K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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加太の海の底ひの鹿尾菜花咲くと・・・・・・・・・・・阿波野青畝
2007_2_6_E381B2E38198E3818DE7B791芽ひじき
 
       加太の海の底ひの鹿尾菜(ひじき)花咲くと・・・・・・・・・・・阿波野青畝

「ひじき」は大豆や油揚げなどと一緒に炊いたものがおいしい。
私の好物である。
字で書くと「鹿尾菜」「鹿角菜」「羊栖菜」などと難しいが、冬から春にかけて採取される。
俳句では「春」の季語である。 写真①は柔らかい芽ひじきである。
写真②は岩の上に流れついたヒジキの拡大で、「浮き」のように膨らんだ部分で水に浮く。
12_hiziki_2ひじき拡大

ヒジキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヒジキ(鹿尾菜、羊栖菜、英語 hizikia、学名 Hizikia fusiformis)は、褐藻類ホンダワラ科ヒジキ属の海藻、海苔の一種。波の荒い海岸近くの岩場の低潮線付近に繁茂し、春から初夏に胞子嚢を付けて成熟する。

粘りの成分があるため、古くは食用以外にも、紙と紙を貼り合わせる糊としても使われた。

「ひじきを食べると長生きする」と古くから言われており敬老の日に因んで9月15日は「ひじきの日」となっている。

食材
ヒジキは、天日干しなどにより 干ひじき(ほしひじき)として販売されることが多い。生きている間は茶色~褐色だが、加工するにつれ真黒になる。干ひじきは、水で戻してから醤油、砂糖などで煮て食べる。「ひじきの煮つけ」(ひじきの磯煮)が有名。春物と冬物の違いは胞子嚢の有無で見分けられる。冬物は春物に比べ柔らかく、採取している地区も少ないため高価である。

春物は細長い茎の部分と葉や芽のように出ている胞子嚢の部分を分離して製品化されることが多い。茎の部分だけにしたものを長ひじき、茎ひじきなどという。茎以外の部分、あるいは、芽の部分だけにしたものを 芽ひじき、姫ひじき、米ひじきなどという。また、胞子嚢のあるものを米ヒジキ、冬物を岩場から生えた新芽を摘むため、芽ヒジキということもある。

安全性
2004年7月28日英国食品規格庁 (FSA) は、日本産ヒジキについて発がん性のある無機ヒ素を多く含有しているため食べないようにとする勧告を出した。それに対し日本の厚生労働省は、調査結果のヒ素含有量からすると、成人では継続的に毎週30g以上を摂取しない限り世界保健機関 (WHO) の暫定的耐容週間摂取量を上回ることはなく、現在の日本人の平均的摂取量に照らすと、通常の食べ方では健康リスクが高まることはないものと考えられる、との見解を示した。
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山口県の瀬戸内海、周防灘に浮かぶ離島「初島」もヒジキの産地として有名で、このHPを見ると写真などもたくさん載っているので、ご覧いただきたい。
このHPでは、刈り取りから茹でて製品にする工程や出来上がった製品など詳しく書いてある。
写真③は、その初島の磯の岩に生えるヒジキを持ち上げて刈り取るところ。
hijiki20b31初島ひじき

黒潮の洗う太平洋岸が産地らしく暖地性の海草らしい。
写真④⑤は「ヒジキの釜炊き」の様子。
080208hijiki20(2)1ヒジキの釜炊き

080208hijiki20(3)1ひじき釜炊き

炊きはじめると最初は緑色になり、だんだん黒くなるという。

2006_8_2ひじき野菜煮

以下、俳句に詠まれた句を引いて終わる。

 生鹿尾菜干して巌を濡れしむる・・・・・・・・・・富安風生

 日当れるひじき林をよぎる魚・・・・・・・・・・五十嵐播水

 ひじきうまし遠い目でみる昼の湾・・・・・・・・・・佐藤鬼房

 潮去れば鹿尾菜は礁にあらあらし・・・・・・・・・・倉橋羊村

 鹿尾菜刈岩の天辺昏れて来る・・・・・・・・・・大沢ひろし

 ひじき刈凪の挨拶かはしけり・・・・・・・・・・浜口今夜

 波来れば鹿尾菜に縋り鹿尾菜刈る・・・・・・・・・・土屋海村

 女衆の総出の鹿尾菜炊かれけり・・・・・・・・・・石田勝彦

 海暮れて火を落しけり鹿尾菜釜・・・・・・・・・・斎藤通子

 引く波が岩間の鹿尾菜くしけづる・・・・・・・・・・茂木連葉子

 地図にない島に住まひてひじき刈る・・・・・・・・・・神野島女

 手秤で買ふ腰越の生鹿尾菜・・・・・・・・・・高橋寛子



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