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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶといふなり・・・・・・・・・・・・三輪明神
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   水無月の夏越(なごし)の祓(はらへ)する人は
     千歳の命延(の)ぶといふなり・・・・・・・・・・・・・・・・三輪明神


夏越の祓というのは陰暦六月晦日に行われる祓で、大宝令以後、六月晦日と十二月晦日の祓が定められてきたが、六月の祓の方が残ったものである。
太陽暦が採用されてからは七月晦日その他の日に行われるようになった。
夏越の神事は「茅の輪」をくぐったり、人形(ひとがた)に穢れを託して流れに流すことである。
神道の基本は「祓」だと言われている。
あちこちの神社で、このことは広く行われている。

紙のヒトガタで病人などのの患部を撫で、肩や胸をさすり、息を三回吹きかけて封筒に収めて初穂料という祈祷料を添えて神社に送ると、
三輪明神では6月30日に「水無月の大祓」という神事でお祓をしたのち、三輪川に流すという。
ヒトガタには祈祷を受けたい人の名前と生年月日を記入する。一般的には「形代かたしろ」と呼ぶ。

katashiro-1-2形代

古い行事なので俳句にも多くの句が詠まれてきた。季語にもなっているのである。
それらを引いて終わる。

 真菰わけ形代ながす人ゆきぬ・・・・・・・・水原秋桜子

 形しろの墨のにじみしわが名かな・・・・・・・・西山誠

 ぬばたまの晦日祓の恐ろしき・・・・・・・・高野素十

 日かげりて御祓はじまる河原かな・・・・・・・・荻原井泉水

 竹さやぎ夏越の星の流れたる・・・・・・・・久米三汀

 かたむきし夏越の月に社家鎮む・・・・・・・・小枝秀穂女

 形代やわがいきかくるぬくきいき・・・・・・・・阿片瓢郎

 形代を流しては生きのびにけり・・・・・・・・細川加賀

 形代につつがなき名をしるしけり・・・・・・・・徳永山冬子

 形代にわが名を書きて恐ろしき・・・・・・・・前田普羅



コメント
コメント
sohya 様
今日は~!
所、所で色々あるもんですね~!
この間、掃除に行った石鎚神社奥の院なども作法があり大変でした。たまたまですが、悪天候にも拘わらずノッチと友近がロケをやってました。
2010/06/29(火) 09:44:34 | URL | ももたろう #- [ 編集 ]
ももたろう様
■コメント有難うございます。
代わり映えしない記事で恐縮です。
蒸し暑くなってきまして汗だらだらで、
一日に2、3シャワーを浴びる始末です。
ご自愛ください。
では、また。
2010/06/30(水) 08:32:40 | URL | sohya #- [ 編集 ]
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2010/06/30(水) 10:06:45 | | # [ 編集 ]
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2010/06/30(水) 11:07:57 | | # [ 編集 ]
記事を拝見していて、宗教学の授業で習ったことを思い出しました。
「茅の輪」は「血の輪」でもあるそうです。鳥居はかなり抽象化されていますが、茅の輪は見ての通り、女性器の象徴です。すなわち、神社に詣でることは原初に帰ることであり、そのこと自体によって祓われつつも、穢れたままでは入ることは許されぬ場所でもあります。
神社の建物自体も、子宮を模倣しているというのは穿ちすぎでしょうか。ともあれ、神社の持つ神秘性は、その淫靡さとともに失われてしまっているような気がします。
2010/07/04(日) 23:43:11 | URL | エスペラ #sPs6FRr6 [ 編集 ]
「神道」の基本は「祓」
■エスペラさま。
お早うございます。
「神道」の基本は「祓」だと言われます。
神道には理論というようなものは、さして無いようで、それを後世になって、
いろいろ理屈づけているようです。
私は「宗教学」の講義は聴いたことがありませんが、面白い説ですね。
では、また。
2010/07/05(月) 06:10:07 | URL | sohya #- [ 編集 ]
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