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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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福寿草ゆるやかに過ぐ今の刻・・・・・・・・・能村登四郎
2009.02.28ポンポン山の福寿草

  福寿草ゆるやかに過ぐ今の刻・・・・・・・・・・・・・・能村登四郎

昨日付けでT・F氏のくださった写真を載せたばかりだが、引き続いて「2009.02.28ポンポン山の福寿草」という見事な写真を恵贈されたので、その画像を使って、この記事を書く。
下記に引いたWikipediaにも書いてある通り、日本では、この草は一月一日の「誕生花」と言われるように正月の縁起物の草であり、季節としては「冬」に載せられている。というのは旧暦であれば節分までの冬の季節にも咲くからであろうか。
いずれにしてもF氏からいただいた画像は、京都府と大阪府との境界辺りの山中に自生する群落の写真であり、日付にもある通り二月末に撮られたものである。
感謝して掲げておく。
以下、ネット上に載る事典の記事を引いておく。
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フクジュソウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フクジュソウ
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : キンポウゲ目 Ranunculales
科 : キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 : フクジュソウ属 Adonis
種 : フクジュソウ A. ramosa

学名
Adonis ramosa Franch.
和名
フクジュソウ(福寿草)
英名
Far East Amur adonis
フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草なので注意。(シノニム:Adonis amurensis)1月1日の誕生花。

特徴
日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育する。種名の amurensis は「アムール川流域の」という意味。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。この花は太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている。

春を告げる花の代表である。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味がある。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、緋色や緑色の花をつける品種もある。正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入するとよい。露地植えでもよく育つ。

また、根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがある。しかし、毒性が強く素人の利用は死に至る危険な行為である。アドニンという毒成分を含む。

花言葉  永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福

誤食
地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えて食べ、中毒を起こす。

テレビ信州で2007年3月30日放送の「情報ワイドゆうがたGet!」の特集コーナー「春うらら!花の里のんびり散歩!」で、テンプラを紹介し、女性リポーターが毒草と知らず食べてしまった。幸い事故に至らず。

関連項目
環境省レッドリスト - 2000年版までは絶滅危惧II類(VU)であったが、2007年8月の見直しによって、ランク外となった。
800px-Adonis_ramosa1.jpg

野生の群落は、こういう具合に生えているという写真を出しておく。
なお、東京付近では例年三、四月に開花するが、正月用のものは栽培されているもので、埼玉県大里郡岡部村では約百万株が作られて日本一を誇っていたという。
西洋のものは花が赤く、ギリシア神話のアドニスの血から咲いたと言われ、またアイヌ伝説ではクノンという美しい女神の化身と伝えられる。

なお、信濃毎日新聞によると、下記のような記事がある。あちこちに大群生地があるらしい。

<松本市四賀地区の赤怒田(あかぬた)福寿草群生地で7日、「福寿草まつり」が始まった。暖冬の影響で開花が早まり、フクジュソウの花は満開。訪れた人たちは、広さ約2ヘクタール、約50万株の群生地に整備された遊歩道を散策したり、花をカメラに収めたりして楽しんでいる。今月中旬までが見ごろという。
 毎年、写真を撮りに訪れる長野市の会社員、武井時男さん(56)は「花の周りに雪があった方がきれいなので少し残念だが、晴天で花が開いて良かった」と話していた。>

以下、福寿草を詠んだ句を引いて終る。

 暖炉たく部屋暖かに福寿草・・・・・・・・・・正岡子規

 福寿草遺産といふは蔵書のみ・・・・・・・・・・高浜虚子

 青丹よし寧楽の墨する福寿草・・・・・・・・・・水原秋桜子

 日の障子太鼓の如し福寿草・・・・・・・・・・松本たかし

 文書くもかごとも日向福寿草・・・・・・・・・・中村汀女

 福寿草襖いろはにほへとちり・・・・・・・・・・阿波野青畝

 人の世の庫裏の裏なる福寿草・・・・・・・・・・滝春一

 縁の日に当てて山家の福寿草・・・・・・・・・・石昌子

 苔に手をあてて冷たし福寿草・・・・・・・・・・上野章子

 仏具屋に日向がありて福寿草・・・・・・・・・・清崎敏郎

 死ぬるまで生きてゐること福寿草・・・・・・・・・・和知喜八

 手にめでて嬬恋村の福寿草・・・・・・・・・・加藤三七子

 まぱたけばまばたきてをり福寿草・・・・・・・・・・永田耕一郎

 昭和とは今日まで福寿草を見る・・・・・・・・・・高田風人子

 磐石と日を等分に福寿草・・・・・・・・・・大嶽青児

 福寿草の日向に母を連れ出して・・・・・・・・・・伊藤通明

 福寿草二つ花もち影二つ・・・・・・・・・・安養白翠

 福寿草掃かれて金の塵となる・・・・・・・・・・名取思郷

 老い母に高き框や福寿草・・・・・・・・・・椹木啓子

 福寿草まつ毛のひらくごとく咲く・・・・・・・・・・伊東一升
 

 
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