K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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9つの人気列車でぐるっと東日本鉄道ロマン紀行4日間・・・・・・・・・・木村草弥
路線図①
路線図②
三陸_0002
↑ 三陸鉄道・北リアス線車両
リゾート白神
 ↑ 五能線・リゾートしらかみ・ハイブリッド青池号

   9つの人気列車でぐるっと東日本鉄道ロマン紀行4日間・・・・・・・・・・木村草弥
        ──三陸鉄道・リゾートしらかみ・E5系はやて・青い森鉄道──
           ・・・・・・・クラブツーリズム催行2013/07/21~07/24・・・・・・

今年の夏は六月から暑くて、たまらないので何とか目先を変えようと、たまたま目についた、この旅に参加することにした。総勢は二十人である。
男の一人参加が八人、女が五人、ペアが二組、三人組が一つである。
この旅は、言うならば「鉄ちゃん」に特化した旅と言えるが、先に書いたように私は別に「鉄ちゃん」でもなく、衝動的な参加に過ぎない。
鉄道利用ばかりなので料金は高くて、十万円ちょうどである。
はじめにお断りしておくが、タイトルに書いたキャッチコピーは、旅行を企画したクラブツーリズムのものであり、私が考えたものではない。

Shinkansen_N700_z15.jpg

第一日
七月二十一日、新大阪駅10:50発の東海道新幹線N700系のぞみ22号で発車。私は京都駅から乗車する。
名古屋駅で「ひつまぶし弁当」を積み込み、さっそく食べる。
ひつまぶし_0001
ひつまぶし_0002

東京駅で東北新幹線E5系はやて37号に乗り換え、一路「盛岡」へ。
800px-JRE-TEC-E5_omiyaはやて

盛岡に16:22に着いて、徒歩で一泊目の「ホテル東日本」に入る。ツインルームに一人寝である。
ホテル東日本

今回の旅では、友人に恵まれて、神戸在住のY氏73歳、宇治市在住のM氏60歳と親しくしていただいて、初日の夕食は盛岡駅近くで、
二種類のビールジョッキ付きで三千円という料理を食べる。
二杯目はイギリス風の黒ビールで、イギリス旅行の際のパブ飲みまくりを思いだして快調。

第二日は、唯一のバス移動で、三陸海岸の「田野畑駅」まで、うねうねと深い山中を行く。
「岩泉町」などの標識を通過する。因みに、ここ岩泉町には日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」があるところとして有名だが、私はまだ行ったことがない。

移動途中も霧雨のような細かい雨が降り続いて、ヘアピン・カーブのような山道が連続するが、「やませ」という三陸沿岸特有の冷害をもたらす気候を体験する。
「やませ」については、もう十年以上も前に、この地は厳しい冷害の見舞われ、私も歌の作品に詠んだりしたが、単なる「冷害」だと思っていたが、
実際は「霧雨」が何日をたちこめて「日照」を遮り、日照不足で作物、特に水稲が大打撃を受けるのが原因だった。
今回、バス移動の途中なんかで、それを実際に体験して「やませ」の怖さを実感した次第である。
今年は、そんな悪い気候に近いのではないか。 このことを、意識して、ここに書いておく。

三陸鉄道
三陸
↑ 「三陸鉄道」パンフレット
田野畑駅①
 ↑ 「田野畑」駅舎─宮沢賢治に因んで「カンパネルラ駅」と書いてある。
田野畑駅②
田野畑駅③_0001
 ↑ 駅前の広場の片隅に、津波がここまで来たという小さな石碑が立っている。
津波被害車両
↑ 津波で路線は被害を受けた。被害車両を震災を偲ぶモニュメントして保存してある。──同行のY氏撮影

田野畑

11:25三陸鉄道・北リアス線に乗り込み、久慈駅をめざす。
途中、高い橋からの絶景では車を止めてサーピスするが、見える漁港の防波堤などは損傷を受け、補修した白いコンクリート部分などが目に痛々しい。
線路も流されて、やり直した形跡が見てとれる。

われわれ観光客以外の乗降客は殆ど居ないが、途中の駅から、一人のおばあさんが乗ってきて、話しかけてみた。
私と同年生まれということであったが、窓から見える風景を指さして、この辺りも津波でみんな流されて「更地」になってしまった、などと話す。

震災爪痕
 ↑ 下の漁港には震災の爪痕が残る
堀内
 ↑ 途中の「堀内駅」から見る漁港。ここは「あまちゃん」のモデルになったが、ドラマでは「袖ケ浜」駅となっている
あまちゃん
 ↑ 車内の朝ドラ「あまちゃん」のポスター

はじめに掲出した車両の写真に「阪急交通社」のプレートが読み取れるが、私は写真を取り損ねたが、反対側には「クラブツーリズム」のプレートが掲げてあったという。
このように、この路線は全国各地からの観光客の乗車によって支えられている面が多いということである。

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 ↑ 「三陸鉄道」久慈駅。 この並びに「JR久慈駅」がある。

久慈駅
↑ 「北三陸・久慈 到達証明書」──同行のY氏撮影
久慈駅②
 ↑ 「上」乗ってきた車両の反対側から撮影──同行のY氏撮影

12:15「久慈」駅に到着。ここで「三陸鉄道」は終わり、八戸まではJR八戸線があるが、今回は乗らずに、盛岡からのバスで八戸まで。
三陸特製「ほたて弁当」をバス内で食べる。ここでは「うに弁当」という名物があるのだが、今回は当たらない。

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 ↑ 「青い森鉄道」701~700系車両。いずれもJR東日本からの譲渡分

「八戸」駅14:35発で「青い森鉄道」もと東北本線で「新青森」経由、奥羽本線で「弘前」まで。弘前駅着17:16である。
ホテルまでタクシーに分乗して、市内の「天然温泉・岩木桜の湯ドーミーイン弘前」に入る。
ドーミーイン
 ↑ ドーミーイン弘前

夕食はホテル筋向いの居酒屋で、昨夜と同じ顔触れでビール・ピッチャー込みで一人三千円で。酔っぱらって帰る。温泉大浴場には行かず。

第三日は、同じくタクシーに乗って弘前駅まで。プリウスのタクシーに初めて乗る。

五能線
乗車記念スタンプ
乗車記念スタンプ_0001

09:02弘前発で、鉄ちゃん待望の「五能線・リゾートしらかみ・ハイブリッド青池」に乗って一路、波打ち際の露天風呂の「ウェスパ椿山」へ。
この列車には上の写真のように編成は三種類あるが、その中でも一番新しい「ハイブリッド青池」に乗れた。
ハイブリッドというだけあって、蓄電池に電気を貯めて振動防止と省エネを目指している。気動車だが、乗り心地は快適。

津軽三味線
 ↑ 車内で演奏されていた「津軽三味線」──同行のY氏撮影

11:12「ウェスパ椿山」駅に着き、ホテルのバスで「不老ふ死温泉」へ。
794温泉入口
 ↑ 温泉入口
ここは行政的には、青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15 というところである。

先ず控室で海の幸の昼食を摂り、あとは各自入浴へ。

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 ↑ 波打ち際の混浴露天風呂。塩辛い鉄泉である。
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詳しくはWikipedia─黄金崎不老不死温泉を参照されたい。

書き忘れたが、東北は着いて以来、ずっと梅雨模様で、外を出歩くことが少なかったので助かったが、ぬか雨が降ったり止んだりだったが、入浴の頃、晴れあがり陽ざしが暑い。
今回は行かなかったが、海岸を望む斜面高台には「展望台」や、駅周辺には宿泊施設がある。
slopeplatform_01白神展望台
↑ 白神展望台
islandcottage_04コテージ
 ↑ ウェスパ椿山─コテージ

鳥海山
 ↑ 五能線・終点の「東能代駅」と車内から望む「鳥海山」の山並み──まだ雪が残っている──同行のY氏撮影

なお「五能線」とは、五所川原~能代に運行する路線。現実には、弘前~東能代間を運行している。
リゾート列車として、とても人気のある路線らしい。今回の旅の中でもハイライト路線と言えよう。

13:49発の五能線・普通自由席で「東能代」駅に着き、奥羽本線特急「つがる」で秋田駅着。乗り換えて、
16:34発羽越本線特急「いなほ」に乗り、18:20「鶴岡」駅に着き、ホテルのバスで「ホテルイン鶴岡」に入り、今晩はホテルの食堂で夕食。
ホテルイン鶴岡

ここは駅前からは、かなり外れにあるが、広い百台くらい停められる駐車場があり、他府県ナンバーの車も多く、社用族の出張者が多いらしい。
近くにはユニクロやホームセンター、ショッピングセンターなどもあり、郊外の買い物の中心である。
なお、「鶴岡」とは、こういうところである。 ↓
鶴岡①
作家の「藤沢周平」記念館などもあり、彼の小説や、それを原作にしたドラマなどを見た身には親しいところである。

第四日は、羽越線・鶴岡駅から「特急いなほ」で新潟駅に11:01に着き、約二時間の接続待ちで、みやげ物などを買い、サイフォン・コーヒー店で、ゆっくりコーヒーとチーズケーキで休息。
新潟駅サイホンコーヒー

集合して信越本線「特急北越」6号13:02発で出発。車内で「鮭はらこ弁当」の昼食を摂る。
金沢に16:41に着き、16:54北陸本線「特急サンダバード」38号で帰途に。
京都駅に19:08に到着し、一行と別れて、帰宅。京都は猛暑で夜もムンムンである。

「鉄ちゃん」にも色々あり、「乗り鉄」「撮り鉄」などだが、今回ご一緒したY氏などは、その両方を楽しむ人であった。
おかげで楽しい時間を過ごせたことを書いて、御礼としたい。
同行のY氏から写真などが提供されたので、追加した。当該個所には同氏の撮影によることを明記した。
感謝して付記する。

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