K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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藤目俊郎撮影「富士山・田貫湖~本栖湖と野の花」・・・・木村草弥
田貫湖の富士2
 ↑ 田貫湖の富士
本栖湖畔のハルリンドウ
 ↑ 本栖湖畔のハルリンドウ
路傍のニリンソウ
 ↑ 路傍のニリンソウ

──藤目俊郎画像集──(3 )

      藤目俊郎撮影「富士山・田貫湖~本栖湖と野の花」・・・・・・・・・・木村草弥


藤目俊郎氏から画像が送られてきた。 ご紹介する。 以下は藤目氏のメール文 ↓

<富士山麓一周ウォーク第二回田貫湖~本栖湖に行ってきました。
雨は免れて二日とも晴れでしたが、初日山頂見えず二日目春霞でコントラストなしというわけで富士山は散々でした。>




昨夜の雨二上山を洗ひ練供養・・・・石垣青葙子
taima-oneri1練供養

    昨夜の雨二上山を洗ひ練供養・・・・・・・・・・・・・・石垣青葙子

奈良県の二上山麓の当麻寺(たいまでら)では5月14日16時から「中将姫」ゆかりの「練供養」行列が催行される。
この日は、この寺に当麻曼荼羅をもたらした中将姫の忌日にあたる。

中将姫(写真②の坐像)とは、どういう人なのだろうか。
187中将姫坐像

当麻寺境内の「中将姫」説明板によると、姫は奈良時代の右大臣・藤原豊成の娘で、幼くして母を失い、継母に育てられが嫌われ、ひばり山に捨てられた。
その後父に再会し都に戻ったが、姫の意向を無視して当麻寺に入れられたが、称賛浄土経一千巻の写経をなしとげ、17歳で中将法如として仏門に入り、
曼荼羅を織ることを決意した。
百駄の蓮茎を集めて蓮糸を繰り、これを井戸にひたすと糸は5色に染まった。そして、その蓮糸を、一夜にして一丈五尺もの蓮糸曼荼羅を織り上げた。
姫が29歳の春、雲間から一条の光明とともに、阿弥陀如来をはじめとする25菩薩が来迎され、姫は現身のまま成仏して西方極楽浄土へ向かわれたと伝える。

03当麻曼荼羅

写真③は曼荼羅堂の曼荼羅だが、公開されているのは1502年に作られたレプリカで、原本は国宝で痛みがひどく非公開。

練供養の25菩薩は当番の人が面をかむり、娑婆堂から曼荼羅堂まで高い引摂橋が組まれ、観音、勢至が中将姫の像を守り、25菩薩を先導する。
これは弥陀来迎のさまを表現したもので、恵心僧都がはじめたという。中将姫の曼荼羅の奇跡に弥陀来迎の信仰を、目で見る信仰とした昔の芝居けたっぷりの行事と言える。

関西では有名な行事だが、俳句に詠まれるものは多くはない。それを引いて終わる。

 練供養二つの塔を望み来し・・・・・・・・青木月斗

 一役のかなひし父や練供養・・・・・・・・松岡汀月

 葉ばかりとなりし牡丹や練供養・・・・・・・森田木亭

 雨雲の塔に振り来し練供養・・・・・・・・徳岡洋子

 練供養待ちくたぶれし久米の子ら・・・・・・・民井とほる

 附き人が菩薩を煽ぐ練供養・・・・・・・・右城暮石

 日は西に二十五菩薩練りにけり・・・・・・・・山口峰玉

 脚長き菩薩増えたる練供養・・・・・・・・高松早基子

 もの言うて菩薩親しも練供養・・・・・・・・今井妙子

 菩薩みな頭でつかち練供養・・・・・・・・成瀬桜桃子



母ありといふなしといふ母の日に・・・・小坂順子
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     母ありといふなしといふ母の日に・・・・・・・・・・・・・・小坂順子

今日5月14日は第二日曜日で「母の日」である。
母に感謝を捧げる日とされ、カーネーションの花を贈ったり、胸につけたりする。
花言葉は「婦人の愛」ということになっている。母のない人は白を、母のある人は赤をつける。
この日が選ばれた起源はアメリカのウェブスター在住のアンナ・ジャーヴィスが
1908年、この日に白いカーネーションを教会の友人たちに分けたことに由来する。
1914年5月9日、ウイルソン大統領により「母の日」として制定された。
number7カーネーション

この花は2000年以上も前の古代ギリシアから鑑賞がはじまった。
「冠飾の花」coronation flower が変化してカーネーションになったとか、原種の花の色(濃いピンク)からラテン語のincarnation(肉色) が語源との説もある。
学名は Dianthus caryophyllus というが、これはギリシア語の dios(神、ゼウス)+anthus(花)が語源。
花言葉は先に書いたものの他に「あらゆる試練に耐えた誠実」「純粋な愛情」「貞節」など。
この花を「国花」にしているのは、スペイン、モナコ、ホンジュラスなど。

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カーネーションを詠んだ句を引いて終わりたい。

 母の日や大きな星がやや下位に・・・・・・・・中村草田男

 母の日の花を身につけ駅に入る・・・・・・・・横山白虹

 母の日やそのありし日の裁ち鋏・・・・・・・・菅裸馬

 母の日や忙を楽しむ母にして・・・・・・・・徳永山冬子

 母の日のひばりのあがる麦畑・・・・・・・・轡田進

 母の日の母包紙大切に・・・・・・・・安良岡昭一

 母の日が母の日傘の中にある・・・・・・・・有馬朗人

 母の日のてのひらの味塩むすび・・・・・・・・鷹羽狩行

 母の日の母の記憶やめくら縞・・・・・・・・矢ケ崎雅雲

 母の日や童女のごとき母連れて・・・・・・・・恩田秀子

 母の日や病み臥すこともなく八十路・・・・・・・・高村寿山

 宅急便来て母の日に誰も来ず・・・・・・・・畑中律子

 母の日や母恋ふことに終りなし・・・・・・・・山崎泰世



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