K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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雪柳ふぶくごとくに今や咲く・・・・・・・・・・・・・・・石田波郷
aaooyukiya雪柳

      雪柳ふぶくごとくに今や咲く・・・・・・・・・・・・・・・石田波郷

雪柳は私の住む地方では桜と一緒に咲いていることが多いから、今の時期にぴったりだと思う。
四月頃、葉に先立って雪のように白い小さな花をつける。
ヤナギのように細くしなやかに伸びた枝に、小さな五弁花がひしめきあって、さながら雪が降り積もったように咲き満ちるのは美しい。
ユキヤナギとは言い得てぴったりの名である。
中国名を「噴雪花」というのも、そのような情景にもとづく命名であろう。
もともとは岩山のようなところに自生していたというが、今では鑑賞花木として庭や公園などに植えられる。
叢だつ茎や枝はヤナギのように垂れるが、花の後に萌え出る葉もヤナギに似ている。
ユキヤナギの名は、枝ぶりとともに、この葉に由来するという。
雨が降ると地面にはらはら落ち、花どきは短い。

以下、歳時記に載る句を引いて終る。

 雪柳一ト朝露を綴りけり・・・・・・・・松本たかし

 ゆふづつや風のはつかに雪柳・・・・・・・・石川桂郎

 札所にて白曼陀羅の雪やなぎ・・・・・・・・百合山羽公

 鉄橋のとどろきてやむ雪柳・・・・・・・・山口誓子

 こぼれねば花とはなれず雪やなぎ・・・・・・・・加藤楸邨

 雪柳花みちて影やはらかき・・・・・・・・沢木欣一

 雪やなぎ雪のかろさに咲き充てり・・・・・・・・上村占魚

 雪柳花のうしろを明るうす・・・・・・・・丘本風彦

 長身に似合ふ和服や雪やなぎ・・・・・・・・大島民郎



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