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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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角川『現代短歌集成』全五巻刊行・・・・・・・・・・・・・木村草弥
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──新・読書ノート──

  角川『現代短歌集成』全五巻刊行・・・・・・・・・・・・・木村草弥

かねて編集中であった角川書店『現代短歌集成』全五巻が11/30付けをもって刊行された。
これは角川書店『短歌』創刊55周年記念出版として刊行されたもので、昭和29年以降の物故歌人も含めて現代歌人1678名の作品──三万首にのぼる歌を収録している。
第一巻 生活詠、第二巻 人生詠、第三巻 自然詠、第四巻 社会文化詠、別巻 索引・歌壇年譜
 の構成になっている。
 私の歌も編集部からの依頼により5首が自選として掲載されている。

「現代短歌集成」①

収録された私の作品は、下記の通りである。

  何せむといふにもあらぬ日めくりを剥げば日曜の朱色の数字──『免疫系』2008年所載(第1巻)

  水昏れて石蕗(つはぶき)の黄も昏れゆけり誰よりもこの女(ひと)のかたはら──『嬬恋』2003年所載(第2巻)

  兄の書きし日記を元に書かれたり太宰治の「パンドラの匣」──『茶の四季』1995年所載(第2巻)

  水馬(あめんぼう)がふんばつてゐるふうでもなく水の表面張力を凹(へこ)ませてゐる──『嘉木』1999年所載(第3巻)

  印刷活字には鉛の重さがあった 今では目に見えぬハードディスクに言葉は囲われる──『樹々の記憶』1999年所載(第4巻)

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現代歌人1600人の中に選ばれるというのは、「歌人」として認められたということであり、名誉なこととして、ここに披露した次第である。
なお、こられは書店の店頭で販売されている。
発行・角川学芸出版。発売・角川グループパブリッシング 。1~4巻各4200円、別巻3200円、五巻揃い(税込み)21000円。


  
コメント
コメント
ご掲載 おめでとう御座います!
      Sohyaさま

 御歌のご掲載、先ずはおめでとう御座います。私も購入して読ませて戴きます。楽しみですね。今は歳時記と言えば、歌枕か季語か、そんな極端な時代となりました。

 民俗の歳時記は、かの「荊楚歳時記」か、はたまた江戸時代の俳諧歳時記いがいなさそうです。淋しゅう御座います。でもこうして新しく季節季節が感じられる文学が健全であるということは、何にも増して嬉しゅう御座います。

 こころの疵からだの疵さむざむと在る玻璃の疵 (鈴木しづ子)

 ぼろぼろになって、鮮やかにさっと消えた鈴木しづ子が生きていたら、今年ちょうど90歳になることでしょう。いずくにかご存命なのでしょうか。師走という気忙しい日々のなか、何とはなしにふと思い出してることでありました。
2009/11/30(月) 17:00:04 | URL | 硯水亭歳時記 Ⅱ #xxIaUQbE [ 編集 ]
「鈴木しづ子」大変な人をご存じですね
■松本さま。
お早うございます。
「鈴木しづ子」大変な人をご存じですね。
私は俳人ではないので詳しくはないのですが、
この人は「娼婦俳人」と呼ばれているようで、
いわゆる「自由律」俳句を作る人ですね。
言わば「マグダラのマリア」でありましょうか。
では、また。
2009/12/01(火) 07:23:55 | URL | sohya #- [ 編集 ]
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