K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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ケンタッキー・フライドチキンの中国語表記は?・・・・・・・・・・・・木村草弥
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    ケンタッキー・フライドチキンの中国語表記は?・・・・・・・・・・・・木村草弥

つい先日、上梓した私の第五歌集『昭和』(角川書店)に載せた歌に

  ケンタッキーフライドチキンは「背徳基家郷鶏」たり、背徳とはいかに

というのがある。これはシンガポールで作った歌だが、これを見た私の友人で言語学・国語学者の玉村文郎君から手紙が来て、

<ケンタッキーフライドチキンの中国語の歌が詠われていますが、
 「背」ではなく → 「肯」特基だと思います。
 現代中国語の発音では「背」bei : 「肯」ken と異なります。>

と教えていただいた。
玉村君は中国にも留学生教育の指導者としても中国で教えていた経験があり、中国語にも堪能である。
その後、ケンタッキーフライドチキンの公式ホームページにも確かめてみたが、玉村君の指摘の通りだった。
したがって、この歌の当該部分は「肯徳基」と訂正したい。
ご教示に有難く御礼申上げる。 持つべきものは、やはり「友」である。
玉村文郎君は、私の大阪外語の同級生で、その後、京都大学大学院に進み、言語学・国語学の権威として、同志社大学教授などを務められた。
先年亡くなった金田一春彦先生などとも親しい間柄だった。

中国語には、日本のような「カナ」はないので、外国語・外来語には同じような発音の漢字を充てて表記する。
ちょうど、むかし万葉集が編纂されたとき、当時の日本語には「文字」が無かったので、中国伝来の漢字の「音おん」を借りて、
いわゆる「万葉カナ」として表記されたのと同じような意味と考えればわかり易いだろう。

ここに感謝して、訂正しておく次第だが、
この歌は結句の「背徳とはいかに」で成り立っている歌なので、ここを訂正すると、この歌は成り立たなくなる。
したがって、この歌は歌集には載っているものの、私としては「没」にするものである。

私が、街頭に掲げてあるケッタッキーの看板の「肯」の一文字を読み間違えたために起こったミスである。
この歌は、もう二十年も前に作ったもので、今度の歌集に収録するにあたって、チェックすることを怠った私のミスである。
今回、この記事を書くに際して、かの地での「看板」の画像を出してみた。私のミスが一目瞭然で、よく判る。
ここにお伝えし、ご了承を得たいと思う。

コメント
コメント
マスターも読みました
この歌面白かったのですがねえ。
没にするのは残念です。
2012/04/22(日) 21:11:00 | URL | 2000円マスター #- [ 編集 ]
間違いだから仕方ありません
■マスターさま。
お早うございます。
いろいろやることがあって、
このコメントに気づくのが遅れました。
残念ですが、間違いだから仕方ありません。
コメント有難うございました。
お会いするのを楽しみにしています。
では、また。

2012/04/24(火) 05:27:58 | URL | sohya #- [ 編集 ]
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