは食みしやこの擂粉木を ・・・安立スハル
2019/04/13
群れる蝌蚪の卵に春日さす生れたければ生れてみよ・・・宮柊二
2019/04/12
春暁や人こそ知らね木々の雨・・・日野草城
2019/04/11
「桜」の本いくつか・・・木村草弥
2019/04/10
チューリップはらりと散りし一片にゴッホの削ぎし耳を想ひつ・・・木村草弥
2019/04/09
山田兼士詩集『羽の音が告げたこと』・・・木村草弥
2019/04/08
作・東義久 画・こばやしなおこ『東北、風の六人衆』・・・木村草弥
2019/04/08
海女とても陸こそよけれ桃の花・・・高浜虚子
2019/04/08
妻抱かな春昼の砂利踏みて帰る・・・中村草田男
2019/04/07
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ・・・若山牧水
2019/04/06
光本恵子『口語自由律短歌の人々』・・・木村草弥
2019/04/05
千曲川柳霞みて/春浅く水流れたり /たゞひとり岩をめぐりて/ この岸に愁を繋ぐ・・・島崎藤村
2019/04/05
村島典子の歌「さかなには魚の歓び」31首・・・木村草弥
2019/04/04
ねがはくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ・・・西行法師
2019/04/04
Post Coitus 不思議な店のマスターは至つて無口シェイカーを振る・・・永田和宏
2019/04/03
「未来山脈」掲載作品・2019/04 「卆の字」・・・木村草弥
2019/04/02
詩・身も心も・・・吉野弘
2019/04/02
新元号は「令和」・・・木村草弥
2019/04/01
満開の桜の大樹を見あげていると・・・新川和江
2019/04/01
POSTE aux MEMORANDUM(3月)月次掲示板
2019/03/31
久川康子歌集『桜回廊』・・・木村草弥
2019/03/30
椿咲くたびに逢いたくなっちゃだめ・・・池田澄子
2019/03/30
聞酒に誘はれ口にふふみたる此の旨酒の銘は「神奈備」・・・木村草弥
2019/03/29
詩「少年の日」・・・佐藤春夫
2019/03/28
来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり・・・水原秋桜子
2019/03/27
昨日今日比良八荒といふ寒さ・・・鈴木光紫朗
2019/03/26
春日野の飛火の野守出でて見よ今幾日ありて若葉摘みてむ・・・よみ人しらず
2019/03/25
倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるはし・・・古事記
2019/03/24
セント・マイケルズ・マウントからグラストンベリー・トーへ・・・木村草弥
2019/03/23
蝌蚪生れて白き窓もつ文学部・・・原田青児
2019/03/22
春雷やかの日の銀の耳飾り・・・坪内稔典
2019/03/21
老いづけるこころの修羅か春泥の池の濁りにひるがへる紅絹・・・木村草弥
2019/03/20
詩「春のために」・・・大岡信
2019/03/19
ひとつ咲く酒中花はわが恋椿・・・石田波郷
2019/03/18
小谷陽子歌集『ねむりの果て』・・・木村草弥
2019/03/17
唐国の壺を愛して梅を挿す妻の愁眉や未だ寒き日・・・木村草弥
2019/03/17
猫の恋パリの月下でありにけり・・・山田弘子
2019/03/16
妻消す灯わが点す灯のこもごもにいつしか春となりて来にけり・・・木村草弥
2019/03/15
3月14日未明から、FacebookとInstagramで不具合が出ている。
2019/03/14
賞味期限切れた顔ねと言ひながら鏡の中の妻は紅ひく・・・木村草弥
2019/03/14
東岸西岸の柳 遅速同じからず/南枝北枝の梅 開落已に異なり・・・慶滋保胤
2019/03/13
白木蓮の花おほどかにうち開き女体は闇に奪はれてゐる・・・木村草弥
2019/03/12
三月十一日の悲劇を忘れないために・・・木村草弥
2019/03/11
鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし・・・三橋鷹女
2019/03/10
かたまつて生くるさびしさ蝌蚪も人も・・・島谷征良
2019/03/09
菜の花の黄のひろごるにまかせけり・・・久保田万太郎
2019/03/08
三毛猫の蹠あかく天窓の玻璃に五弁の花捺しゆけり・・・木村草弥
2019/03/07
水あふれゐて啓蟄の最上川・・・森澄雄
2019/03/06
いづこにも貧しき道がよこたはり神の遊びのごとく白梅・・・玉城徹
2019/03/05
さりながら独りは一人の行く道あり食う寝る自由死ぬるも勝手・・・沖ななも
2019/03/04
男の雛の黛暈をもちたまふ・・・後藤夜半
2019/03/03
「未来山脈」掲載作品・2019/03 「ヨーロッパの森」・・・木村草弥
2019/03/02
水仙に時計のねぢをきりきり巻く・・・細見綾子
2019/03/02
『修学院幻視』評(「ガーネット」87所載)・・・高階杞一
2019/03/01
詩・奈々子に・・・吉野弘
2019/03/01
POSTE aux MEMORANDUM(2月)月次掲示板
2019/02/28
日にちから風にちからや牡丹の芽・・・大嶽青児
2019/02/27
詩に痩せて二月渚をゆくはわたし・・・三橋鷹女
2019/02/26
芝点の茶事の華やぎ思ひをり梅さき初むる如月の丘・・・木村草弥
2019/02/25
冷えまさる如月の今宵「夜咄の茶事」と名づけて我ら寛ぐ・・・木村草弥
2019/02/24
春浅き耳洗ふとき音聴こゆ・・・林 桂
2019/02/23
地の意思を空に刻みて冬木立つ・・・馬場駿吉
2019/02/22
水仙の香や一睡の夢の後・・・高橋謙次郎
2019/02/21
亡き友も五指に余るや牡蠣すする・・・本多静江
2019/02/20
赭土の坂をのぼれば梅の香はすがすがしかり肺を満たして・・・木村草弥
2019/02/19
凍蝶の越えむ築地か高からぬ・・・相生垣瓜人
2019/02/18
2人のうちどちらかが ふざけているほうがいい /ずっこけているほうがいい・・・吉野弘
2019/02/17
詩と連句「おたくさ」Ⅲ─1・・・鈴木漠
2019/02/16
電車は満員だった。/いつものことだが/若者と娘が腰をおろし/としよりが立っていた。・・・吉野弘
2019/02/16
恋すてふわが名はまだき立ちにけり人しれずこそ思ひそめしか・・・壬生忠見
2019/02/15
煮凝りの魚の眼玉も喰はれけり・・・西島麦南
2019/02/15
今日は楽しいバレンタインデー。あなたはチョコを貰いました?・・・木村草弥
2019/02/14
あり余るやわらかな光を/ ホームで/ 電車を待ちながら・・・吉野弘
2019/02/13
「おこしやす」格子戸くぐれば梅一輪・・・戸田静雄
2019/02/12
あおくけぶった空から/ 紙鳩のように /冬のひかりがおちてきた・・・苗村和正
2019/02/11
水仙が咲いている/ ひと月余り/ 水仙の花は咲いている/ 私の部屋の花びんに・・・高田敏子
2019/02/10
運転免許証を更新した・・・木村草弥
2019/02/09
四つ葉は奇形と知ってはいても/その比喩を、誰も嗤うことはできない・・・吉野弘
2019/02/09
枯蓮に昼の月あり浄瑠璃寺・・・松尾いはほ
2019/02/08
心拍の打つリズムを聴いている。/ ああ!私のいのちのリズム!/1/f のいのちの揺らぎ! ・・・木村草弥
2019/02/07
寒林の栗鼠が落ちこむ空ま青・・・龍居五琅
2019/02/06
立春の風は茶原を吹きわたり影絵となりて鶸たつ真昼・・・木村草弥
2019/02/05
詩誌「カルテット」6号・・・木村草弥
2019/02/04
立春のどこも動かず仔鹿立つ・・・秋元不死男
2019/02/04
節分の春日の巫女の花かざし・・・五十嵐播水
2019/02/03
(転載)節分に懸想文はいかが?・・・京都・須賀神社
2019/02/03
拙蔵書を「日本現代詩歌文学館」に寄贈。・・・木村草弥
2019/02/02
小西亘『宇治の文学碑を歩く』・・・木村草弥
2019/02/02
風 吹いてゐる/木 立ってゐる/ああ こんなよる 立ってゐるのね 木/ああ こんなよる・・・吉原幸子
2019/02/02
「未来山脈」掲載作品・2019/02 「オダガン・モド」・・・・木村草弥
2019/02/01
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。/次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。・・・三好達治
2019/02/01
POSTE aux MEMORANDUM(1月)月次掲示板
2019/01/31
岩井久美子歌集『峠のうた』・・・木村草弥
2019/01/31
たちまちにあられ過ぎゆく風邪ごもり・・・桂信子
2019/01/30
大原女の足投出してゐろりかな・・・黒柳召波
2019/01/29
霙るるや鶴と大地を共にして・・・藤田直子
2019/01/28
ともしびが音もなく凍る冬の夜は書架こそわれの黄金郷たれ・・・木村草弥
2019/01/27
浅田高明『私の太宰治論』・・・木村草弥
2019/01/26
亡き友は男ばかりや霜柱・・・秋元不死男
2019/01/26
一塊の軒の雪より長つらら・・・高野素十
2019/01/25
傘さして女のはしる霰かな・・・炭太祇
2019/01/24
鰤敷や隣鰤場も指呼の中・・・鈴鹿野風呂
2019/01/23
茶圃の施肥はじめむとする頃ほひは三寒四温北風さむし・・・木村草弥
2019/01/22
一人退き二人よりくる焚火かな・・・久保田万太郎
2019/01/21
鼻眼鏡ずり落ちさうにかけゐつつ母はこくりと日向ぼこする・・・木村草弥
2019/01/20
書評「自在なる詩 悲運の帝王ものがたり」・・・沢良木和生
2019/01/19
水底を見て来た顔の小鴨かな・・・内藤丈草
2019/01/19
「交配中」のビラを掲げてマルハナバチがトマトの黄花の花粉にもぐる・・・木村草弥
2019/01/18
井奥成彦/谷本雅之編『豪農たちの近世・近代─19世紀南山城の社会と経済』・・・木村草弥
2019/01/17
かなしみのきわまるときしさまざまの物象顕ちて寒の虹ある・・・坪野哲久
2019/01/17
かきくらし雪ふりしきり降りしづみ我は真実を生きたかりけり・・・高安国世
2019/01/16
新年の色あざやけき青竹を結界として茶の湯点てけり・・・木村草弥
2019/01/15
あだし野に日の一すぢの霰かな・・・徳永山冬子
2019/01/14
ごまめ噛む歯のみ健やか幸とせむ・・・細川加賀
2019/01/13
かるた切る心はずみてとびし札・・・高橋淡路女
2019/01/12
竹馬の高さとなりし子の世界・・・宮地玲子
2019/01/11
大阪を好きも嫌ひも宵戎・・・吉田すばる
2019/01/10
怖いもんって/そら嫁はんにきまってますがな/なにがしとやかな京おんなですか/芯はきついですわ・・・根来真知子
2019/01/09
私信と『修学院幻視』書評・・・井芹能一
2019/01/08
詩「野のほとり」・・・野本 昭
2019/01/08
蜜蜂のうなりのやうにまとひつく耳鳴りあはれ蠟梅かをる・・・木村草弥
2019/01/07
くの字くの字に/折れ曲がった路地/ゆれるあかりのあいまに/しずかにきこえる三味線の音・・・松山妙子
2019/01/06
冬つばき世をしのぶとにあらねども・・・久保田万太郎
2019/01/05
オモシロク狂ツテ舞ヘバ/身ハ幽谷ニ浮ク鶴ノ/声ハ大気ヲツン裂イテ/スガタハ空ノ青ニ染ム・・・大岡信
2019/01/04
三日の朝フェリー二隻大口あけ・・・佐藤鬼房
2019/01/03
藤原光顕「たかまる」No.112・・・木村草弥
2019/01/02
蓮根の穴も二日の午後三時・・・橋閒石
2019/01/02
「未来山脈」掲載作品・2019/01 「森の記憶」・・・・木村草弥
2019/01/01
湯浴みして 血の蘇る 大旦・・・伊丹三樹彦
2019/01/01
POSTE aux MEMORANDUM(12月)月次掲示板
2018/12/31
入江敦彦『イケズの構造』・・・木村草弥
2018/12/30
リルケ死にし日なりき冬の薔薇の辺に・・・脇村禎徳
2018/12/29
書評・木村草弥第三詩集『修学院幻視』を読む・・・小西亘
2018/12/28
湯豆腐を食ひ尽くしたるメディア論・・・秋尾敏
2018/12/28
映画脚本×原作小説・高林陽一/東義久『夜が明けたら』・・・木村草弥
2018/12/27
ゆきふるといひしばかりの人しづか・・・室生犀星
2018/12/27
村島典子の歌「芋競べ祭り」31首・・・木村草弥
2018/12/26
老いざまのかなしき日なり実千両・・・草間時彦
2018/12/26
高山れおな句集『冬の旅、夏の夢』・・・木村草弥
2018/12/25
十人の一人が気付き枇杷の花・・・高田風人子
2018/12/25
寒菊も黄を寄せ合へばさみしからずさ庭の隅のひだまりの中・・・木村草弥
2018/12/24
振り返ることのむなしさ腰下ろす石の冷えより冬に入りゆく・・・木村草弥
2018/12/23
船団の会・編「朝ごはんと俳句365日」・・・木村草弥
2018/12/22
花八つ手生き残りしはみな老いて・・・草間時彦
2018/12/22
ポインセチア愛の一語の虚実かな・・・角川源義
2018/12/21
黒猫に白毛混じりて猫にくる老いをながむる感動はあり・・・高田流子
2018/12/20
とぢし眼のうらにも山のねむりけり・・・木下夕爾
2018/12/19
しばらくはその香に酔ひてをりにけり晩白柚風呂に浸るひととき・・・木村草弥
2018/12/18
冬山を仰ぐ身深く絹の紐・・・岡本眸
2018/12/17
詩「ひとでよ ひとで」・・・ほしの まろん
2018/12/16
木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ・・・加藤楸邨
2018/12/16
ふるさとは遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの/ひとり都のゆふぐれに/ふるさとおもひ涙ぐむ・・・室生犀星
2018/12/15
言語とふ異形の遺伝子持ちしよりひとの生くるは複雑微妙・・・沢田英史
2018/12/14
われわれはどこからきたか われわれはどこへゆくのか ランプをかざす・・・栗城永好
2018/12/13
島が月の鯨となって青い夜の水平・・・荻原井泉水
2018/12/12
大空のあくなく晴れし師走かな・・・久保田万太郎
2018/12/11
群青のストールに深く身を包む冬の眸をもつ人に逢ふため・・・村田嘉子
2018/12/10
明日のため今日の願いがありましてハナカタバミの葉のやすむ宵・・・鳥海昭子
2018/12/09
日動画廊扉の把手は青銅の女体にて腰のくびれをつかむ・・・阿木津英
2018/12/08
幼児が顔近づけて呼びかける「セントポーリア、セントポーリア」・・・鳥海昭子
2018/12/07
踏みつけられ、撥ねとばされ、蹴ちらかされ/磨りきれた傷を残して/サラリーマンの足の一部が落ちていた・・・中原道夫
2018/12/06
小倉正宏『人類人々の喜びと悲しみの409の詩歌・言葉』・・・木村草弥
2018/12/05
ひろひ読み拾ひよみつつふとはぐれる終りに近き此の物語・・・木村草弥
2018/12/05
佐伯泰英『いざ帰りなん』新・古着屋総兵衛 17・・・木村草弥
2018/12/04
ふりむけば障子の桟に夜の深さ・・・長谷川素逝
2018/12/04
『修学院幻視』私信と書評・・・萩岡良博
2018/12/03
私の心もとない半生のミスプリントに朱線を引かう・・・木村草弥
2018/12/03
「未来山脈」掲載作品・2018/12 「松柏美術館」・・・・木村草弥
2018/12/02
季節はああ次々とやつて来る私はもう急ぐこともない・・・木村草弥
2018/12/02
木村草弥詩集『修学院幻視』に寄せて・・・・・貝沼正子
2018/12/01
冬が来た。白い樹樹の光を体のうちに蓄積しておいて、夜ふかく眠る・・・前田夕暮
2018/12/01
POSTE aux MEMORANDUM(11月)月次掲示板
2018/11/30
いくたびか冷たい朝の風をきって私は落ちた/雲海の中に・・・・・・/微光の中を静かな足で歩んでいた・・・大岡信
2018/11/29
埴輪の目ほんのり笑ふ土こねし古墳時代の庶民が笑ふ・・・群馬県・熊沢峻
2018/11/28
花岡カヲル歌集『枯葉のみやげ』・・・木村草弥
2018/11/27
山の神留守のあけびを採りにけり・・・浅井紀丈
2018/11/27
白鳥はその閉じた壮麗な翼をゆっくりとふるわせ/柔らかな光の陰の白いテントを張った・・・オルダス・ハックスリー
2018/11/26
おもざしの思ひ出だせず貴船菊・・・飯名陽子
2018/11/25
草むらにみせばやふかく生ひにけり大きな月ののぼるゆふぐれ・・・木村草弥
2018/11/24
月刊「茶の間」連載「木村草弥の四季のうた」第十二回・・・・木村草弥
2018/11/23
やはらかき身を月光の中に容れ・・・桂信子
2018/11/23
しら露も夢もこのよもまぼろしもたとへていへば久しかりけり・・・和泉式部
2018/11/22
家毎に柿吊るし干す高木村住み古りにけり夢のごとくに・・・久保田不二子
2018/11/21
どんぐりの拾へとばかり輝けり・・・藤野智寿子
2018/11/20
草紅葉ひとのまなざし水に落つ・・・桂信子
2018/11/19
熱き血のなほ潜みゐむ現身のうすぎぬ剥ぎて垂乳さぐりぬ・・・木村草弥
2018/11/18
吾が贈りし口紅それは夢の色ほの明りつつ唇に映ゆ・・・木村草弥
2018/11/17
べに刷きてブラシにはつか残れるを目元にも刷く汝の朝化粧・・・木村草弥
2018/11/16
東義久『山城国一揆』 『木津川を泳いだ大仏』 『春咲き川』・・・木村草弥
2018/11/15
細見和之『「投壜通信」の詩人たち』─〈詩の危機〉からホロコーストへ・・・木村草弥
2018/11/15
ぎんなんのほろほろ熱し嵯峨野ゆく・・・文挟夫佐恵
2018/11/15
目覚むれば露光るなりわが庭の露団々の中に死にたし・・・宮柊二
2018/11/14
むらさきしきぶかざせば空とまぎれけり・・・草間時彦
2018/11/13
島すなみ詩集『移動の記憶』・・・木村草弥
2018/11/12
黒田ナオ詩集『昼の夢 夜の国』・・・木村草弥
2018/11/12
妥協とは黙すことなり冬ざれのピラカンサなる朱痛々し・・・木村草弥
2018/11/12
山下正子『画・短歌集 旅路』・・・木村草弥
2018/11/11
熊田千佳慕『ファーブル昆虫記の虫たち』1~5・・・木村草弥
2018/11/11
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺・・・正岡子規
2018/11/11
杜鵑草人恋ふ色に咲きいでし・・・轡田幸子
2018/11/10
(転載) 歌仙「青嵐」 湯山五吟・・・高橋睦郎発句
2018/11/09
山茶花は咲く花よりも散つてゐる・・・・細見綾子
2018/11/09
茶畑はしづかに白花昏れゆきていづくゆ鵙の一声鋭し・・・木村草弥
2018/11/08
肥後六花──肥後菊その他について・・・・木村草弥
2018/11/07
嵯峨菊が手花火のごと咲く庭に老年といふ早き日の昏れ・・・木村草弥
2018/11/06
菊の香はたまゆら乳の香に似ると言ひし人はも母ぞ恋しき・・・木村草弥
2018/11/05
白菊に対ひてをればわが心しづかなりけり夕茜して・・・木村草弥
2018/11/04
浜菊のむらがり白き丘吹きてかがよふ風よ人に逢ひたし・・・生方たつゑ
2018/11/03
『修学院幻視』 私信と詩集評・・・・・松林尚志
2018/11/02
武藤ゆかり写真集『紅葉抄』・・・・木村草弥
2018/11/02
汝をそこに彳たしめてよし秋海棠・・・富安風生
2018/11/02
「未来山脈」掲載作品・2018/11 「街並み」・・・・木村草弥
2018/11/01
りんどう咲く由々しきことは無きごとし・・・細見綾子
2018/11/01
POSTE aux MEMORANDUM(10月)月次掲示板
2018/10/31
ひともまた弧影曳きをり穴まどひ・・・・鈴木孝一
2018/10/30
木曽川の今こそ光れ渡り鳥・・・・高浜虚子
2018/10/29
『修学院幻視』 私信と詩集評・・・玉村文郎ほか
2018/10/28
秋風に運ばれてゆく蜘蛛の子は空の青さの点となりゆく・・・・木村草弥
2018/10/28
檀の実爆ぜて色濃くなりにけり・・・・小泉良子
2018/10/27
金子彩(金原まさ子)「十七枚の一筆箋」・・・・・木村草弥
2018/10/26
十月二十六日午後十一時四十二分、私はなと書く。なの意味するところは・・・谷川俊太郎
2018/10/26
萩の花/尾花 葛花/瞿麦の花/女郎花/また 藤袴/朝貌の花・・・山上憶良
2018/10/25
菊の花の/この美しさを/「食べる?」/私はそれにあたいするかしら/花のまえに はじらうばかり・・・高田敏子
2018/10/24
木村草弥第三詩集『修学院幻視』 (全)
2018/10/23
露の世は露の世ながらさりながら・・・小林一茶
2018/10/23
私の頭の中には、いつの頃からか、 薄命さうなピエロがひとり棲(す)んでゐて、月光を浴びてゐるのでした。・・・・中原中也
2018/10/22
映画「日日是好日」鑑賞・・・木村草弥
2018/10/21
ぶどう棚を渡る風に/実りを終えて/安堵の心をみせての/静かな落下・・・高田敏子
2018/10/21
月刊「茶の間」連載「木村草弥の四季のうた」第十一回・・・・木村草弥
2018/10/20
蔵書整理・図書館などに寄贈する・・・木村草弥
2018/10/20
夕日の赤/あれは ほおずきの赤/柿の実の赤/糸につるした折鶴の赤の色・・・高田敏子
2018/10/20
こめかみのわびしき日なり毀誉褒貶かしましき日の暮れなむとする・・・木村草弥
2018/10/19
田中成彦第五歌集『瞑想曲』メディタション・・・木村草弥
2018/10/18
猫と生れ人間と生れ露に歩す・・・・加藤楸邨
2018/10/18
かすがの に おしてる つき の ほがらか に  あき の ゆふべ と なり に ける かも・・・・会津八一
2018/10/17
かきなぐる墨絵をかしく秋暮て・・・史邦/はきごころよきめりやすの足袋・・・凡兆
2018/10/16
添水鳴る遠ざかり来てあきらかに・・・・清崎敏郎
2018/10/15
山田兼士『ボードレール・小散文詩 パリの憂愁』・・・木村草弥
2018/10/14
父を詠みし歌が少なし秋われは案山子のやうに立ちてゐたりき・・・木村草弥
2018/10/14
牧神の午後ならねわがうたた寝は白蛾の情事をまつぶさに見つ・・・木村草弥
2018/10/13
香山雅代詩集『雁の使い』・・・木村草弥
2018/10/12
黒猫が狭庭をよぎる夕べにてチベットの「死の書」を読み始む・・・木村草弥
2018/10/12
子がなくて白きもの干す鵙の下・・・桂信子
2018/10/11
萩岡良博エッセイ集『やすらへ。花や。』・・・木村草弥
2018/10/10
竹杭が十二、三本見えてをりその数だけの赤トンボ止まる・・・木村草弥
2018/10/10
うつしみは欠けゆくばかり月光の藍なる影を曳きて歩まむ・・・・木村草弥
2018/10/09
草もみぢしてそよぐなる風ばかりゑのころ草の原たれもゐず・・・藤井常世
2018/10/08
芋洗ふ女西行ならば歌よまむ・・・・松尾芭蕉
2018/10/07
滝白く落ちて虚空のたそがれの滴り一つ沢蟹を搏つ・・・木村草弥
2018/10/06
「未来山脈」掲載作品・2018/10 「チョコ野郎」・・・・木村草弥
2018/10/05
ある晴れた日につばくらめかへりけり・・・・安住敦
2018/10/05
松村信人詩集『似たような話』・・・木村草弥
2018/10/04
ながむれば心もつきて星あひの空にみちぬる我おもひかな・・・右京大夫
2018/10/04
才媛になぞらへし木の実ぞ雨ふればむらさきしきぶの紫みだら・・・木村草弥
2018/10/03
死とはただ居なくなること秋ざくら・・・不破博
2018/10/02
あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびのあふこともがな・・・・和泉式部
2018/10/01
POSTE aux MEMORANDUM(9月)月次掲示板
2018/09/30
書評「自己存在の起源を求めて」・・・・春日真木子
2018/09/29
犬蓼にある明るさよ野草園・・・・青柳志解樹
2018/09/28
春日真木子歌集『何の扉か』・・・木村草弥
2018/09/27
葡萄食ふ一語一語の如くにて・・・・中村草田男
2018/09/27
玉井洋子詩集『霾る』・・・木村草弥
2018/09/26
エッセイ「恭仁京と大伴家持」・・・・木村草弥
2018/09/26
鈴虫を塞ぎの虫と共に飼ふ・・・・草間時彦
2018/09/25
紫をん咲き静かなる日の過ぎやすし・・・・水原秋桜子
2018/09/24
桔梗や男も汚れてはならず・・・石田波郷
2018/09/23
梨食ふと目鼻片づけこの少女・・・・加藤楸邨
2018/09/22
自が開く力に揺れて月下美人ひそけき宵に絶頂ありにけり・・・・木村草弥
2018/09/21
月刊「茶の間」連載「木村草弥の四季のうた」第十回・・・・木村草弥
2018/09/20
八十の少年にして曼珠沙華・・・・高島茂
2018/09/20
中村和雄詩集『一本橋』・・・・木村草弥
2018/09/19
巡礼の旅「ヴェズレーの丘」と教会・・・木村草弥
2018/09/19
佐相憲一詩集『もり』・・・・木村草弥
2018/09/18
生はゆきつくことのない吊橋 揺れながら/水と空とに映えながら 愛は死の/死は愛の旗をうち振っている・・・大岡信
2018/09/18
玉井清弘歌集『谿泉』・・・・木村草弥
2018/09/17
朱しるく落ちゆく夕日ゆゑもなく「叱られて・・・」の唄くちずさみゐつ・・・・木村草弥
2018/09/17
クールベのゑがくヴァギナの題名は「源」といふいみじくも言ふ・・・・木村草弥
2018/09/16
おはじきもビー玉遊びも知らぬ児の指がすばやくスマホを撫でる・・・茨城県・杉山由枝
2018/09/15
東義久「B級京都論・南山城から視た異国京都」・・・・木村草弥
2018/09/14
古唐津で茶を飲むときにうら悲し妻が横向き涙を拭きぬ・・・・木村草弥
2018/09/14
落雷の近しと鯵を叩きけり・・・・鈴木真砂女
2018/09/13
今日も小雨が降りつづけます 人はこれを秋霖と言っています・・・木村草弥
2018/09/13
村島典子の歌「栴檀」30首・・・・・木村草弥
2018/09/12
白桃の箱の隙間の先週の山梨新聞広げてみたり・・・・東京都・飯坂友紀子
2018/09/12
新じやがをほかほかと食ひ今日を謝す・・・・大野林火
2018/09/11
無防備にまどろむ君よスカラベがをみなの肌にとどまる真昼・・・木村草弥
2018/09/10
紺ふかき耳付の壺マグダラのマリアのやうに口づけにけり・・・木村草弥
2018/09/09
おしろいばな狭庭に群れて咲き匂ふ妻の夕化粧いまだ終らず・・・木村草弥
2018/09/08
永井章子詩集『出口という場処へ』・・・・木村草弥
2018/09/07
一茎のサルビアの朱もえてをり老後の計画など無きものを・・・木村草弥
2018/09/07
戻りたる太陽の彩まぶしかり「トラキア人の墓」も明るむ・・・・木村草弥
2018/09/06
好きよと書いて/てがみにするとてがみはわたしの身替りになり/いまごろは/はるばると/もみじの山を越えて行く・・・三井葉子
2018/09/05
第17回全国口語短歌大会「作品集」・・・・木村草弥
2018/09/04
をみなへしそよろと咲きて賞でらるるをとこへしの茎逞しかりき・・・・木村草弥
2018/09/04
「未来山脈」掲載作品・2018/09 「朝の儀式」・・・・木村草弥
2018/09/03
はまなすの丘にピンクの香は満ちて海霧の岬に君と佇ちゐき・・・・木村草弥
2018/09/03
妻の剥く梨の丸さを眩しめばけふの夕べの素肌ゆゆしき・・・・木村草弥
2018/09/02
石川美南歌集『架空線』・・・・木村草弥
2018/09/01
キュウリの種子/魚の眼玉/ケラの歌/《ほろび》というなつかしい響き/闇にむかって開かれてゆく・・・・大岡信
2018/09/01
POSTE aux MEMORANDUM(8月)月次掲示板
2018/08/31
蟻の列孜々と励みし一日は日の昏れたれば巣穴に戻る・・・・木村草弥
2018/08/30
忽然としてひぐらしの絶えしかば少年の日の坂のくらやみ・・・・佐藤通雅
2018/08/29
はまゆふのそよがぬ闇に汝を抱き盗人のごと汗ばみにけり・・・・高野公彦
2018/08/28
激雷に剃りて女の頚つめたし・・・・石川桂郎
2018/08/27
突張つてゐる蟷螂を応援す・・・片桐てい女
2018/08/26
指呼すれば、国境はひとすぢの白い流れ。/高原を走る夏季電車の窓で、/貴女は小さな扇をひらいた。・・・津村信夫
2018/08/25
この惑星の地軸が/少しばかり傾いているお蔭で/どんなに猛暑が続いても/こうして/この列島にも 秋がくる・・・坪井勝男
2018/08/24
「茶」にまつわる慣用句いろいろ・・・・木村草弥
2018/08/23
つつつつと浜昼顔の吹かるるよ・・・清崎敏郎
2018/08/23
月刊「茶の間」連載「木村草弥の四季のうた」第九回・・・・木村草弥
2018/08/22
そばの花山傾けて白かりき・・・山口青邨
2018/08/22
みづがめ座われのうちらに魚がゐてしらしらと夏の夜を泳げり・・・・木村草弥
2018/08/21
咲き急ぐことなどはなし睡蓮の葉あひにひとつ莟のまろき・・・・女屋かづ子
2018/08/20
老後つてこんなものかよ二杯目のコーヒー淹れる牧神の午後・・・・木村草弥
2018/08/19
その背中ふたつに割りて緑金の山のなだりを黄金虫翔ぶ・・・・前登志夫
2018/08/18
けふありて銀河をくぐりわかれけり・・・・秋元不死男
2018/08/17
薮入や彩あでやかにアロハシャツ・・・・吉田北舟子
2018/08/16
迎火は草の外れのはづれ哉・・・・小林一茶
2018/08/15
うらごゑのどこからかして夾竹桃・・・・高島茂
2018/08/14
雷鳴の一夜のあとの紅蜀葵まぬがれがたく病む人のあり・・・・木村草弥
2018/08/13
心濁りて何もせぬ日の百日草・・・・草間時彦
2018/08/12
志野暁子歌集『つき みつる』・・・・木村草弥
2018/08/11
花火果て闇の豪奢や人の上・・・高橋睦郎
2018/08/11
てのひらに蝉のぬけがら ぬけがらを残して人はただ一度死ぬ・・・・永田和宏
2018/08/10
かん声をあげて/海へ走り/しぶきのなかに消える/子どもたち・・・・川崎洋
2018/08/09
陽が射せばトップレスもゐる素裸がティアガルテンの草生を埋む・・・・木村草弥
2018/08/08
暦には立秋とある今日の午後黍の葉鳴らす風吹きいでぬ・・・・筏井嘉一
2018/08/07
松林尚志『一茶を読む やけ土の浄土』・・・・木村草弥
2018/08/06
蓮の葉は静かになりぬ戦いにさやぎて死にし兵のごとくに・・・・香川進
2018/08/06
デュフィの海のやうなる空にさやぎ欅若葉は一会のさみどり・・・・島田修三
2018/08/05
夾竹桃東京砂漠灼けはじむ・・・・千代田葛彦
2018/08/04
「未来山脈」掲載作品・2018/08 「絵手紙」・・・・木村草弥
2018/08/03
朝顔を培ふは多けれど夕顔は珍しと言ひて人は褒めをり・・・・木村草弥
2018/08/03
長嶋南子詩集『家があった』・・・・木村草弥
2018/08/02
桃の実のほのぼのと子を生まざりし・・・・きくちつねこ
2018/08/02
詩誌「芸術と自由」2018/7月号・・・・木村草弥
2018/08/01
軽く飲む筈の深酔さるすべり・・・・大牧広
2018/08/01
POSTE aux MEMORANDUM(7月)月次掲示板
2018/07/31
「詩と思想」掲載「イグ・オリンピック」・・・・・木村草弥
2018/07/30
愛し合つた 滅びるといふ語感にも似て炎のユーホルビア・・・・木村草弥
2018/07/30
食べるたび生はあかるみ食べるたび死は近づきぬかなた万緑・・・・小谷陽子
2018/07/29
桔梗やきりりと辛き飛騨の酒・・・・草間時彦
2018/07/28
黄檗の寺の駄犬や花ざくろ・・・阿片瓢郎
2018/07/27
アンソロジー「詩と詩人集2018」:掲載作品「買春という言葉」・・・・木村草弥
2018/07/26
上目つかひ下目つかふも面倒なり遠近両用眼鏡ままならず・・・・木村草弥
2018/07/26
身籠りて子の手花火をまぶしがる・・・・遠藤とみじ
2018/07/25
海へ出る砂ふかき道浜木綿に屈めばただに逢ひたかりけり・・・・木村草弥
2018/07/24
季節くれば花を求めて飛んでゆく美しき翅よ うす青き蝶・・・・木村草弥
2018/07/23
入浴剤こよひは「有馬」あすは「別府」せめては家居の夜々を楽しむ・・・・木村草弥
2018/07/22
守宮かなし灯をいだくときももいろに・・・・服部京女
2018/07/21
月刊「茶の間」連載「木村草弥の四季のうた」第八回・・・・木村草弥
2018/07/20
青虫がひたすら茎をのぼりゆく新芽の色の何とおしいさう・・・・木村草弥
2018/07/20
銀漢やどこか濡れたる合歓の闇・・・・加藤楸邨
2018/07/19
仏桑華あかあかと咲く城跡の日だまり小さきイグアナが陽を浴ぶ・・・・木村草弥
2018/07/18
蛸壺やはかなき夢を夏の月・・・松尾芭蕉
2018/07/17