K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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茹であげしアスパラガスが蒼々と皿に盛られて朝餉は愉し・・・・・・・・・・・・木村草弥
img10282771691アスパラ

    茹であげしアスパラガスが蒼々と
      皿に盛られて朝餉は愉(たの)し・・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥


この歌は私の第一歌集『茶の四季』(角川書店)に載るものである。
私の家ではアスパラガスを菜園で育てている。
アスパラガスというと昔は白いアスパラガスを指したが、近年は新芽のグリーンアスパラが季節のものとして賞味されるようになった。
私の歌も、もちろんグリーンアスパラである。

asuparaimgアスパラ

写真②に緑と白のアスパラを出しておく。白いアスパラは新芽に土を寄せて日光を遮断したものである。
これを茹でても食べられるし、缶詰にして年中食べることが出来る。西洋料理の付け合せなどには、よく使われた。
どちらを好むかは、人それぞれである。
今でもヨーロッパに行くと、アスパラガスの料理が旬のものとして名物だが、いずれも「白」アスパラである。
日本人は季節の「旬」ということを重視するので、先に書いたように近年は緑色のアスパラが盛んに出回るようになった。
写真③が地面から顔を出したアスパラガスの新芽である。
asuparagas3アスパラガス

アスパラガスは地中にかなり太い地下茎を這わせて、その所々から新芽を出す。その良さそうなところを地面すれすれのところから切り取る。
種または苗を植えてから2、3年は根を育てるために新芽の切り取りは、しない。これをすると先で十分な収穫が得られない。
掲出した歌の次に

  アスパラの新芽を食(た)ぶるは一刻(いつとき)ぞ あとはひととせ根を養(か)ふるなり・・・・・・・・・・木村草弥

という歌があるが、このように一年の大半はアスパラの根に堆肥を施すなど、根を養うのである。

asuparagasアスパラ木

アスパラガスは冬の間は地上部は全部枯れる。
春になると新芽が出て、切り取って食べないかぎり、写真④のように茎と葉の茂る形になる。
夏の間は十分に日光を浴びさせて光合成をして、根に栄養を蓄えるようにする。
なよなよとしたもので風で倒れたりして倒伏するので杭や紐で支柱を立てる。
生け花用のアスパラガスは、食用のものとは少し種類が違う。

アスパラガスの産地として北海道は有名だ。

アスパラガスは、植えつけてから十年間は、たっぷりと収穫出来るが、それを過ぎると根が老化して芽が出にくくなるので、改植が必要である。
私の家のものは、今年その時期で昨年新しい苗を植えたので、食べられなかった。

私の持っている歳時記にはアスパラガスの句は収録されていない。






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