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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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拓かれし州見台てふ仮り庵に愛ぐはし女男の熟睡なるべし・・・・・・・・・・・木村草弥
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   草弥の詩作品<草の領域>
      poetic, or not poetic,
      that is question. me free !
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 itii2イチイ実
  
   ──草弥の詩作品<草の領域>─(54)──

  この短歌作品12首は角川書店発行「短歌」誌7月号に編集部依頼原稿として掲載された。
     この号は、本日6月25日を以って全国一斉発売となったので、ここに公開する。

    州見山・・・・・・・・・・・・木村草弥

三香原布當(みかのはらふたぎ)の野辺をさを鹿は嬬(つま)呼びとよむ朝が来にけり

山の端の羅(うすもの)引きて朝日いづ茶畑の丘の緋の朝ぼらけ

あしひきの州見(くにみ)の山ゆ見かへれば朝霧のおぼに流るる泉川

あららぎの丹の実光れる櫟(いち)坂は寧楽(なら)と山城へだつる境

猫と老人めだつ島なるイドラ島エーゲ海の光燦と注ぎぬ

エーゲ海の島の日向に老人が屯しゐたり そんな日が来る

ニッポンの老いびとたちも日がな日がなG(グラウンド)ゴルフの球(たま)と遊べり

いそいそと誰に見しよとの耳飾り身をやつし行く老いの華やぎ

百歳を超すひと三六二七六人祝ふべきかな老人国ニッポン

<死にし人は死もて齢を堰きたる>と言ふを諾(うべな)ふ 青葡萄生(な)る

狩衣(かりぎぬ)の乱るるなへに狛錦(こまにしき)紐解き待てる若草の嬬

拓かれし州見台てふ仮り庵に愛(め)ぐはし女男(めを)の熟睡(うまい)なるべし

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当初は2009/02/08に載せた同名の「州見山・長歌と反歌」を投稿しようとしたのだが、この「12首の企画欄」は「短歌」12首、という制約で編集されているので、不可、と断られたので、改めて短歌作品として作り直して、ここに載せたような歌として再投稿したものである。
なお、この欄に寄稿を依頼されたものは安いが「原稿料」が支払われる。


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