K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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『無冠の馬』─私信と抽出歌・・・・・・・・・・・・・高橋初枝
mukannouma (2)
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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is question. me free !
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      『無冠の馬』─私信と抽出歌・・・・・・・・・・・・・高橋初枝(「純林」編集委員)

(前略)
とても博識で読み応えのある御歌集でした。
外国詠ではよく調べられ、読み手も一緒に旅行をしている気分になりました。
この旅行の調査資料はいつまでも残しておきたい程です。
また、硬いお歌ばかりではなく縦横無尽の柔軟性があり、やさしさと細やかでユーモアのある心根に惹かれました。
多くの秀逸に中から私の好きな十首を選歌させて頂きました。   (後略)

  木村草弥歌集『無冠の馬』十首選
                            高撟初枝


   白鳥の帰る頃かもこぶし咲き白き刹那を野づらに咲ふ

   三椏の花はつかなる黄に会ふは紙漉きの村に春くればゆゑ

   白もくれん手燭のごとく延べし枝の空に鼓動のあるがに揺るる

   七十の齢を越えざりし父のこと思へば十五歳われは超えたり

   蛍火の消えしかなたに目をやりぬ無音の闇に耳が冴えつつ

   数ふれば小判草百両ほどあらむ殖えてもさびし中空の穂の

   太陽へ真つすぐ伸びる石蕗の花ひそやかな黄にまた出逢ひたり

   子を産みて母となる子よ山茶花の蕾の紅の膨らみ初めつ
 
   茶の花の咲き初めにけり茶一筋に生き来し父の一生なりしか

   幼子の髪三つ編みに草の花つけて歩めば菊日和なり
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高橋初枝さんには、前歌集『昭和』上梓の際に詳しい批評をいただいた。 ←
心より御礼申し上げ、ここに披露する次第である。 有難うございました。


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