K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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生欠伸とめどなく湧く昼さがり老いは近寄るつとさりげなく・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥
Yawning_cat猫あくび
  
   生欠伸(なまあくび)とめどなく湧く昼さがり
     老いは近寄るつとさりげなく・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥


この歌は私の第二歌集『嘉木』(角川書店)に載るものである。
春は若い者でも何だか眠いもので「春眠暁を覚えず」という諺もあるが、齢をとると「生欠伸」が出て仕方がないものである。そういう状況を、この歌は詠んでいる。
人間の生欠伸の写真を出したかったが、見つからないので、猫の生欠伸で代用する。

「欠伸」あくびというのは生理的には、体の中に酸素が不足しているので、それを補給するための「深呼吸」ということである。
「欠伸は伝染(うつ)る」と言われている。←このリンクを見てみられよ。

「あくびは伝染するか?」というアンケートをやった記録がある。Yesと答えた人は80%に及んでいるという。
テンプル大学のロナルド・バエニンガー(Ronald Baenninger)博士(1987年)によると、欠伸は脊椎動物のほとんどに見られる日常的な行動だという。ネズミや猫(最も頻繁に欠伸する動物とのこと)、犬、猿、馬、鳥など様々な動物に見られる反射運動で、多くの動物にも欠伸がまるで伝染するかのように他人からウツルことが認められているというが、そのメカニズムは不明(というより真面目に研究されていないのでは?)だそうだ。
動物学的には「緊張感の緩和」のためと言われている。
また「あくびと脳の酸素」の関係では、子宮内の胎児が「あくび」をする例があるそうで、そう考えると脳に酸素を送るためとも一概には言えないという。
医学実験では、生欠伸の回数と人間の意識レベル状態に相関があるとして実験や研究に生欠伸の回数を調べたりするらしいが、実態はナゾらしいという。
「あくびの発生する時刻」では、就寝時刻や昼飯の後に生じることが多いので、それらは恐らく「眠る」ことや「退屈」「満腹」と何らかの関係があると、論文などでは仮説されている。
フロリダ州立大学のマイク・メレディス(Mike Meredith)博士によると、欠伸それ自体の生理的機能は、呼吸する部位の筋肉を伸ばし、古くなった肺の空気を外に出すこと、と言う。

また「アニメのチンパンジーのあくびが本物に伝染、米研究」というユーモラスな記事もある。見てみてほしい。

長くなるので引用は、このくらいにするが、お読みになった皆さんは、いかが思われただろうか。
「欠伸」の私の歌からの、春の宵の連想である。





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