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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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「未来山脈」掲載作品2020/03「その壁」・・・木村草弥    
未来_NEW

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 ↑ 永平寺

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is the question. me free !
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──「未来山脈」掲載作品──(27)

      「その壁」・・・・・・・・・・・・・木村草弥
             ・・・・・・2020/03掲載・・・・・・・・

       その壁     木 村 草 弥

   むかし福井の郊外にある永平寺に行った時に思った

   毎年百人以上の雲水が入門する修行の場であるこの寺は

   同時に多くの観光客が訪れる名所でもある

   黒の法衣を纏った修行僧によってぴかぴかに磨き上げられた廊下

   修行僧の修行の現場と観光客が立ち入る経路には

   「ここから先は観光の方はご遠慮ください」という立札で隔離される

   それは目に見える形での「壁」だと言えるだろう

   「立って半畳寝て一畳」と言われる厳しい修行の生活圏

   それは目に見えない絶対的な心の壁が両者の間には、ある
   
   穏やかで美しい分離は「壁」が人間にとって切実な意味だということ




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