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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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YouTube自主制作音楽アニメ「さかなのうた」・・・・・・・・・・・・・・木村草弥
yun_1316ナポレオン・フィッシュ

──エッセイ──旧Doblog2008/03/25の記事・再録

 YouTube自主制作音楽アニメ「さかなのうた」・・・・・・・・・・・・・・木村草弥

ネットをサーフィンしていて、たまたま見つけた YouTube自主制作音楽アニメ♪「さかなのうた」♪は面白い。
投稿者: kirinsansuki | 作成日: 2008/02/27

この動画についてのコメントには

<大学の卒業制作でこれを­たった一人で作り上げたなんて、驚きの一言です。
 この表現力、映­像センスはすごいと思います。
 私は門外漢だから、このマルチな才­能にはただただ脱帽です。>

と書かれている。 では鑑賞されたい。 ↓



この歌の歌詞のことだが、歌のフレーズが「句またがり」に発音されるのが新鮮だ。
ひと頃、前衛短歌華やかなりし頃には、こういう「句またがり」が意識的に多用された。
「句またがり」というのを、実際にやってみよう。
3/16付けで掲出した私の歌を例にすると
 おぼおぼと/春の宵月/赤ければ/土龍は土を/もくもく盛りぬ
というのが、私の目指した「区切り」である。
「句またがり」というのは
 おぼお/ぼと春の宵/月赤ければ/土龍は土をも/くもく盛りぬ
というように「意味の区切り」で切るのではなく、「恣意的」に切るのを言う。
もっとも、前衛短歌では、伝統的な57577という「音数律」を断ち切るために意識してやられたのだったが。。。

この歌に即して言うと
 空にある/森にすむ/魚の声
のところが、
 空にあるも/りに住むさ/かなの声
と区切って発音される。これが「句またがり」である。
次のフレーズも
ぼくの声/きみの声/ひろいあつめて歌う
のところが
 ぼくの声き/みの声ひ/ろいあつめて歌う
というように発音される。
画面のアニメの金属製の魚の映像の「無機質な」のと相まって不思議な効果を出している。
ぜひ、この「さかなのうた」の歌詞の切り方を聴いてみられるといい。

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