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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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POSTE aux MEMORANDUM(2月)月次掲示板
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東日本大震災から八年。 被災された方々に
心よりお見舞い申上げ、死者に哀悼の意を表します。
一日も早い復興をお祈りいたします。 原発の放射能には怒りを。
                                 木村草弥
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このトップページは「月次掲示板」です。最新記事は、この次から始まります。 ↓
2009.02.28ポンポン山の福寿草
↑ 高槻ポンポン山の福寿草(藤目俊郎氏撮影)

今年も、はや二月になりました。 
「二月は逃げる」と言われて早く経ちます。

 月日は行くにまかせて微かなる身なれば過ぎゆく人も追はずに・・・・・・・・・・・・・・北沢郁子
 樹でありし時間とその後の観音としての時間といずれが長き・・・・・・・・・・・・・・・・・・三井修 
 詩の幾つ今も諳じてゐることの証とも賢治に拠りし疾歴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 黒松武蔵
 澤地さんと同じ引揚げ同じ齢同じプラカード掲げ立つ今日・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 水野昌雄
 ひとつずつ孤立し咲ける梅の花古木の持てる力あつめて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玉井清弘
 にんげんのもつ寂寞のかげとしも雲仰ぎたり寒の朝焼け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松永智子
 部屋隅に鉢に年経しゴムの木はしづかに床に古葉を落す・・・・・・・・・・・・・・・・・小林サダ子
 わさび菜の黄色の花の咲きはじめちひさなむぞか蜂が来てゐる・・・・・・・・・・・・恒成美代子
 紫に凍てし茜を統べ終えてひとり光を放ちゆく月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 清原日出夫
 そりやぁあなたの齢にわれも達したり史の享年には十年余・・・・・・・・・・・・・・・・・・楠田立身
 「日が長くなった」と語り自転車の鍵をはずせば五時のサイレン・・・・・・・・・・・・ 藤原龍一郎
 木の芽咲け木の芽裂けよといなびかりひらめき春雷とどろきにけり・・・・・・・・・・・・萩岡良博
 それぞれの表情もてる埴輪の眼いよよ暗くて雪降り出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・櫟原聰
 鎮魂の時は来るらし夜のおどろ山坂はしる雪けぶりはも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 長岡千尋
 アスファルトの割れ目割れ目に根を張りて小錦草の今年の錆朱・・・・・・・・・・・・・・ 真中朋久
 ひとつぶの種にも
あることの形にこもる意志を思えり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・武藤ゆかり
 用心の仕方がいかにも貂らしく摺り足ぎみに雪上をゆく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 久我田鶴子
 さかしまに地下線見ゆひるがへる風の背(そびら)に真裸の月・・・・・・・・・・・・・・・・・阪森郁代
 鉄を食ふ鉄バクテリア鉄の中・・・・・・・・・・・・・・・ 三橋敏雄
 冬枯や熊祭る子の蝦夷錦・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 正岡子規
 あかつきに雪降りし山神還る・・・・・・・・・・・・・・・・ 藤田湘子
 滴りてしんがりの透く氷柱かな・・・・・・・・・・・・・・・宮崎玲奈
 ふたつみつ咲き初む梅やアラビア語・・・・・・・・・・薮内小鈴
 如月の空如月の永久歯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤井なお子
 双眼に虚無あふれしめ冬埴輪・・・・・・・・・・・・・・・藤原月彦
 哀歓はとつぜんに来る冬すみれ・・・・・・・・・・・・中村与謝男
 来世に鶴でも白鳥でも困る・・・・・・・・・・・・・・・・・・河西志帆
 禅僧の描く〇より春立ちぬ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金子敦
 水仙の固まり咲や頭痛せり・・・・・・・・・・・・・・・・・・折膝家鴨
 雪の夜はいとあはれなる妻の臍・・・・・・・・・・・・・・市堀玉宗
 着ぶくれて土竜の穴をのぞきこむ・・・・・・・・・・・・・杉山久子
 悴んで犬にやさしくされてをり・・・・・・・・・・・・・・・・ 津野利行
 つべこべつべこべつべこべと刻む・・・・・・・・・・・・・筒井祥文
 あいさつの終わりにちょっとつける雪・・・・・・なかはられいこ
 さかさまの壺が母系にふさわしい・・・・・・・・・・・・・平岡直子
 くちびると闇の間がいいんだよ・・・・・・・・・・・・・・・八上桐子
 下駄箱に死因AとBがある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飯田良祐
 パンに耳うどんに腰や冬うらら・・・・・・・・・・・・・・・千坂希妙
 舟歌に乗せるショパンじゃない右手・・・・・・・・・・・月波与生
 漕ぎ出しは獣の目してスキーヤー・・・・・・・・・・・・青木ともじ
 爪先を辺境と思ふ霜柱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青島玄武 
 ストーブの近く雲母の棚の冷え・・・・・・・・・・・・・・・青本瑞季
 塞ぎたる北窓と仮面の指紋・・・・・・・・・・・・・・・・・・青山青史
 冬帽のてつぺんどうしても余る・・・・・・・・・・・・・・・・・大塚凱
 鳥飼つて二月の空を明るくす・・・・・・・・・・・・・・・・ 青本柚紀
 関節に冬日をこぼしカルテット・・・・・・・・・・・・・・加藤絵里子
 勝独楽の立ちたるままを鷲摑む・・・・・・・・・・・・・・仮屋賢一
 隣人に挨拶をする梅日和・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北川美美
 あかあかとてのひら舞へり雪兎・・・・・・・・・・・・・・・加藤御影
 描きかけの消防車なり出動す・・・・・・・・・・・・・・・・小池康生
 だんご虫発見の報寒明けぬ・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉川わる
 自転車の轍にじみて斑雪道・・・・・・・・・・・・・・ すずきみのる
 探梅や寄り来る猫の縞模様・・・・・・・・・・・・・・・・利普苑るな
 けふよりはびつこの黒き恋の猫・・・・・・・・・・・・・・きしゆみこ
 巫女赤く神主白く梅見頃・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハードエッジ
 二ン月の谷や小さく鳥も見え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・堀下翔
 梅が香やガスのほのほを細くする・・・・・・・・・・・・・・・高梨章
 熊の湯は谷の深雪に五六軒・・・・・・・・・・・・・・・・前北かおる
 早梅や湯島の岡の暮れなづむ・・・・・・・・・・ ・・・・・ 杉原祐之
 冬光の膨らむほとり膝近く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岬光世
 折紙のはじめに三角天に鶴・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桑田佳穂
 探鳥の探梅行となりにけり・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤原千賀子
 交代の守衛の背中冬ざるる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森紀子
 月欠けてレノンは呼んでいるレノン・・・・・・・・・・・・・ 岩根彰子
 ストーブを消せばききゆんと縮む闇・・・・・・・・・・・・・鈴木牛後


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 歌集 『茶の四季』(角川書店刊)
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 歌集 『嬬恋』(角川書店刊)
 歌集 『昭和』(角川書店刊) 
 歌集 『無冠の馬』(KADOKAWA刊)
 詩集 『免疫系』(角川書店刊)
 詩集 『愛の寓意』(角川書店刊)
 詩集 『修学院幻視』(澪標刊)
 紀行歌文集 『青衣のアフェア』 『シュベイクの奇行』 『南船北馬』(私家版)

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