FC2ブログ
K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
202007<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>202009
企画・脚本■宮崎駿 監督■宮崎吾朗・映画『コクリコ坂から』・・・・・・・・・・・・・木村草弥
コクリコ坂から

──映画鑑賞──

  企画・脚本■宮崎駿 監督■宮崎吾朗・映画『コクリコ坂から』・・・・・・・・・・・・・木村草弥

久しぶりに映画を観てきた。
いま話題の「コクリコ坂から」である。
このアニメ映画は、「大人」向けの、しかも戦中派、戦後派の年配者向けの、懐かしい映画である。
私などの世代には泣かせるストーリーだ。「シルバー」割引で1000円である。

クラシックな建物で、今は港南学園生徒の寮になっているが、掃除もせず汚い建物になっているが、取り壊し、建替えの計画に対して、生徒らが「海」の提唱で、
大掃除して学園の理事長に保存を認めせるが、この理事長は、私には角川書店社長だった角川源義を連想させられたが、これは勘繰りと言うべきか。
ガリ版刷りの場面なども出てくるが、これなどは私くらいの年代でないと判らないか。
この寮の建物の名前が「カルチエ・ラタン」というが、これはフランスはパリのソルボンヌのある大学地区「カルチエ・ラタン」(セーヌ川左岸、ラテン区14区)に因んでいる。
私は宮崎駿が好きだが、この作品を鑑賞して、一層この観を強くした。ぜひ、ご鑑賞を。

この映画の荒筋を引いておく。

時代設定は1963年5月、横浜。

少年達が遠くを見つめているように、高校二年生の少女「海」もまた帰らぬ父を待って遠い水平線を見つめている。
「海」の父親は「船乗り」で、1950年から始まった朝鮮戦争のときに米軍のLSTという輸送船に乗っていて船が機雷に触れて沈没して死んでいる。
横浜港を見下ろす丘の上の、古い屋敷─コクリコ荘という小松崎家はアパートではないが寄宿人を置いたりしているので、大所帯。
その、海を望む庭の旗ざおに毎日信号旗をあげつづけている「海」。
50px-ICS_Uniform_svg.png
50px-ICS_Whiskey_svg.png
↑ 「U・W」旗――(安全な航行を祈る)である。

丘の下をよく通るタグボートのマストに返礼の旗があがる。忙しい一日が始まる朝の日課のようになっている。
ある朝、タグボートからちがう信号が上る。
「UWMER」そして返礼のペナント一旒(いちりゅう)。
50px-ICS_Mike_svg.png
50px-ICS_Echo_svg.png
50px-ICS_Romeo_svg.png
↑ 上からアルファベットのM、E、R つまり「海」の名前である。
誰か自分の名前を知っている人が、あのタグボートに乗っている。
MERはメール、フランス語で海のことである。「海」はおどろくが、たちまち朝の家事の大さわぎにまき込まれていく。メールを縮めて「メル」と呼ばれている。
父の操るタグボートに便乗していた少年「俊」は、「海」が毎日、信号旗をあげていることを知っていた。
「小松崎海」と「風間俊」が大きな縦糸でストーリーは進行する。
二人は好き合っているが、兄妹ではないかという話になるが、「俊」を托された俊の(実は養父というべき)父親が実子として届けたもので、血の繋がりは無い、ということが判明する。
しかし、映画の結末では、二人のそれからについては描かれてはなくて、今後に含みを残しているのが好ましい。
コクリコ坂から0003
------------------------------------------------------------------------
コクリコ坂から
出典: フリー百科事典「Wikipedia」

『コクリコ坂から』(コクリコざかから、英題:From Up On Poppy Hill)は、高橋千鶴(作画)・佐山哲郎(原作)による日本の漫画作品、およびそれを原作としたスタジオジブリ製作の劇場版アニメ作品である。
原作は『なかよし』(講談社)にて1980年1月号から同年8月号まで連載された。全8話。単行本は同社より全2巻が刊行された。また、2010年に角川書店より新装版、2011年に同社より文庫版が発売された。

タイトルの「コクリコ」はフランス語で「ヒナゲシ」を意味する。

ストーリー  船が遭難し、行方不明となった船乗りの父と、仕事のためにアメリカに渡ったカメラマンの母を持つ小松崎海は、母の留守中、小松崎家を懸命に切り盛りしていた。

そのころ、海たちが通う港南学園では、新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼が起こす騒動によって、生徒と教師が翻弄されていた。突如として新聞部によって発表される「ミスター・ミス港南」、物理法則をめぐる風間と水沼の賭け、制服廃止運動をめぐる風間と水沼の対立…。こうした一連の騒動を海は冷ややかに見つめていたが、制服廃止運動の敗北の責任を風間が一身に負わされるのを見て、いつしか海は風間を擁護する声を上げるようになる。風間もまたひたむきな海にひかれ、2人は交際を始める。しかし、ある日、水沼は風間に海と交際しないよう忠告する。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
主な登場人物
小松崎家

小松崎海(こまつざき うみ)
港南学園高等部1年(初登場時)。空・陸の姉。経済観念のない母に代わって、小松崎家を切り盛りするしっかり者の少女。真面目な性格で、次々と騒動を起こす風間を当初は嫌っていたが、次第に風間にひかれていく。下宿人の北斗を慕っていたが、次第に彼に対する思いを妹が兄を慕うような気持と自覚するようになる。風間と交際を始めるが、一方的に風間に別れを告げられ、苦悩する。
北斗に「海をフランス語に訳すと、ラ・メールになる」と教えられ、北斗や友人からはメールがつまってメルと呼ばれている。
父が帰ってきても家が分かるように、毎朝、英ユニオンジャックや米星条旗、あるいは仏トリコロールと思しき国旗を掲揚し、家族や下宿人と共に朝礼をするのが日課となっている。なお、劇場版ではU旗とW旗(国際信号旗)が掲揚されている。この掲揚は「御安航を祈る」という意味である。

小松崎空(こまつざき そら)
海の妹・陸の姉。港南学園生徒。学年を示す具体的な説明はないが、海が2年生に進級した際海の級友から、「空ちゃんも(高等部)1年生になったんだっけ」と言われる描写があるので、海とはひとつ違いの初登場時中等部3年と考えられる。
異性やダイエットに興味津々ないまどきの女の子。風間を慕っていたが、海と風間の気持ちを察し、身をひいた。

小松崎陸(こまつざき りく)
海・空の弟。港南学園中等部1年(初登場時)。制服廃止運動の際に風間に傾倒し、以後、海と共に最後まで風間を擁護した。

小松崎虹江(こまつざき にじえ)
海・空・陸の母。カメラマン。経済観念ゼロで、無造作に大金をつかってしまい、海を困らせる。ストーリー開始時点では、仕事のためにアメリカに渡っていたが、やがて帰国する。近所では美人として有名。

小松崎花(こまつざき はな)
海・空・陸の母方の祖母。魚嫌いで、海が家計を切り詰めるためにいわしばかりを食卓に出すのに不満を持っている。ウォッカが好き。

小松崎島太郎(こまつざき しまたろう)
海・空・陸の母方の祖父。虹江が海たちの父親と交際するのに反対したため、花と対立して家を追い出され(家が花名義だったため)、現在は海たちと別居している。

北見北斗(きたみ ほくと)
小松崎家に下宿する獣医の卵。海の思いに気づくことなく、帯広の牧場に就職し、海のもとを離れた。
港南学園  風間俊(かざま しゅん)
港南学園高等部2年(初登場時)。新聞部部長。金太との賭けマージャンで公費を使いこみ、新聞の売り上げでそれを穴埋めするため、水沼と組んで、様々な騒動を起こし、新聞の売り上げを伸ばそうとした。かねてから海に好意を抱いており、海が自分を擁護するようになってからはその思いをさらに強くして、海と正式に交際を始める。しかし、水沼からある事実を知らされ、苦悩する。
写真屋の子どもだが、商船大学への進学を希望している。

水沼史郎(みずぬま しろう)
港南学園生徒会長。港南学園一の秀才。風間の親友。風間とともに金太との賭けマージャンで公費を使いこみ、風間と共に様々な騒動を起こす。虹江の手伝いをしたときにある事実に気付き、苦悩する。実家は料亭。

広瀬真(ひろせ まこと)
港南学園高等部3年。不良学生で、風間に対して遺恨を持ち、風間に対するあてつけから海を落とそうとする。
その他 金太(きんた)
英薫女子大学学生。水沼の実家で芸者のアルバイトをしている。港南学園在学中に制服廃止運動を起こし、退学処分となった。海と風間の恋路を応援する。無類の動物好きで家でたくさんのペットを飼っている。本名は安藤響子。
コクリコ坂から0001

ここに書かれているのは原作の本に載ることであって、「映画」では簡略化されているので単純である。

「海」の声を長沢まさみ、「俊」を岡田准一が演じている。
主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」は作詞・万里村村ゆき子、作曲・坂田晃一、歌唱・手嶌葵 である。

コクリコ坂から0002

     光る海に かすむ船は
     さよならの汽笛 のこします
     ゆるい坂を おりてゆけば
     夏色の風に あえるかしら
     わたしの愛 それはメロディー
     たかく ひくく 歌うの
     わたしの愛 それはカモメ
     たかく ひくく 飛ぶの
     夕陽のなか 呼んでみたら
     やさしいあなたに 逢えるかしら

     だれかが弾く ピアノの音
     海鳴りみたいに きこえます
     おそい午後を 行き交うひと
     夏色の夢を はこぶかしら
     わたしの愛 それはダイアリー
     日々のページ つづるの
     私の愛 それは小舟
     空の海をゆくの
     夕陽のなか 振り返れば   
     あなたはわたしを 探すかしら

     散歩道に ゆれる木々は
     さよならの影を おとします
     古いチャペル 風見の鶏
     夏色の街は みえるかしら
     きのうの愛 それは涙
     やがて かわき 消えるの
     あしたの愛 それはルフラン
     おわりのない言葉
     夕陽のなか めぐり逢えば
     あなたはわたしを 抱くかしら

                    少女よ君は旗をあげる
              なぜ
              朝風に想いをたくして
              よびかける彼方
              気まぐれなカラスたちを相手に
              少女よ今日も紅と白の
              紺に囲まれた色の
              旗は翻る
                    
                     ── 風 ──



コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2020 Powered By FC2ブログ allrights reserved.