K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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朝顔を培ふは多けれど夕顔は珍しと言ひて人は褒めをり・・・・・・・・・・・・・木村草弥
128736572280316108502夕顔
 ↑ 俗称・夕顔─正しくは「ヨルガオ」の花

     朝顔を培(か)ふは多けれど夕顔は
         珍しと言ひて人は褒めをり・・・・・・・・・・・・・木村草弥


この歌は私の第五歌集『昭和』(角川書店)に載るものである。
「夕顔」と「ヨルガオ」とは混同されて言われるので、注意したい。
私の歌に詠ったのは「ヨルガオ」である。干瓢の原料になる「ユウガオ」のことではない。
私も俗称の「夕顔」としての使用法で詠っていることになる。 混乱させて、ゴメンなさい。
Wikipediaには下記のように載っている。
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ヨルガオ

ヨルガオ(夜顔)とはヒルガオ科の植物の一種。学名Ipomoea alba(シノニムI. aculeata 、I. bona-nox、Calonyction aculeatum)。

 特徴
白花で、熱帯アメリカ原産のつる性植物。原産地においては多年草であるが、日本では春まきの一年草として扱う。4~5月頃に種をまく(発芽には約20度程度必要なので、一般にはゴールデンウィークを目安に蒔くのが望ましい)と、7~10月頃(暖地では11月頃まで)に開花する。花はロート形で夕方から咲き始め翌朝にしぼむ。 日本には明治の始め頃に渡来し、観賞用として栽培された。

ヨルガオのことを「ユウガオ」という人も多いが、標準和名のユウガオ(学名Lagenaria siceraria var. hispida)はウリ科の野菜(かんぴょうの原料となる)で全く別種である。

花言葉は「夜」。

その他
園芸種としては「白花夕顔」や「赤花夕顔」などがあり白花夕顔は直径15cm程の大輪咲きである。上手に開花させるためには水切れしないように朝晩に水を与えて、しおれないように注意しなければならない。 赤花夕顔は和名「ハリアサガオ」といい、茎に多くの突起があることにちなむ。直径5cmほどで極小輪で花の中心が淡い紅紫色に染まる。 どちらも芳香があるので人気が高い。
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また「夕顔」とは「源氏物語」の中の登場人物としても有名である。ただし、植物としては今でいう「ヨルガオ」の花を指さない。
干瓢の原料になる「ユウガオ」の植物のことである。その理由は、この頃には「ヨルガオ」はまだ日本に伝来していないからである。
 これもWikipediaの記事を抄出しておく。

SEIK022aa夕顔の心あてに
 ↑ 「夕顔の心あてに」の物語に因む絵

夕顔 (源氏物語)

夕顔(ゆうがお)とは、
1.『源氏物語』五十四帖の巻の一つ。第4帖。帚木三帖の第3帖。
2.『源氏物語』に登場する作中人物の女性の通称。「常夏(ナデシコの古名)の女」とも呼ばれる。

巻名及び人物名の由来はいずれも同人が本帖の中で詠んだ和歌「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」による。

夕顔の人物像
三位中将の娘で、頭中将の側室と言う立場にあったが、その後市井にまぎれて暮らしている。
若い光源氏の愛人となるも、互いに素性を明かさぬまま、幼い娘を残して若死にする。

父の死後、頭中将(当時は少将)と結ばれて一女(後の玉鬘)をもうけるが、本妻の嫉妬を恐れて姿を消した。「帚木」巻で語られた「雨夜の品定め」で、「常夏の女」として名前が出てくるがその時は聞き流される。

登場する回数こそ少ないものの、佳人薄命を絵に描いたような悲劇的な最後が印象に残る女性。
儚げながら可憐で朗らかな性格で、源氏は短い間であったが彼女にのめりこみ、死後も面影を追う。

後には彼女の娘の玉鬘が登場し、物語に色を添える。

あらすじ
源氏17歳夏から10月。
従者藤原惟光の母親でもある乳母の見舞いの折、隣の垣根に咲くユウガオの花に目を留めた源氏が取りにやらせたところ、邸の住人が和歌で返答する。
市井の女とも思えない教養に興味を持った源氏は、身分を隠して彼女のもとに通うようになった。
可憐なその女は自分の素性は明かさないものの、逢瀬の度に頼りきって身を預ける風情が心をそそり、源氏は彼女にのめりこんでいく。

あるとき、逢引の舞台として寂れた某院(なにがしのいん、源融の旧邸六条河原院がモデルとされる)に夕顔を連れ込んだ源氏であったが、深夜に女性の霊(六条御息所とも言われるが不明)が現れて恨み言を言う怪異にあう。夕顔はそのまま人事不省に陥り、明け方に息を引き取った。
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yorugaoBヨルガオつぼみ
 ↑ ヨルガオつぼみ

歌集に載る私の歌の一連を引いておく。

       夕 顔・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥

  かの人に賜(た)びし夕顔ほのかにも門(かど)べに宵を白く灯りぬ

  三本の高き茎立(くくた)ち夕顔は百余の蕾つけゐて嬉し

  昨夜(よべ)咲きて萎れし花はひと日経てはたりと花殻落つるも哀れ

  朝夕に注ぎやる水吸ひあげて競ひて咲ける夕顔いとほし

  鉢に培(か)ふ茎立ち高く二メートル賜びたる人の手数偲ばる

  門に置く夕顔の花みごとにて道ゆく人は歩みとどむる

  朝顔を培ふは多けれど夕顔は珍しと言ひて人は褒めをり

  朝けには早や萎れゐる夕顔に昔語りの姫おもひいづ  

一番後の歌は「源氏物語」の姫「夕顔」のことを指しているのは、言うまでもない。

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珍しい「ヨルガオの開花」の動画 ↓




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