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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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木村草弥『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』評・・・宮章子 
潮_NEW

潮②_NEW

四季_NEW

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is the question. me free !
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     木村草弥『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』評・・・宮章子(「潮」)

敬愛する宮章子さんが主宰誌「潮」184号2021/1月号に、私の本の書評を載せていただいた。
画像として出したもので鮮明に読み取れると思うので再掲はしない。
有難うございました。


木村草弥『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』評・・・沢良木和生 
びーぐる_NEW

びーぐる②_NEW

四季_NEW

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is the question. me free !
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     木村草弥『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』評・・・沢良木和生(小説家)
              ・・・・・・季刊詩誌「びーぐる50号」所載・・・・・・・・・・

敬愛する沢良木和生氏が季刊詩誌「びーぐる」に評を書いてくれた。
一見すると、私の本と何の関連もないように見えるが、それにはいろいろ事情があるのである。先ず ↓ の私のブログの旧記事をクリックして読んでみてもらいたい。
「出崎哲朗」読本

この記事は私のブログ2012/10/23に載せたもので、アララギ革新運動に携り、機関誌「ぎしぎし」に拠っていた出崎哲朗の物語を描出したものである。
私は短歌の勉強を「未来」マリオン集の選者・川口美根子に師事して本格的に始めた。川口さんは「未来」の創刊同人であられたが、それらの短歌革新運動の前身として出崎哲朗らの「ぎしぎし」の動きがあった。
詳しくは、リンクにした、この記事の中に書いてある通りである。
沢良木和生氏は、書きたいように書いていただいたので、不審を抱かれたかも知れないと思うので、敢えて付記しておく。
文章も画像として出したもので鮮明に読み取れると思うので「再掲」はしない。
リンクの中に書いた米田(秦)律子さんも「未来」選者欄を持っておられた。井上美地さんは現在「綱手」の発行編集人を務めておられる。
因みに書いておくと、高安國世も「未来」創刊同人だったが、のちに「塔」を創刊して「主知的リアリズム」の主張を掲げて自立され、今の「塔」隆盛の基礎を作られたのである。


亡き友は男ばかりや霜柱・・・秋元不死男
shimo3_04.2霜柱

        亡き友は男ばかりや霜柱・・・・・・・・・・・・・・・秋元不死男

私くらいの歳になると、友人たちが、バタバタと死んでゆく。 この句は、そんな心情を詠んだようである。

「霜柱」は、寒さがきびしい冬でないと見られない。
土の中に含まれる水分が凍って、毛細管現象によって、その下にある水分が次々と供給されて氷の柱が成長し、厚さ数センチから10センチ以上にもなるのである。
霜柱は、土があるところなら、どこでも発生するものではない。
私の子供の頃には、今よりも寒さが厳しかったので、学校へ行く道すがらの脇の畑などでも、よく見かけて、わき道に逸れてザクザクと踏んでみたものである。
総体として「暖冬化」の傾向が進んでいるので、霜柱は段々見られなくなってきた。

otenki07-02霜柱本命

写真②は発生した霜柱がカール(反った)したものである。
関東ローム層の土粒の大きさが、霜柱の発生に丁度よいそうである。
岩波書店刊の「中谷宇吉郎全集」第2巻に、自由学園で行われた「霜柱の研究」について書かれたものが載っている。
それによると紅殻の粉や、澱粉類、ガラスを砕いた粉などを用いた霜柱の発生実験をしているが、赤土だけから霜柱が発生したそうである。
その赤土も、粒の粗いもの、細かいものに分けてやったところ、粒が粗くても、細かくても霜柱は発生しなかったという。
なお、中谷宇吉郎は、世界で初めて雪の人工結晶を作った学者で、これらの文章は戦前に書かれたものである。文筆上では夏目漱石に私淑した。
雪のエッセイなどは私の子供の頃に読んだ記憶がある。

simoba1植物シモバシラ

写真③は「シモバシラ」という名の植物である。
この草はしそ科の植物で学名を keiskea japonica という。これは明治時代の日本の本草学者の伊藤圭介氏に因むものである。
秋10月頃に枝の上部の葉の脇に片側だけにズラッと白い花を咲かせる。
冬になると、枯れた茎の根元に霜柱のような氷の結晶が出来ることから、この名になったという。
冬に枯れてもなお水を吸い上げるが、茎がその圧力に耐えきれずに破裂してしまい、水が外にブワッと出て凍る、という。

ps-shimobashira08-2.jpg

植物のシモバシラの凍結した写真を見つけたので④に載せておく。
写真はリンク ↑ に貼ったサイトから拝借したものである。気象条件によって「氷」の形も、いろいろあるらしい。

以下、霜柱を詠んだ句を引いて終る。

 掃きすてし今朝のほこりや霜柱・・・・・・・・高浜虚子

 霜柱ここ櫛の歯の欠けにけり・・・・・・・・川端茅舎

 落残る赤き木の実や霜柱・・・・・・・・永井荷風

 霜柱しらさぎ空に群るるなり・・・・・・・・久保田万太郎

 飛石の高さになりぬ霜柱・・・・・・・・上川井梨葉

 霜柱枕辺ちかく立ちて覚む・・・・・・・・山口誓子

 霜柱俳句は切字響きけり・・・・・・・・石田波郷

 霜柱倒れつつあり幽かなり・・・・・・・・松本たかし

 霜柱顔ふるるまで見て佳しや・・・・・・・・橋本多佳子

 霜柱傷つきしもの青が冴え・・・・・・・・加藤楸邨

 霜柱兄の欠けたる地に光る・・・・・・・・西東三鬼

 霜柱歓喜のごとく倒れゆく・・・・・・・・野見山朱鳥

 霜柱深き嘆きの声に溶け・・・・・・・・野見山朱鳥

 霜柱踏めばくづるる犯したり・・・・・・・・油布五線

 霜柱踏み火口湖の深さ問ふ・・・・・・・・横山房子




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