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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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角川書店「短歌」誌2017年9月号掲載 「信 天 翁」12首・・・・・木村草弥
lgf01a201409211400アホウドリ
 ↑ アホウドリ まだ幼鳥
短歌_NEW
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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is question. me free !
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──草弥の詩作品「草の領域」──(89)

      信 天 翁  12首・・・・・・・・・・・・・・・・・木 村 草 弥
              ・・・・・角川書店「短歌」誌2017年9月号掲載・・・・・・

   一病を持ちては永きたそがれか野の豌豆の花の白さや

                 ─稲田京子さん死去─
   <信天翁(あはうどり)>描ける青きコースターまなかひに白き砂浜ありぬ

   黄蜀葵<知られぬ恋>の花言葉もつとし言ひてをとめさびしゑ

   まどろみのみどりまみれぞ松園の春画に見つる繁き陰毛(にこげ)は

               ─兄・木村重信死去─
   吉凶のいづれか朱き実のこぼれ母系父系のただうす暗し

   もゆらもゆら夏の玉の緒ひぐらしの啼く夕ぐれはまうらがなしも

   庭の樹につくつくぼうしが来鳴きけり酷暑のふつと弛める夕べ

   つくつくよわが庭の樹に産卵せよ黐(もち) がよいかえ山茶花よきか

   また地上に出でくるときは七年先まみえむ日まで命やしなはむ

   向うより径(みち) の来てゐる柿畑自(し)が影曳きてさまよひにけり

   <馬耳東風> おそろしきかも十を聴き九を忘るる齢(よはひ)となりて

   村の見慣れた風景に眠つてゐる寓話をゆつくり呼びさましたらどうか
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かねて角川書店「短歌」編集部から原稿依頼があり提出済みだったが、本誌が今日発売になったので公開する。
これには安いが原稿料が支払われる。
本誌に載るものは縦書きで見やすいので、ぜひ書店の店頭でお読みいただきたい。 よろしく。



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