
入浴剤こよひは「有馬」あすは「別府」
せめては家居の夜々を楽しむ・・・・・・・・・・・・・・・・・木村草弥
この歌は私の第五歌集『昭和』(角川書店)に載るものである。

暑くなってくると、夏場は私は専ら「シャワー」派である。
毎朝、散歩で大汗をかくので、帰るとすぐにシャワーを浴びる。
私は自宅では、日中はクーラーをつけない主義であり、「節電」でやかましい今どきの生活を実践しているようなものである。
これは私が「体」のことを考えての処置であって、昼間には出来るだけ汗を出すことに留意している健康法である。
だから夏場は、汗をかいたら一日に三回ぐらいもシャワーを浴びることがある。
その代り、夜は宵のうちから寝室はクーラーを利かし、ぎんぎんに冷やしておく。就寝時にはクーラーを半時間または一時間後に「切る」タイマーにして寝る。
これでほぼ朝まで快適に寝られることが実証済みである。

ところで、私のようなシャワー派ではなく「浴槽」に浸からなければ嫌だという人も多い。
私の知人にも何人も居る。
そういう人たちが愛用するのが、画像にも挙げた「入浴剤」なのである。
有名な温泉地、たとえば別府などに行くと、「湯の花」という温泉成分の粉を売っているが、それを商品にしたのが、これらのものなのだ。
私の知人などは夏場から浴槽に、これを入れている。
風呂に浸かると、どうしても汗をかくので、体のほてりを取るのに苦労するから、私は夏場はシャワーなのである。
さあ、あなたは今年の夏は、どちらで乗り切るのであろうか。
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