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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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「未来山脈」掲載作品・2019/02 「オダガン・モド」・・・・木村草弥
未来_NEW

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is question. me free !
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──「未来山脈」掲載作品──(14)

      「オダガン・モド」・・・・・・・・・・・・・木村草弥
              ・・・・2019/02掲載・・・・・・

      オダガン・モド     木 村 草 弥

  モンゴルの十歳の少年が留学する母親と一緒に来日した

  農地に面する樹木に囲まれたアパートに住んだ

  自然に囲まれて良かったと思ったが彼の反応は違った

  草原から来た彼には木が邪魔だった

  木々が緑で覆われる頃になると怖いと言い出した

  一望さえぎるもののない草原に育った彼には木々の緑は目障りだった

  風が吹く夜などは泣き出さんばかりに怖がった

  家財道具でも木の用途は住いの骨組みに僅かに使われるだけ

  半砂漠のゴビでハイラースという大きな木が二、三本聳えている

  それは「オダガン・モド(巫女(みこ)の木)」と呼ばれて信仰される
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この木の画像があるかと調べてみたが、みつからなかった。 悪しからず。


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