FC2ブログ
K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
201509<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201511
国勢調査もインターネットで・・・・・・・・・・・木村草弥

国勢調査_NEW

──雑文──

       国勢調査もインターネットで・・・・・・・・・・・木村草弥

国勢調査2015 によると「インターネット」回答は2015/09/20に締め切られたが回答数は19,175,769 に達した、という。
私もネット回答したのは、いうまでもない。 調査員の手間も省け、経費も減って大助かりであろう。

国勢調査は、日本国内に住むすべての人と世帯を対象とする国のもっとも重要な統計調査。国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、統計法という法律に基づき、5年に1度実施している。

 調査は平成27年10月1日午前零時現在で実施。調査事項は、世帯員について「就業状態」「従業地または通学地」など13項目、世帯について「世帯員の数」「住居の種類」など4項目からなる。

 国内で全世帯を対象としたオンライン調査を実施するのは今回が初めてで、正確かつ効率的な統計の作成、記入負担の軽減や利便性の向上などの観点から、インターネット回答を推進している。
インターネットによる回答数は1,000万世帯を超えると想定され、世界最大級の規模になるという。

 インターネット回答にあたっては、9月10日から12日に国勢調査員がすべての世帯へインターネット回答用IDを配布。
9月10日から20日まで、パソコンやタブレット、スマートフォンから、配布された「ID」と「パスワード」を入力して、国勢調査オンライン窓口から回答することができる。

 9月26日から30日までは、インターネット回答のなかった世帯を対象に紙の調査票を配布。10月1日から7日まで、記入した調査票を調査員または郵送により提出する。

 総務省統計局では、「国勢調査2015」と題したキャンペーンサイトを開設したほか、「Yahoo! JAPAN」との特別企画による国勢調査特集ページ「未来をつくる!国勢調査2015」も紹介。
調査の流れ、インターネットでの回答方法などをわかりやすく解説しながら、調査への理解や協力を呼びかけている。

 なお、調査の結果は、平成28年2月に「人口速報集計」、平成28年10月末までに年齢別人口や世帯状況などさらに詳しい内容が公表される予定となっている。
--------------------------------------------------------------------------------
今年の調査は簡易調査ということになっている。 調査項目が簡単ということで、「05年」は簡易。「10年」は詳細調査ということになっている。
だから今年の調査項目は少なかった。

玉の緒の花の珠ぼうと浮きいづるいで湯の朝をたれにみせばや・・・・・・・・・・・木村草弥
FI2618503_1E.jpg

       玉の緒の花の珠ぼうと浮きいづる
           いで湯の朝をたれにみせばや・・・・・・・・・・・木村草弥


この歌のつづきに

   草むらにみせばやふかく生(お)ひにけり大きい月ののぼるゆふぐれ

という歌が載っている。私の第二歌集『嘉木』(角川書店)に収録したものである。
「みせばや」=玉の緒は、原産地は昨日書いた「紫式部」と同様に、日本、朝鮮半島、など東アジアとモンゴルなどに産する。
FI2618503_2E.jpg

写真②は開花前の「みせばや」である。多肉植物である。ムラサキベンケイ草属の耐寒性の多年草。
学名は、学者によって分類が異なるが、今はHylotelephium sieboldii ということになっている。
日本では、小豆島の寒霞渓にしか自生しないと言われているが、栽培種としては一般家庭でも広く栽培されている。
写真③は紅葉したミセバヤである。
FI2618503_3E.jpg

ところで「玉の緒」という名前はともかく、「みせばや」という名前は何に由来するのだろうか。
これは言葉の「綾」からきたものである。
「みせばや」という古い表現は「誰かに見せたいな」という意味であり、私の歌も、その隠された意味を踏まえて作ってある。
掲出した私の歌に立ち戻ってもらえれば、よく判っていただけるものと思う。
私の歌は一時、花の歌を作るのに、まとめて凝っていた頃があり、その頃の歌の一連である。
温泉の朝湯に豊かな肢体をさらす女体に成り代わって詠んでいる。
女性のナルシスムである。
俳句にも詠われており、それらのいくつかを引いておきたい。

 たまのをの花を消したる湖のいろ・・・・・・・・森澄雄

 みせばやのありえぬ色を日にもらふ・・・・・・・・花谷和子

 みせばやの花を点在イスラム寺・・・・・・・・伊藤敬子

 みせばやの花のをさなき与謝郡・・・・・・・・鈴木太郎

 みせばやの洗ひ場に干す五升釜・・・・・・・・福沢登美子

 みせばやが大きな月を呼び出しぬ・・・・・・・・鈴木昌平

 老母のたまのをの花さかりなる・・・・・・・・西尾一

 みせばやの半ばこぼれて垣の裾・・・・・・・・沢村昭代

 みせばやに凝る千万の霧雫・・・・・・・・富安風生

 みせばやの珠なす花を机上にす・・・・・・・・和知清

 みせばやを愛でつつ貧の日々なりき・・・・・・・斎木百合子

 みせばやを咲かせて村の床屋かな・・・・・・・・古川芋蔓
--------------------------------------------------------------------
いま「みせばや」の学名を見ていて思いついたのだが、学名の中の sieboldii というのは、かのシーボルトが命名したか、あるいは標本を持ち帰ったかの、いずれかではないか、ということである。語尾の ii を除いた名前はシーボルトの綴りではないのか。植物の学名に詳しい方のコメントを待ちたい。


copyright © 2021 Powered By FC2ブログ allrights reserved.