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K-SOHYA POEM BLOG
私のBLOGは詩歌句の「短詩形」文芸に特化して編集している。 今はもう無くなったが、朝日新聞の大岡信「折々のうた」などの体裁を参考にして少し長めの記事を書いている。自作も多めに採り上げている。
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里いもの葉がゆれている/朝露を まろばせて/清らに優しい 露の玉・・・・・・・・・・・・高田敏子
satoimo里芋の葉

──高田敏子の詩──(10)再掲載・初出doblog2004/10/22

       露の玉・・・・・・・・・・・・高田敏子

     里いもの葉がゆれている
     朝露を まろばせて
     清らに優しい 露の玉

     私は娘の涙を思った
     歯痛に泣いた幼い日の
     涙の玉

     嫁ぐ日のよそおいの
     頬に光った 涙の玉

     娘よ 娘
     あなたが泣くときは私も泣いて
     過ぎてみた月日

     よろこびの 悲しみの
     どちらの涙もなつかしく


この詩は『季節の詩*季節の花』(昭和49年)に載るものである。



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