K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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アンソロジー『詩と思想詩人集2014』掲載・新作詩「ガーラ湯沢」・・・・・・・・・・・・・木村草弥
詩と思想

review_6045_1ガーラ湯沢
review_6138_1ガーラ湯沢
 ↑ 二枚とも投稿写真より拝借。借用に感謝します。
800px-Gala-yuzawa_staガーラ湯沢駅
↑ ガーラ湯沢駅    ↓ 駅構内
800px-Galayuzawa-eki01ガーラ湯沢駅
800px-Gala-yuzawa-Station-wicketガーラ湯沢駅改札口
↑ ガーラ湯沢駅改札口

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is question. me free !
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──草弥の詩作品──(78)

    アンソロジー『詩と思想詩人集2014』掲載・新作詩「ガーラ湯沢」・・・・・・・・・・木村草弥

       ガーラ湯沢・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥

         「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」
         と川端康成は書いた。 
    一九三五年『文学界』の編集者だった小林秀雄は、この
    小説には、このフレーズの前に長い描写があったのだが、
    編集者の権限で小林がばっさり削って、この有名な出だ
    しになったらしい。こういうレトリックを「ポッと出」
    手法という。(閑話休題)
    トンネルばかりが多い上越新幹線だが
    今ではトンネルを抜けると「越後湯沢」駅である。
    冬季だけ開業の臨時駅「ガーラ湯沢」は
    ゴールデンウイークの五月はじめまで春スキーを楽しむ
    男女で混んでいる。
    この駅はJR東日本の若手の思いつきから始まった。
    そして成功してJR東日本の関連会社としては大成功し
    た社内プロジェクトなのだ。
    今ではシーズン中、一日に数千人が利用する。
    ここは元々、上越新幹線・越後湯沢駅に隣接する保安基
    地だった。
    その裏山に開業したのがガーラ湯沢スキー場だ。
    ここ新潟県南魚沼郡湯沢町は元々豪雪地帯だ。
    今ではスキーだけでなく「スノボ」スノーボードで滑る
    若者が多い。だから「スキー場」ではなく「スノーパー
    ク」と称する施設が流行りだ。
    首都圏から最速で七七分で着く「ガーラ湯沢駅」を出る
    と、スキーセンター・カワバンガから八人乗りゴンドラ
    が中央エリアのレストハウス・チアーズに動いている。
    ここからは初心者用ゲレンデへ「フェートン」というリフト
    や中上級者用リフトが何本も連なっている。
    エーデルワイスは滑走距離一六〇〇mを誇る。
    標高一一八一mの高倉山頂からは上級者用の非圧雪コー
    ス九〇〇mなどが連なる。パウダーと迫りくるこぶにチ
    ャレンジだ。下まで滑り下りてもリフトが上まで送って
    くれるから楽だ。
    遊び疲れたら「下山コース・ファルコン」という二五〇
    〇m、標高差五七三mを一気に駅前のスキーセンター・
    カワバンガまで滑走できるルートもある。
    スキーセンター・カワバンガにはSPAガーラの湯、レ
    ストラン、更衣室などが完備している。レストハウス・
    チアーズにもレストランがある。
    山頂の下の尾根には「愛の鐘」というカップルには嬉し
    いところもある。まさに至れり尽くせりである。
         高倉山頂から勢いよくパウダースノーの斜面に
         滑り出たのはいいが
        ゲレンデの外れのブッシュに突っ込んで
        男はそのまま帰って来なかった。
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この作品は、土曜美術社出版販売「詩と思想」編集部から参加依頼のあったアンソロジー『詩と思想詩人集2014』用に用意した新作ものである。
作品投稿の締切は2014/04/10であり、出版は2014/08/01発売された。


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