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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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妻が植ゑて三色菫黄がちかな・・・・・・・・・・・・・安住敦
pansy3パンジー

妻が植ゑて三色菫(すみれ)黄がちかな・・・・・・・・・安住敦

スミレ科の一年草または二年草で花壇などで広く植えられることが多い。
「パンジー」と呼ばれるのが今では一般的である。
もとはヨーロッパに野生するもので、花の直径も2センチほどのものだったが、百年ほどの間に品種改良されて、今日のような数センチに及ぶ大きな花になった。たいてい紫、黄、白の三色になっていることが多いので「三色菫」と呼ばれるが、固有のニホンスミレとは別物である。
この花については別ブログでも何回か書いてきた。俳句では「遊蝶花」などと呼ばれる。今では赤色、斑入りなど、また「ビオラ」属など極めて種類も多い。

以下、歳時記に載る句を引いておく。

 遊蝶花春は素朴に始まれり・・・・・・・・水原秋桜子

 三色菫は治癒の日の花子より享く・・・・・・・・石田波郷

 パンジーの畑蝶を呼び人を呼ぶ・・・・・・・・松本たかし

 彼岸の墓どれも親しや遊蝶花・・・・・・・・角川源義

 三色菫買はしめおのれやさしむも・・・・・・・・森澄雄

 パンジーの今日泣き顔と思ひけり・・・・・・・・木田千女

 岡鹿之助の遊蝶花とてニルヴァーナ・・・・・・・・伊丹さち子

 遊蝶花日暮は人のふりむかぬ・・・・・・・・永島靖子

 三色菫働けばくる日曜日・・・・・・・・横沢放川

 園児らの組分け帽子遊蝶花・・・・・・・・清水真紀子

 パンジーは考へる花稿起す・・・・・・・・下村ひろし

 航跡を曳く海港の遊蝶花・・・・・・・・石原八束

 三色菫勤勉をただ誇りとし・・・・・・・・藤田湘子

 パンジーの仔熊の顔に似たりけり・・・・・・・・森田峠

 ことごとく風の虜や遊蝶花・・・・・・・・岡本眸

 三色菫コップに活けて退職す・・・・・・・・菖蒲あや

 遊蝶花紫濃きが翅たたむ・・・・・・・・文挟夫佐恵
 
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