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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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松林尚志『和歌と王朝』─勅撰集のドラマを追う・・・・・・・・・・・木村草弥
松林_NEW
 ↑ 最新刊の『和歌と王朝』─勅撰集のドラマを追う
松林②_NEW
↑ 『日本の韻律─五音と七音の詩学』1996年花神社刊 

──新・読書ノート──

      松林尚志『和歌と王朝』─勅撰集のドラマを追う・・・・・・・・・・・木村草弥
                ・・・・・・・・鳥影社2015/09/16刊・・・・・・・・・

この本が著者・松林氏から恵贈されてきた。
はじめに、この本に載る著者略歴を引いておく。

〈著者紹介〉
松林尚志 (まつばやし しょうし)
1930年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。
現代俳句協会、現代詩人会の各会員。
俳誌「澪」及び「木魂」代表、「海程」同人。
著書:句集   『方舟』 1966  (暖流発行所)  他
    詩集  『木魂集』 1983  (書肆季節社)  他
    評論  『古典と正統 伝統詩論の解明』 1964  (星書房)
         『日本の韻律 五音と七音の詩学』  1996  (花神社)
         『子規の俳句・虚子の俳句』  2002  (花神社)
         『現代秀句 昭和二十年代以降の精鋭たち』  2005  (沖積舎)
         『斎藤茂吉論 歌にたどる巨大な抒情的自我』  2006  (北宋社)
         『芭蕉から蕪村へ』  2007  (角川学芸出版)
         『桃青から芭蕉へ 詩人の誕生』  2012  (烏影社)  他

同氏の略歴を見ると私と同じ生年であることが判る。
私と松林氏との縁は、私が宮崎信義の「新短歌」誌に拙文を連載していた時に、松林氏の 『日本の韻律 五音と七音の詩学』 1996 (花神社)を採りあげたことに発する。
私がこの文章を書いた時期も、発行年とさほど違っててはいない、と思う。
そのときの拙文が、いま手元にないので内容に触れることが出来ないので失礼するが、とにかく松林氏の論を紹介して見開きニページばかりの文章を書いたのである。
今この本を書架から出してきて見てみると、マーカーを引いてあるのが見える。
だから、このマーカーのを引いた箇所などを引用したに違いない。

さて、ご恵贈いただいた『和歌と王朝』─勅撰集のドラマを追う のことである。
表題の通り日本の中世の「王朝和歌」のことが論のテーマである。
私は、その分野には全くの無知なので論ずることが出来ないので、「目次」を引いて、どのような内容なのかを察してもらいたい。

   藤原良経と後鳥羽院・実朝─『新古今和歌集』成立の周辺

   西行と崇徳院・待賢門院

   宗良親王私記─流離の歌ひど

   光厳院と『風雅和歌集』─京極派和歌を辿る

   長塚節と斎藤茂吉─節の『赤光』書き入れをめぐって

という大項目が出ている。
私は同級の亡・宗政五十緒の縁から「後水尾院」のことについて、いくらかの本を読み、それを元に「詩」に作品化できないかと試してみたが、
「引用」の問題がクリア出来ずに本にすることは断念した。
その草稿は拙ブログの「カテゴリ」に保存してあるので、「未刊」作品として、ご覧いただける。
「後水尾院」は、ご存じのように徳川幕府成立初期の天皇で、皇后を徳川秀忠の娘・和子から迎えた、近世はじめの特記すべき天皇で、かつ和歌の発展にも尽くした。
「修学院」離宮を造営した人でもある。
松林氏が、この本を書かれた中世の、しばらく後の時代である。
そんなことで、私なりに関心を持って拾い読みしたことを書き添えておきたい。
誠に不十分なものながら、ご紹介させてもらったので、お許しいただきたい。 




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