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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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塩野七生・石鍋真澄ほか 『ヴァチカン物語』・・・・・・・・・・・・・・木村草弥
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──新・読書ノート──

   塩野七生・ 石鍋真澄ほか 『ヴァチカン物語』・・・・・・・・・・・・・・木村草弥
              ・・・・・・・・新潮社・とんぼの本2011/06/24 刊・・・・・・・・・・      

       「ヴァチカンを知らなければヨーロッパは理解できない」・・・・・・・・・塩野七生

     ここは世界最小の国家にして、歴代教皇と天才芸術家たちが築き上げた美の殿堂、そして比類なき祈りの空間。
     「キリスト教とは何か」を厳しく問う塩野七生氏の語りを皮切りに、二千年に及ぶ聖地の歴史ドラマを辿る。
     イタリア美術の権威によるサン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン美術館の詳細ガイド、教皇庁の秘話を明かすコラムも多数収録。
     「芸術新潮」から生まれた本。
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よく知られていることだが、著者たちの略歴を引いておく。私は 塩野七生のファンである。

塩野七生/シオノ・ナナミ

1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963年から1968年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2001年、『塩野七生ルネサンス著作集』全7巻を刊行。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2006年、「ローマ人の物語」第XV巻を刊行し、同シリーズ完結。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年に『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2010年より「十字軍物語」シリーズを刊行開始。

石鍋真澄/イシナベ・マスミ

美術史家。成城大学文芸学部教授。イタリア美術、主にバロック美術を研究。1949年埼玉県生れ。東北大学大学院修士課程修了。文学博士。1975-79年、フィレンツェ大学に留学。1982-83年および1988-89年にローマ、2010-11年にフィレンツェで研究。主要著書に『ベルニーニ』『聖母の都市シエナ』『サン・ピエトロが立つかぎり』『ありがとうジョット』『サン・ピエトロ大聖堂』(いずれも吉川弘文館)、『アッシジの聖堂壁画よ、よみがえれ』『ルネサンス美術館』(共に小学館)、『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(平凡社)など。

「編集者の言葉」 「立ち読み」もお試しください。
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ヴァチカン美術館には、もう随分前だが一日かけて拝観したことがある。
ここはヴァチカン市国の表つまりサン・ピエトロ寺院からではなく、裏通りの入り口から入る。
長い目の回るような螺旋階段があったことが印象に残る。 ↓ 
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ここで詠んだ私の歌が第二歌集『嘉木』(角川書店)にあることを思い出したので載せておく。 ↓

        星の幾何学   ─MARE MEDITERRANEUM ①

  螺旋階くだりてい行くシスティーナ礼拝堂ゆ眩暈(げんうん)きざす・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥

もちろんシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの絵が日本の技術などを活用して綺麗に修復される前の時期である。

拝観後は庭園をバスで横切る形で、ヴァチカン市国の中を通り、表のサン・ピエトロ寺院の脇のところに出ることになる。今でも同じやりかたをしている筈である。
↓ バチカン美術館の中庭 (Cortile della Pigna)。Pignaとは写真中央に見える松ぼっくりの意味。
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中に飾られる壁画や絵についてはネット上で見られるので、参照されたい。→ Wikipediaにさわりの解説がある。
ひとつだけ絵を載せておく。 ↓ キリストの変容(部分) ラファエッロ(絵画館)
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