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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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スタジオジブリが反原発の横断幕「原発はプロメテウスの火」・・・・・・・・・・・木村草弥
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 ↑ハインリッヒ・フューガー画 <火を与えるプロメーテウス>

──エッセイ──緊急提言として──

   スタジオジブリが反原発の横断幕「原発はプロメテウスの火」・・・・・・・・・・・木村草弥

反原発で知られるスタジオジブリの屋上に「原発ぬきの電気で映画をつくりたい」と書かれた反原発の横断幕が設置された。
日本全国で反原発の活動が活発になる中、スタジオジブリの積極的な行動が大きな話題を呼んでいる。
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宮崎駿が原発はプロメテウスの火と発言
7月公開予定の最新作「コクリコ坂から」で企画と脚本を手掛ける宮崎駿氏は、東日本大震災後の3月28日に開かれた記者会見で東電原発事故に触れ
「考えなければならないのは、プロメテウスの火をどうしたらコントロールできるか。私はこの地を一歩も退かないと決めています」と発言した。

プロメテウスの火とは?
プロメテウスとはギリシャ神話に登場する神で、下記のような言い伝えがある。
プロメテウスは、神々の姿に似せて創造された人類に、「火」を伝えようとしたが、

全能の神ゼウスは
「もし人間に火を持たせたら、人間は我ら神と同じように強力な存在となる。」
「彼らは無知である。無知というのは事の善悪が判断できないということだ。
人間は、誰かが不幸だと思わせない限り、ずっと幸福なのだ。なぜなら、何が不幸で何が幸福かを知らないからだ」
としてそれを拒んだ、
だがプロメテウスは、人間に火を教えてしまう。
その行いに怒ったゼウスは、権力の神クラトスと暴力の神ビアーに命じてプロメーテウスをカウカソス山の山頂に磔(はりつけ)にさせ、
生きながらにして毎日肝臓をハゲタカについばませる責め苦を強いた。
プロメーテウスは不死であるため一生の苦痛を味わうことになる。。。。

この物語の火と現代の原発を比べて「人間の手におえない制御不可能なもの」「第二のプロメーテウスの火」との意味で宮崎駿監督は述べた。
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「プロメーテウスの火」のエピソードは、ギリシア神話の中でも、よく知られた話であるが、「原子力の火」が、これに擬(なぞら)えられて久しい。
今回の福島原発の爆発事故によって、この「火」のことが目下喫緊の時事用語としてクローズアップされてきたのは何とも皮肉なことである。
しかし、原子力発電を如何にコントロールするかが全世界的な規模で議論沸騰していることも事実であり、まさに今日的な意味を持つことになった。
折しも先日NHKの特集番組でも大々的に放映されたように、福島原発周辺では、チェルノブイリを上回る激しい放射能汚染が進行している事実が明るみになった。
まさに由々しい、恐怖に満ちた現実である。

チェルノブイリの放射能の現実については先に記事にしたが、わが国では真実が小出しに知らされて、国民はモルモットのような扱いを受けていると言える。
また「大前研一『日本復興計画』」という本も取り上げたが、ここに大前さんが書かれていた、<原子炉完全冷却には5年以上。5キロ圏内には未来永劫、人は住めない>
という記事そっくりの様相が現実になってきたことも空恐ろしい。
国民は、今こそ真実に目を向け、賢い態度を取らなければならないだろう。
緊急に、この記事を書く所以である。
リンクに貼った私の旧記事二つも参照していただいて、よくお考えくださるようお願いする。 よろしく。

「プロメーテウス」については ← Wikipediaの記事に詳しい。


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