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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』私信と評・・・三浦好博
四季_NEW

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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is the question. me free !
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     『四季の〈うた〉草弥のブログ抄』私信と評・・・・・・・・・・三浦好博(「地中海」元編集委員)

新年あけましておめでとうございます。
『四季の〈うた〉』を頂戴してから随分と時間が経ってしまいました。
京都新聞に写真入りの書評が出ておりまして、草弥様のお顔をしっかりと拝見させていただきました。
『四季の〈うた〉』には夏や冬の何倍もの春や秋の〈うた〉に力が注がれていますのは、勅撰和歌集などの歌合わせにもある「春」と「秋」のそれぞれの趣と共通するものがあるのかも知れませんね。
私が持っている歳時記は小さなもので、それにも例句はそれなりにありますが、これとは別に「花の大歳時記」(角川出版、秋山庄太郎、森澄雄監修)で美しい沢山の写真と俳句を楽しんでおります。
『四季の〈うた〉』は万葉集や、古今新古今和歌集を初めとする勅撰和歌集などの古典や近現代短歌、歳時記よりの古い俳句や近現代俳句、更には洋の東西の近現代詩など、短詩型全般の膨大な引用等を縦横無尽に駆使して紡ぎ出したエッセイになっておりまして、一度読んだだけでは惜しいような作りになっております。
佐藤祐禎の『青白き光』は原発事故のある前に私も読んでおりました。その予言が的中してしまったと事故の後思ったものです。
鈴木真砂女は千葉の出身で才能豊か、瀬戸内寂聴と同じく奔放な方でしたね。橋本多佳子などと私好みの句を取り上げて下さって喜ばしいです。
これらに限らず、草弥さんの艶っぽいうたが随所に出て来てこれも嬉しいです。映画『ベニスに死す』の映画の美意識も何か共通していて嬉しいです。
アテルイの項、私も東北出身で、都からの被征服者の末裔としてアテルイに、又、その二百年後の「前九年の役」「後三年の役」など藤原氏の戦いに大変興味がありました。東北の至る所に坂上田村麻呂や八幡太郎義家の像が建っていて、被征服者が何故にかような像を建てているのか疑問でしたが、建てさせられたのだと思いました。吉川宏志の歌は弱者を意識していて好感を持っています。
ベルリンの二度目のツアーの時のウィルヘルム教会の件で私の名前を入れて戴き恐縮です。
角川短歌集成では草弥さんのうたも散見されますね。私は歌会では、参加者の作品の主題となる歌語について、この角川短歌集成の5つの分冊から調べて「このような短歌があるので参考にされたい」を、歌の批評と合わせて発言するのを常としています。
このメールを書きながらも、「YouTube 」で音楽をかけながらやっています。長いものでは6時間のクラシックメドレーがありますね。水瓶座のひとは芸術家に多く、それだけ感覚感情が鋭く深いのでしょうか。私の好きなモーツアルトやシューベルト、それに大江健三郎やチェーホフなどなど。その代わり出鱈目なところもあるそうですね。草弥さんも水瓶座ですか。
ハマナスの花は千葉の隣りの茨城の海岸でも見られます。函館の立待岬は石川啄木の墓がある処で、啄木を訪ねて北海道のあちこちを回った時に寄りました。海霧は当地でも夏は普通に見られます。
以上、大変雑な読後感になってしまいました。これからもこの『四季の〈うた〉』を横に置いて、歌会の時の参考にしたいと思います。
大変ありがとうございました。       2021年1月2日     三浦好博
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敬愛する三浦氏から懇篤な評をいただいた。心より御礼申し上げます。
「花の大歳時記」(角川出版、秋山庄太郎、森澄雄監修)は私も愛用しておりました。
そのメールの中で、私の本の中で「地中海」編集委員とあるが「元・編集委員」と訂正せよ、と書いてある。
三浦氏の後任は、ここでも採り上げた大阪の高尾恭子さんだとのこと。ここに記しておきます。



 
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